さよなら西武10000系10107Fが横瀬車両基地へ廃車回送される
西武池袋線・秩父線系統の特急列車の前面置き換えを目指し、続々と増備が進む001系「Laview」。新しい仲間が増えると言う事は、これまで20年以上に亘り、特急列車に使用されてきた10000系ニューレッドアローが、姿を消していく事になるのだが、本日、10107Fが横瀬車両基地へ帰らぬ旅へ旅立ってしまったとの情報を、TwiterやFacebookで見かけた。10000系の廃車は、10103F 、10104F に次いで3編成目。
帰宅後、10107Fを最後に撮ったのはいつだったのか、ストックしてある画像を確認すると、どうやら11月3日に撮影したの最後だった。
横瀬車両基地へ廃車回送されてしまった10107F。(2019年11月3日撮影)
西所沢駅を通過する10107F。この10107Fと、レッドアロークラシックこと10105Fは、他の10000系と比較すると、先頭車の連結器がやや大きめの古いものを使っているのが特徴である。
秋津駅を通過する10107F。(2019年11月3日撮影)
横瀬車両基地へ回送された10107Fは、早くも解体線に取り込まれてしまったとの事。最終処分場への搬出も、最近では、車体を分割せずに搬出するようになったので、気付けば、搬出が完了してしまったと言う事もある。最後に、もう一度、10107Fの姿を見てみたいのだが、果たして、見る事が出来るだろうか。
さて、横瀬車両基地への帰らぬ旅に旅立ってしまった10107Fですが、この編成は、これまでに、イベント列車への充当やラッピングが施された事が何度かありました。今回は、10107F惜別企画として、再掲とはなりますが、過去のイベント列車やラッピングを施された10107Fの様子をご紹介したいと思います。
西武電車フェスタ号。
毎年6月の恒例行事となった、武蔵丘検修場の公開イベント、西武電車フェスタ。2010年の西武電車フェスタでは、10107Fによる臨時特急列車が、池袋~武蔵丘検修場間に1往復運転された。
「☆のある町 秩父 長瀞号」
埼玉県の長瀞町と、長瀞町にある寶登山神社が、「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン フランス語版改訂第2版」に掲載されたことを記念して、2011年7月19日からは、「☆のある町 秩父 長瀞号」として、約2年間、赤くないレッドアローとして、特別な装飾を施して運転された。
キリンメッツコーラのラッピング仕様。
2013年9月14日から10月13日までの1ヶ月間は、キリンメッツコーラのラッピングが施された。これは、同年9月18日、西武ドームで開催されるプロ野球公式戦、埼玉西武ラインズ対北海道日本ハムファイターズ戦が、キリンビバレッジ提供試合「キリンメッツコーラエンジョイナイター」として開催される事に合わせたもので、当日は、この車両が、池袋発西武球場前行き臨時特急「スタジアムエクスプレス」(ドーム77号)に充当された。
10107F、24年間、お疲れ様でした。
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