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西武多摩川線 101系253Fの甲種輸送を撮影する

およそ1週間前。1月19日のお話です。

多摩川線甲種輸送2日目。多摩川線から本線側へ戻てくる253Fの甲種輸送の撮影に出かけた。

未明に八王子駅に到着した253Fは、そのまま八王子駅構内で朝を迎え、11時54分、新秋津へ向けて出発する。以前は、9時56分に出発していたが、ここ数年、少しずつ八王子の出発時刻が遅くなり、ついに昨年4月からは、お昼近くのスジになってしまった。その為、朝はのんびり過ごし、外出する直前まで、ブログの記事を執筆していた。ブログも書き終えて、目撃情報などをチェックをしないまま出発。途中、国立駅に差し掛かった際に、下りホームの先端に鉄道ファンが多く集まっているのを見て、Twitterを確認すると、多摩川線の甲種輸送を、通称「カラシ」と呼ばれる、EF65 2127号機が牽引するとの情報をキャッチ。だから、これだけ人が多いのか。八王子の発車時刻まで、30分を切っている段階で、初めて、この状況を理解した。となると、出来るだけ人が少なく、それでいて、特徴のある機関車だと言うことが、解るように撮れる場所を考えなくてはならない。かなりギリギリのタイミングで辿り着いたのが、立川~日野間の残堀川橋梁を見下ろすことができるポイント。ここも既に多くの方が待機されていたが、何とか撮影できる場所を見つけて、急いで撮影準備に入る。そして、現地到着からおよそ10分後・・・

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EF65 2127号機に牽引され、残堀川橋梁を通過する253F。

12時06分頃のこと。EF65 2127号機に牽引された253Fが、残堀川橋梁を通過した。実は、通過直前に、下り列車がやってきて、かなり焦ってしまったのだが、甲種輸送列車のスピードが遅く、被りは回避することができた。

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泉町陸橋で石炭輸送列車を撮影する

多摩川線甲種輸送の撮影に出かけた1月18日のお話です。

前の記事で触れたように、東所沢駅で多摩川線の甲種輸送を撮影した後は、中央線方面へ追跡せず、違う列車を撮影することにした。それは、先日、弊ブログでも触れた、3月のダイヤ改正で廃止となる、石炭輸送列車である。

鶴見線の扇町と、秩父鉄道の三ヶ尻とを結ぶ石炭輸送列車。扇町から三ヶ尻へ向かう5783レは、府中本町を16時ごろに通過するため、東所沢で甲種輸送を撮り終えてから撮影に向かうには、ちょうど良いタイミングである。実際に、東所沢駅で、甲種輸送の通過を待っていた鉄道ファンの中には、これが終わったら、5783レを撮りに行くと話していた人達もいた。とりあえず、ここから行くのであれば、武蔵野線の多摩川橋梁、府中本町駅、西国分寺駅辺りが定番の撮影ポイントとなる。しかし、この日は天気も悪いので、多摩川橋梁は、天気の良い日に行きたい。府中本町駅や西国分寺駅は、甲種輸送の撮影から流れる人が多そうなので、ここも出来れば避けたい。そう考えながら思い付いたのが、先日、西武鉄道の001系「Laview」G編成の甲種輸送の際に訪れた泉町陸橋だった。ここは、終日、光線状態が良くない。曇りの日がベストというような場所である。ならば、ここへ行こう。東所沢駅から、武蔵野線の電車に乗り込み、西国分寺駅へ。そこから、のんびり歩いて約10分。泉町陸橋には、15時40分ごろに到着したが、カメラを持った鉄道ファンの姿もなく一安心。陸橋の歩道部分は狭く、傘をさして立っていると、通行人の邪魔になることから、暫くの間、橋の下で待機。そして、15時50分頃から、階段付近で待機。そして、15時58分頃から、傘を差さずに、陸橋の歩道部分へ向かい、カメラを構えることに。Twitterを見ると、西国分寺16時06分頃の通過だと言うので、まだまだ時間に余裕があるだろうと思っていたのだが、この日は土曜日ということで、普段よりも5分程早いスジでの運転のようで、カメラを構えると、5783レは、すぐそこまで迫っていた。

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EF65 2094号機が牽引する5783レ。

この日、5783レを牽引してきたのは、新鶴見機関区に所属する、EF65 2094号機。最近、少しずつ、姿を消しつつある更新色を纏う機関車だが、この車両に関しては、更に、正面のナンバープレートが白色になっているのが特徴で、白プレートの車両は、この2094号機の他には、2050号機のみとのこと。貴重な車両に遭遇することができた。

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積荷の石炭も撮影。

せっかく、見下ろせる場所へ来ているのだからと、ホキ10000の積荷も撮影。石炭が積まれてるのが良く解る。

それにしても、この場所、休日ダイヤだと、上り電車に被られる可能性が高そう。この日も、5783レの通過が、あと少し早かったら、奇麗には撮れなかったかもしれない。

撮影を終えた私は、再び10分ほど歩いて西国分寺駅へ。すっかり体が冷え切ってしまった私。冷えた体を温めるため、改札口を入ったら、目の前にあった蕎麦屋さんに入ってしまった。

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西武多摩川線へ向かう101系251Fの甲種輸送を撮影する

1月18日のお話です。

約3ヶ月に一度の割合で実施されている、西武多摩川線の車両交換に伴う甲種輸送。2020年第1回目の甲種輸送が、1月12日から13日にかけて実施されることになった。今回、多摩川線へ送り込まれる車両は、近江鉄道100形「湖風号」カラーとなっている251F。同編成は、2019年7月の甲種輸送で、本線側へ戻ってきており、今回、半年ぶりに多摩川線へ向かうことになる。

多摩川線へ向かう251Fの甲種輸送を撮影しようと外出するが、なんと天気は雪。と言っても積もるような降り方ではないのだが、東京の雪は水分が多く、外での撮影は、出来るだけ避けたい。そこで、263Fに牽引されて新秋津へ向かうシーンは、沿線での撮影をやめて、新秋津駅のホームから後追いで撮影することにした。

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263Fに牽引され、新秋津へやって来た251F。

12時07分、263F+251Fが、トンネルを抜けて、新秋津駅の受渡線に入ってきた。そのまま、ゆっくりと受渡線の奥へ進んでいく。

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八王子までの牽引を担当する、EF65 2075号機と並ぶ。

受渡線に入った251Fは、八王子までの牽引を担当する、EF65 2075号機と並ぶような形で停止した。この後、早速、入替が始まるのだが、この天候なので、入れ替えシーンを見に行くことはせず、ここで早めに昼食を摂ることに。いつも、多摩川線の甲種輸送の時に訪れる、魚がしというお店で、お刺身定食を食べて、午後の撮影に備えた。

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西武40000系40151F 「映画ドラえもん のび太の新恐竜」公開記念ラッピング電車を撮影する

「Laview」G編成の甲種輸送を撮影した、1月12日のお話です。

263F+「Laview」G編成を撮影するため、西所沢駅へ。3番ホームの飯能方で待機していると、真新しい40000系による準急池袋行きがやって来た。

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西所沢駅に進入する40151F「映画ドラえもん のび太の新恐竜」公開記念ラッピング電車。

入線してきた準急池袋行きは、2019年12月26日より、営業運転を開始したばかりの40151F。西武鉄道は、2019年度の事業計画として、特急車両の他に、40000系を2編成新製することになっており、今年度増備車は、既に入線済みの6編成とは異なり、ロングシート仕様となっているのが特徴である。そんな出来立てほやほやの新車に、「映画どらえもん のび太の新恐竜」公開記念のラッピングが施され、1月11日より、ラッピング電車として運行している。2020年は、ドラえもん連載50周年。そして、西武鉄道は、昨年10月、西武秩父線開通50周年を迎えたこともあり、今回のコラボ企画が実現した。

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西所沢駅発車時に、30000系の回送列車と並ぶ。

私自身、40151Fに関しては、甲種輸送の撮影にも行けなかったので、この日が初めての遭遇となった。

さて、「Laview」G編成の甲種輸送の撮影を終えると、40151Fをもう少し撮っておきたくなった。この後、同編成がどのような動きをするのか、早速、西武線アプリを使って運用を確認。すると、13時18分から19分までの1分間、所沢駅で、40151Fによる準急池袋行きと、「こうぺんちゃんはなまるトレイン」として運行している40103Fによる準急所沢行きが並ぶことを発見。これは是非とも押さえておきたい。時間に合わせて、所沢駅へ向かった。到着後、まずは3番ホームの池袋方でカメラを構えてみたが、4番ホームの10両編成最後部位置と、3番ホームの10両編成最前部位置が一致しないので、ホーム上での撮影はやめて、乗り換え専用の跨線橋から撮影することにした。

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所沢駅で40103Fと40151Fが並んだ。

「こうぺんちゃんはなまるトレイン」の40103F、そして「映画ドラえもん のび太と新恐竜」公開記念ラッピング電車の40151Fが、しっかり並んでくれた。40103Fの行先表示が、「準急所沢」のままであれば最高だたが、所沢到着の時点で「回送」表示だったので、こればかりは仕方がない。

この撮影を以て、この日の40151Fの撮影を終了。所沢駅からも撤収した。

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西武 001系「Laview」G編成の甲種輸送を撮影する

1月12日のお話です。

2019年3月16日より、西武池袋線で運行を開始した、新型特急車両001系ラビュー。2019年度中には、西武池袋線・西武秩父線を走る特急列車を、全て新型車両へ置き換えるということもあり、急ピッチで増備が進み、遂に、7編成目となるG編成の甲種輸送が、1月10日から12日にかけて実施された。001系は、このG編成の到着を以て、西武池袋線・西武秩父線の置き換え分が出揃うことになる。私自身、001系「Laview」の甲種輸送は、自分自身がぎっくり腰になってしまったり、他の遠征予定と重なったりと、巡り合わせが悪く、久々の撮影が、現時点での最終増備車となってしまった。

横浜羽沢駅で一夜を明かした001系は、8時50分、新秋津に到着する。A編成、B編成の時は、是政橋で撮影したので、今回も、当日の朝まで、是政橋へ行くつもりで自宅を出発した。しかし、途中の東小金井駅構内の蕎麦店に立ち寄った際に、Twitterを眺めてみたところ、「Laviewの甲種はカラシが牽引」と言う書き込みを発見し、気が変わり、撮影場所を西国分寺駅に近い泉町陸橋に変更した。カラシとは、JR貨物、新鶴見機関区に所属するEF65 2127号機の愛称で、同機は、広島車両所で更新された機関車によく見られた、正面の貫通扉が黄色く塗られていることから、カラシと呼ばれている。もし、その機関車が充当されるのであれば、やはり正面から撮りたくなる。しかし、そんな場所は、今から出向けば、どこも鉄道ファンで混雑しているはず。そこで思い付いたのが、泉町陸橋。ここは、晴れていたら、ほぼ終日逆光となる筈。朝は線路沿いのマンションの影もあり、普段から、この場所を訪れる鉄道ファンは少ない。この日も、私が到着した時点では、誰も居なかった。のんびり撮影準備をしていると、徐々に雲が多くなり、ちょうどいい感じになってきた。そんな頃、カメラを持った鉄道ファンがお一人現れ、合わせて2名で、「Laview」G編成の甲種輸送が来るのを待った。

時刻は、8時39分。「Laview」G編成の甲種輸送がやって来た。

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EF65 2117号機に牽引され、新秋津を目指す001系「Laview」G編成の甲種輸送。

「Laview」G編成を牽引してきたのは、カラシではなく、ごく普通の更新色を纏ったEF65 2117号機。どうやら、2117号機と2127号機を間違って、「カラシ」と書き込んだ人がいたようだ。現存するJR貨物のEF65は、全車両、更新工事が済んでいることから、未更新車との区別をする必要がないため、最近では、大宮車両所に入場すると、出場時には国鉄特急色に戻しており、更新色の車両は、少しずつ数を減らしてきていることから、これはこれで良い記録になったと思う。

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消えゆく石炭輸送列車

JR鶴見線の扇町駅と、秩父鉄道の三ヶ尻駅とを結ぶ石炭輸送列車。弊ブログでは、これまでに、何度か、この列車のことを取り上げているが、2020年3月14日に実施されるダイヤ改正で廃止されることが、1月9日、神奈川新聞の報道により明らかとなった。

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2020年3月のダイヤ改正で、廃止されることが明らかとなった、国内最後の石炭輸送列車。(2018年9月6日撮影)

20両にも及ぶ黒い貨車を連ねた姿は、まさに圧巻で、2018年3月のダイヤ改正からは、扇町行き5764列車が、新鶴見~扇町間を、新鶴見機関区所属のDE10またはDE11がけん引するようになり、鉄道ファンからの注目度が更に上がった。

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秩父鉄道線内は10両ずつ、2回に分けて輸送される。(2017年9月11日撮影)

JR線内とは対照的に、秩父鉄道線内、熊谷貨物ターミナル~三ヶ尻間(三ヶ尻駅構内の構造上の都合により武川駅で折り返し)は、10両ずつ、2回に分けて運転されている。秩父鉄道が所有する、カラフルな電気機関車との組み合わせも、この列車の魅力の一つとなっていた。

廃止まで、残り2か月少々。国内最後となった石炭輸送列車を、出来る限り、記録していきたい。

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横瀬車両基地へ廃車回送された10000系10107F

引き続き1月2日のお話です。

例年同様、秩父神社へ初詣に出かけた私。この日、秩父鉄道の急行「開運号」の撮影の他に、もう一つ撮影したい物があった。それは、昨年12月10日に横瀬車両基地へ廃車回送された10000系10107F。廃車回送から3週間。事前に把握していた情報では、解体線に入っているものの、7両ともそのままの状態とのこと。おそらく、7両編成の状態で見るのは、これが最後になるのではないか。そう思いながら、所沢駅から特急「ちちぶ5号」に乗車した。

所沢を発車してから55分。横瀬駅が近付いてきた。この日は、ここで秩父鉄道へ直通する長瀞行きに乗り換える。少し早めにデッキへ移動し、ドアの窓から、横瀬車両基地に留置されている10107Fにカメラを向けてみた。

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2019年12月10日に廃車回送された10107F。

解体線に停められていた10107Fは、事前に把握していた情報の通り、まだ編成を解かれていない状態であった。しかし、撮影した画像を良く見てみると、前面及び側面の幕は外されていた。

ここで降りて、10107Fの様子を見に行きたいところではあるが、午前中は、秩父鉄道の急行列車の撮影もあり、車両基地方面へは向かわずに、横瀬駅に停車していた長瀞行きに乗り込み大野原へ。午後、再び横瀬へ向かう事にした。

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秩父鉄道 急行「開運号」を撮影する

1月2日のお話です。

秩父鉄道は、毎年、元日から3日間(今年は1月5日まで)、急行列車に使用される6000系電車に、「開運号」のヘッドマークを掲出し、急行「秩父路1号」と「秩父路3号」を、「開運号」として運転している。これは、先代の急行用車両である3000系、更にその前の300系が現役だった頃から行われている恒例行事であり、私も、10年以上、「開運号」の撮影を兼ねて、秩父を訪れ、初詣も秩父神社へ行くようにしている。

今年も、例年同様、初詣は秩父神社へ。昨年は、1本目の「開運号」を、秩父神社に近い、秩父No2踏切で撮影したが、今年は変化を付けるために、少しだけ秩父神社から離れる事にした。目指したのは、和銅黒谷~大野原間の駅間にある、貨物専用駅の武州原谷駅付近。所沢から、新型車両ラビューで運行の特急「ちちぶ5号」に乗り込み、横瀬へ。ここで、秩父鉄道直通の長瀞行きに乗り換え、大野原駅で下車。駅から歩く事およそ15分。武州原谷駅を見る事が出来る線路沿いの道に到着。ここで、1本目の「開運号」を待つ事にした。

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武州原谷駅付近を通過する急行「秩父路1号」(開運1号)。

撮影地到着からおよそ15分。「開運号」のヘッドマークを掲出した、急行「秩父路1号」がやって来た。この日、「秩父路1号」(開運1号)に充当されていたのは、6002Fだった。

この後、少しだけ時間に余裕が有るため、後続の下り列車も、この場所で撮影する事にした。しかし、「開運号」を撮影した場所より、少しだけ大野原駅寄りで待機した。

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5000系5001Fによる三峰口行き。

急行「秩父路1号」(開運1号)通過から、およそ10分後。三峰口行きの普通列車としてやって来たのは、かつて都営三田線で活躍していた6000系を譲り受けた5000系。そのトップナンバー編成である5001Fだった。実は、この撮影地に到着した際、架線柱の構造の違いで、「開運号」の撮影場所を、なかなか決める事が出来なかった。結局は、架線柱の柱が入らない場所で待機したのだが、結果的に、影が入ってしまった。架線柱の柱は入るものの、この場所で撮影した方が、影が少なく済む事が解った。次回以降、この場所で撮影する時は、その点を考慮して撮影に臨む事にしよう。

さて、5000系の三峰口行きの画像をご覧いただくと、青い機関車が見えるのがお解りいただけるかと思う。秩父鉄道の魅力の1つである、鉱石輸送の貨物列車。正月休みで貨物列車が運休となっている為、この武州原谷駅にも、機関車と貨車が運転再開までの間、留置されているのだが・・・

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黄色一色となったデキ502。

お馴染みの青い機関車の左隣に、黄色一色となったデキ502の姿が確認できる。2020年、今年は東京オリンピックの年。何やら、秩父鉄道は、聖火リレーに合わせて、電気機関車5両を、五輪カラーの各色に塗り替えた上、5重連で走らせる事を発表しており、デキ502が黄色一色になったのも、その計画に合わせたもの。聖火リレーが楽しみである。

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JR東海 在来線の新型車両315系の開発を開始へ

新年早々、大きなニュースが飛び込んでまいりました。

共同通信の報道によりますと、JR東海は、2020年度中に在来線の新型車両、315系の開発を始めることが明らかとなりました。これはJR東海の金子社長が、2019年12月31日までに、共同通信などのインタビューに応じたもので、1999年に登場した313系以来の新形式電車となります。

このニュース、元日の朝、飛び込んできまして、私自身、大変驚きました。置き換えの対象は、1986年から1990年にかけて製造された車両とのこと。211系・213系・311系が対象となります。

今回は、新型車両への置き換え対象となっている車両達を、取り上げていきたいと思います。

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新型車両へ置き換えられる事になった1986年製の211系0番台車。

置き換え対象となっている車両のうち、211系0番台車(4両編成2本)は、国鉄時代の1986年に製造されたもので、現在、JR東海に在籍する車両の中で、国鉄を知る車両は、この211系0番台車のみ。315系が登場すれば、JR東海の線路上から、国鉄時代の車両が消滅と言う事になる。

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JR東海になってから製造された211系5000番台車は、ロングシート仕様。

こちらは、JR東海になってから製造された211系5000番台車。国鉄時代に登場した211系がベースとなっているが、車内の座席はロングシート仕様となっており、中央西線では、最長10両編成で運転されている。新型車両、315系電車にも、ロングシート仕様が登場することになるのか。

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飯田線で運用中の213系5000番台車。

1989年から1991年にかけて、2両編成14本が製造された213系5000番台車。当初は、関西本線、名古屋~四日市間で運行されていたが、2011年より、トイレを取り付けた上で、全編成が飯田線に転用されている。

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武豊線にも入線する311系電車。

1989年から1990年にかけて、東海道本線の快速・新快速用車両として、4両編成15本が製造された311系電車。1999年に313系が登場するまでは、豊橋~大垣間の新快速を中心とした運用で使用され、まさに、東海道本線名古屋地区の主役級車両だった。

新型車両の315系は、愛知・岐阜県内の中央西線等に投入されるとのこと。置き換え対象の車両は、それ以外の地域でも走っているので、都市部に新型車両を入れて、既存の車両を玉突で地方へ・・・と言う流れになるものと思われます。

個人的には、飯田線を走る213系や、静岡地区を走る211系5000番台車を、どの車両で置き換えるのかが気になっています。2020年は、置き換え対象となっている車両達の記録を、少しずつ進めていきたいと思います。

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謹賀新年

皆様、あけましておめでとうございます。

旧年中は、TOMOの鉄日誌をご愛顧いただきましてありがとうございました。今年も昨年同様、鉄道を中心に様々な話題を取り上げていきたいと思います。

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横瀬車両基地で並んだ歴代特急車両。(2019年11月9日撮影)

昨年、西武秩父線は開業50周年を迎えました。節目の年に、西武鉄道としては、三代目の特急車両となる001系「ラビュー」がデビュー。2020年春までには、西武池袋線・西武秩父線を走行する特急列車が、全て001系「ラビュー」での運転となり、二代目特急車両の10000系NRAは、西武池袋線・西武秩父線の特急列車からは撤退する事になります。それだけに、今年は、10000系の記録を、しっかりしておく必要が有るのですが・・・

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横瀬車両基地で、4両編成に組み換えられた9108F。(2019年10月14日撮影)

昨年秋、新型車両への置き換えが進む9000系に、新たな動きが。二代目「L-TRAIN」として運行してきた9108Fが、池袋線での運行を終了し、横瀬車両基地へ廃車回送されたものの、クハ9108+モハ9208+モハ9908+クハ9008の4両は廃車を免れ、武蔵丘検修場へ入場しました。

なぜ4両編成に組み換えられたのか?

西武鉄道は、現在、ホームドアの設置を進めておりますが、2020年度までを目途に、ホームドアを設置する予定としている駅の中に、国分寺駅が含まれています。国分寺駅のホームドアが、国分寺線のホームだけではなく、多摩湖線のホームも対象となるのかどうか。多摩湖線利用者としては、大変気になっております。9000系は、2019年度初頭で、残り5編成となっており、残りの5編成を全て4両編成にすると、多摩湖線の101系を置き換えるには、ちょうど良い本数となるだけに、もしかしたら、多摩湖線へ転用されるのではないか。国分寺駅のホームドア設置と合わせて、9000系の動向も気になります。

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多摩湖線の101系はどうなる?

10000系NRA,そして101系ワンマン車。どちらも大変気になる令和2年。何かと動きの多い年になりそうな予感がしますが、マイペースにブログを執筆していきたいと思っております。そして、元日早々、更に気になるニュースが飛び込んできました。これに関しては、長くなりますので、次の記事でお伝えしたいと思います。

今年も、TOMOの鉄日誌を、どうぞ宜しくお願いいたします。

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