中央線快速電車 209系1000番台車による中央特快を撮影する
グリーン車連結へ向けての準備が進む中央線快速電車。
昨年より、まずは主力車両として活躍しているE233系の4号車にトイレを取り付ける工事が始まっており、工事による運用離脱車両の穴埋めのため、常磐線各駅停車での役目を終えた209系1000番台車が、助っ人として、中央線快速電車へ転用された。209系の運用は固定されているが、今年3月のダイヤ改正から、平日ダイヤに限り、209系の運用が拡大され、夜の帰宅時間帯まで運転されるようになり、なんと特別快速の運用が誕生している。
209系1000番台車による特別快速は、東京駅16時01分発の中央特快高尾行き。平日は9時から17時まで仕事をしている身にとっては、休暇や早退しない限り撮れない列車であった。しかし、新型コロナウイルスによる、政府からの緊急事態宣言を受け、私の職場も、営業時間が短縮され、帰宅時間が早くなったことで、この時間帯に帰宅する機会が増えてしまった。4月22日は、偶然にも、この列車が西荻窪を通過する5分ほど前に、西荻窪駅に着いたので、快速電車ではなく、各駅停車に乗り込み吉祥寺駅へ移動。ここで、209系1000番台車による中央特快を撮影してみた。
吉祥寺駅に差し掛かる209系1000番台車による、中央特快高尾行き1699T。
この日、1699Tの運用に就いていたのは、2編成在籍する209系1000番台車のうち、トップナンバー編成とも言えるトタ81編成。コンデジを使って、無理して連写もしてみたが、209系の行先表示は、「中央特快 高尾」と「中央線」の交互表示となるため、中央特快を表す表示の時は、ホームからの位置が遠かったため、ご覧いただいている画像は、かなりトリミングをしております。
「中央線」表示では、特別快速かどうかが解らない。
ちなみに、この列車に関しては、3月の最終週に、仕事が片付いたこともあり、1時間早退し撮影に臨んでいるのだが、この時は、天気が良すぎて、撮影した画像を見ても、三色LEDによる行先表示を全く読み取ることが出来なかった。その為、中央特快であることを綺麗に写すには、曇りの日がベストと言える。
この撮影から6日後となる4月28日は、この列車に三鷹駅から乗車することが出来た。中央線で209系1000番台車に乗車したのは、この時が3回目であるが、自動放送にも対応していない209系に乗車すると、とても違和感があり、何となく201系時代を思い出してしまった。
側面の行先表示。
E233系へのトイレ取り付けに伴う車両不足を補うために、中央線へやって来た209系1000番台車。撮影するには面白いが、車体がE233系と比較するとスリムな分、ラッシュ時間帯には乗りたくないというのが正直な感想。とは言え、貴重な車両であることは確かなので、積極的に撮影して、中央線での活躍ぶりを、しっかり記録していきたいと思っています。
| 固定リンク | 0
「鉄道」カテゴリの記事
- お陰様で900万HIT達成(2025.10.20)
- ブログ開設21周年 新ブログへ(2025.09.06)
- 西武 サステナ車両第二弾 東急9000系9003Fと9011Fの甲種輸送を撮影する その2(2025.09.05)
- 西武 サステナ車両第二弾 東急9000系9003Fと9011Fの甲種輸送を撮影する その1(2025.08.30)
- ドクターイエローを撮影する(2025.08.27)
「鉄道:JR東日本」カテゴリの記事
- 中央線三鷹以西を走るE231系三鷹車の回送列車を撮影する(2025.07.18)
- E491系 中央快速線を走行する(2025.07.12)
- 西武多摩川線 101系241Fと249Fの甲種輸送を撮影する(2025.06.26)
- 新型車両導入へ向けて・・・ 2両編成に統一された八高線のキハ110系(2025.04.09)
- 八王子駅構内に留置中の205系富士山麓電気鉄道向け譲渡車両(2025.03.23)


コメント