西武新宿線 レッドアロークラシックを使用した南入曽車両基地の職員輸送列車を撮影する
県外移動の自粛が全面的に解除されてから初の土曜日となった、6月20日のお話です。
3月14日のダイヤ改正を機に、西武池袋線・秩父線の定期特急列車から撤退した10000系ニューレッドアロー。改正後も初期に製造された車両に廃車が発生していたが、幸いなことに、レッドアロークラシックこと10105Fと、10110Fが廃車を免れ、新宿線へ転属し活躍を続けている。6月20日の朝、私は、スマートフォンで西武線アプリを立ち上げて、新宿線の列車走行位置を確認すると、レッドアロークラシックが運行されていることを確認。早速、この日の運用を調べてみると、西武新宿11時10分発の「小江戸65号」に充当されることが解った。この列車、本川越に到着すると、折り返しは回送列車となって入庫となる。その際に、南入曽車両基地~新所沢間を職員輸送列車として1往復運転されることは、3月20日に廃車目前の10106Fを撮影した際に確認している。
実は、レッドアロークラシックが新宿線に活躍の場を移してから、一度撮影したいと思っていたのだが、南入曽車両基地の職員輸送である。6月に入ってから、外出自粛がステップ1に移行したのを機に、土日を迎える度に、10105Fの運用を確認していたが、なかなか私のスケジュールとの都合が合わず、撮影できなかったが、今回、ようやく撮影のチャンスが巡って来た。
私は、久米川駅12時02分発の本川越行きに乗車し、いざ新所沢へ。到着後、早速、ホームの本川越方に向かうと、レッドアロークラシックが向かってきていることを確認。早速、カメラを取り出して、撮影体制に入った。
渡り線を使って、新所沢駅2番ホームに入線する、10105F「レッドアロークラシック」
12時18分、10105F「レッドアロークラシック」による回送列車が、渡り線を使って、新所沢駅2番ホームに入線した。これまでの観察で、この列車は本川越駅から回送される際、いったん、南入曽信号場を経由しているのは、西武線アプリで確認している。実際に、この回送列車で、南入曽車両基地から新所沢駅へ向かう職員さんもいるようで、到着後、7号車の乗務員室扉から数名の職員さんが降りてきたのを確認することが出来た。
入線シーンを撮り終えた後、2番ホームの中程で、停車中のレッドアロークラシックを眺めていた。暫くすると、この回送列車を新所沢駅まで運転してきた運転士さんが、ブレーキハンドルを持ってホームを歩いてきた。そして、ホーム上で待機していた車両基地の運用担当の職員さんに、ブレーキハンドルが託された。折り返し、南入曽車両基地へ向かう便は、車両基地の運用担当の職員さんがハンドルを握ることになる。そして、その直後のこと、1番ホームには、本川越行きが入線してきた。
職員輸送列車が停車している間、本川越行きは1番ホームからの発車となる。
1番ホームに入線してきた本川越行きは、新型車両への置き換えが進み、数少なくなってきた旧2000系。しかも幕車という事で、車番を見なくても2007Fであることが特定できた。レッドアロークラシックと旧2000系。新宿線らしい車両が来てくれたのは有難かった。
そして、1番ホームの本川越行きが出発した直後のこと。
車両基地へ向かう職員さんが、7号車の乗務員室扉から乗車。
新所沢駅から南入曽車両基地へ向かう2人の職員さんが、7号車の乗務員室扉から乗車した。
前照灯も点き、南入曽車両基地へ向けて、いざ出発!
車両基地へ向かう職員さんを乗せたレッドアロークラシックは、12時29分、新所沢駅を発車。
ホームの先端から後追い。
私は早足でホーム上を歩き、ホームの下り方先端へ。走り去るレッドアロークラシックにカメラを向けてみた。
この撮影を以て、私は新所沢駅から撤収。久々に所沢周辺をブラブラしてから帰宅した。
| 固定リンク | 0
「鉄道」カテゴリの記事
- 西武2000系 終末トレイン特別列車を撮影する(2024.10.06)
- E491系 中央快速線を検測(2024.09.27)
- 西武多摩川線 101系245Fの甲種輸送を撮影する(2024.09.24)
- 西武多摩川線へ向かう101系247Fの甲種輸送を撮影する(2024.09.21)
「鉄道:西武」カテゴリの記事
- 西武2000系 終末トレイン特別列車を撮影する(2024.10.06)
- 西武多摩川線 101系245Fの甲種輸送を撮影する(2024.09.24)
- 西武多摩川線へ向かう101系247Fの甲種輸送を撮影する(2024.09.21)
- 西武30000系 32101F+32102Fの貸切列車が運転される(2024.09.14)
コメント