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西武9000系ワンマン改造車 9108Fが武蔵丘検修場を出場し小手指車両基地へ

新たなステージへ向けて、ワンマン運転へ対応するための改造を行っていた9000系9108Fが、本日、7月28日、武蔵丘検修場を出場。小手指車両基地へ回送された。

二代目L-TRAINとして、池袋線系統で活躍していた9108Fは、昨年10月に、横瀬車両基地へ回送された後、4両編成に組み直され、武蔵丘検修場へ回送された。実際には、半年間、検修場の手前にある武蔵丘車両基地内に留置され、今年4月10日に武蔵丘検修場へ入場。以後、多摩湖線でのワンマン運転に対応した改造工事が行われた。

武蔵丘検修場を午前中に出場していることから、昼頃には、Twitterに9108Fの出場試運転の模様が、続々とアップされていた。L-TRAINを彷彿とさせる青一色で出場し、小手指車両基地へ入ったとなると、ここで、多摩湖線版L-TRAINにするためのラッピング作業を行うことになるのだろうか。いずれにしても、青一色の姿は、早急に撮っておく必要があると判断し、夕方仕事を終えてから、急遽、小手指車両基地へ様子を見に行くことにした。西荻窪を出たのが18時頃のこと。国分寺・東村山・所沢と経由し狭山ヶ丘へ。小手指車両基地を見渡すことが出来る線路沿いの公道に辿り着いた時には、19時を過ぎてしまった。

到着後、早速、スマートフォンのカメラをナイトモードにして、撮影に臨むことに。あまり良い画像ではございませんが、青一色で出場したという備忘記録として、お付き合いいただけましたら幸いです。

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武蔵丘検修場を出場し、小手指車両基地へ回送された、9000系ワンマン改造車9108F。

パンタグラフを下ろした状態で留置されていた9108F。まずは、飯能・西武新宿・国分寺方から編成全体を撮影してみる。

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クハ9008側から編成全体を眺める。

そして、側道を小手指方向へ歩き、クハ9008側からも編成全体を撮影してみた。

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西武多摩湖線 新2000系の代走運転を追う2020梅雨 その2

引き続き、多摩湖線の新2000系代走運転の記録。7月1日から12日までのお話となります。

7月1日、週に一度の2000系車両交換の日の帰り道。この日から2533Fが入線した。この編成は、一時期、池袋線で運行されていたことがあり、2531Fと合わせて、転属時に行先表示器をLED化している。多摩湖線の代走運転では、2016年10月18日から24日まで入線実績があり、今回、国分寺口へは、およそ4年ぶりの入線となった。入線初日。この日は、多摩川線の白糸台車両基地に立ち寄った後、帰宅したが、国分寺から乗車した多摩湖線の列車が、萩山駅で2533Fによる国分寺行きと交換することになっていたので、萩山駅でホームに降りて、2533Fとの交換シーンを撮影してみた。

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萩山駅で交換する2533Fと241F。(2020年7月1日撮影)

この日、私が帰宅時に乗車したのは、伊豆箱根鉄道色を纏う241Fだった。短い停車時間を利用して、2533Fと241Fとの並びを撮影してみた。

そして翌日。帰宅時に、少しだけ足を延ばして武蔵大和駅へ。

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武蔵大和駅に進入する2533F。(2020年7月1日撮影)

日照時間が長い時期とは言え、日没まで残り約30分。薄暗くなってきていることもあり、LEDの行先表示が眩しく感じられた。

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西武多摩湖線 新2000系の代走運転を追う2020梅雨 その1

今年2月に101系ワンマン車257Fが廃車となってから、多摩湖線の101系は、事業用兼任の263Fや多摩川線との予備車も含めて5編成体制となり、このままでは、3か月に一度行われる多摩川線の車両交換時には、257Fの代替車両が入ってこない限り、車両不足が発生します。代替車両が入らないまま、7月4日から5日までの2日間、今年3回目となる西武多摩川線の車両交換が行われることになり、今回も6月22日から7月12日までの約三週間、新2000系による代走が発生することになりました。

そこで、今回から数回に分けて、多摩湖線の新2000系による代走運転の様子を取り上げたいと思います。季節柄、雨の日が多く、あまり良い写真が撮れませんでしたが、備忘録だと思って、お付き合いいただけたら幸いです。

代走初日、6月22日の朝、私は、いつもよりほんの少し早く家を出て八坂駅へ向かう。私が毎朝、八坂駅から乗車する列車は、八坂~武蔵大和間の回田信号場で、新2000系充当列車とすれ違う。この日は、生憎の雨模様であるが、ホームの端から、走り去る新2000系を撮影しようというのが狙い。ホームへ上がると、ちょうど新2000系による西武遊園地行きが入線してきた。スマホのカメラを起動させて、走り去る新2000系を撮影してみた。

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八坂駅を発車。西武遊園地へ向かう2529F。(2020年6月22日撮影)

この日、多摩湖線の運用に入ったのは2529Fだった。およそ3か月前、3月30日から4月19日までの代走期間中には入らなかった編成で、私自身が記録している過去の代走記録を確認しても、代走として多摩湖線に入線した記録はない。国分寺~萩山間のワンマン運転開始前には、野球開催日や大晦日から元日までの終夜運転時に新2000系が入線していたことがあり、もしかしたら、それ以来の入線になるのかもしれない。

そして、もう一つ。この日は西武園線でも珍事が発生した。なんと、263Fが西武園線の運用に就いたというのである。おそらく、今年3月のダイヤ改正以後、101系が、西武園線で営業運転するのは、初めての事ではないだろうか。この日は、仕事を終えてから東村山駅へ。


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西武園線に入線した263F。(2020年6月22日撮影)

多摩湖線の新2000系による代走運転は、多摩川線の甲種輸送に備えたもの。新2000系による代走運転初日に、まさか西武園線で101系が走るとは・・・ 代走運転初日は、とても不思議な1日となった。

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中央線快速電車12年ぶりの新車 E233系T71編成を撮影する

2023年度からのグリーン車連結に備えて、車両及び駅設備の改良が進む中央線快速電車。駅のホームの延伸工事や、4号車へのトイレ設置工事が少しずつ済んでいるが、4号車へのトイレ取り付け工事を更に進めるため、12年ぶりにE233系0番台車が1編成増備されることになった。新たに増備されたのは10両固定編成となるT71編成。

総合車両製作所横浜事業所で製造されたT71編成は、6月11日に同事業所を出場。試運転を兼ねた自力回送で、その日のうちに、所属先となる豊田車両センターへ回送された。そして7月6日より営業運転を開始。まだ通勤時に乗車は出来ていないが、7月10日の帰宅途中、実際にT71編成を目撃。まだ営業運転を開始してから1週間以内という事もあり、とてもピカピカだった。

12年ぶりに投入された新車を綺麗なうちに撮影したい。梅雨の貴重な晴れ間となった本日7月12日は、目撃情報サイトによると31Tの運用に入っているとのこと。西武多摩湖線の2000系代走最終日と重なったこともあり、T71編成の撮影に出かけることにした。自宅を11時ごろに出発し、まずは国分寺駅へ。T71編成充当の中央特快東京行きを撮影してみた。

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国分寺駅に進入する、E233系T71編成。

中央線快速電車及び青梅線・五日市線用として登場したE233系0番台車は、1番から42番までが10両固定編成のT編成として登場し、更に43番以降は、6両編成と4両編成に分割可能なH編成と青梅・五日市線専用の青編成の6両編成及び4両編成として製造されている。その為、このT71編成の車番の下二桁は、1号車から5号車までは、青編成の続番となる「71」で統一。そして、6号車から9号車までは、T42編成の続番となる「43」で統一。そして10号車までは、4両編成の青編成の続番となる「68」で統一と、従来のT編成とは異なり、下二桁の番号が編成番号と揃う車両が5両しかない。


中央特快として東京へ向かったT71編成。折り返しは青梅特快とのこと。そこで、後続の上り快速電車で三鷹へ。更に三鷹から各駅停車に乗り換え西荻窪へ。ここで折り返しの青梅特快を待つことにした。

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折り返し、青梅特快として青梅へ向かうT71編成。

12時30分。T71編成による青梅特快青梅行きが西荻窪駅を通過した。休日にも関わらず、西荻窪駅を撮影地に選んだのは、奇麗な床下機器が少しでも写ってくれればと思っての事だったが、この時間帯では、あまり目立たなかったかもしれない。それでも、屋根上に載っているクーラーが、汚れやすいパンタグラフ付きの車両も含めて、全車両ピカピカの状態であるという点で、新車の雰囲気は出ていると思う。

12年ぶりに投入されたE233系T71編成。実際に乗車した知人の話では、ラジオアンテナがないなど、微妙な違いはあるとは言え、車内のモニターのサイズや1号車女性専用車両の荷棚やつり革が低くなっているなど、既存の編成の仕様に出来る限り近づけているとのこと。そして、4号車はトイレが設置されていない点から見て、既存編成のトイレ取り付け工事が完了するまでのワンポイントリリーフとなる可能性もありそう。T71編成が今後どうなっていくのかも含めて、中央線快速電車の変化も記録していきたいと思います。

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西武多摩川線 101系249Fの甲種輸送を撮影する

7月4日から9日にかけてのお話です。

前の記事でも触れたように、赤電カラーの247Fが多摩川線へ向かった。そして、入れ替わりに、ツートンカラーの249Fが本線側に戻ってくることに。

多摩川線甲種輸送1日目、7月4日の夕方、八王子駅の留置線に入った247Fを撮影した後は、京王八王子駅へ移動。京王線で武蔵野台駅へ。そして、同駅から歩くこと約5分。西武多摩川線の白糸台車両基地へ向かった。

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甲種輸送に備えて、車両基地内に留置されている249F。

時刻は18時37分。引き続き多摩川線で活躍を続ける、ツートンカラーの245Fによる是政行きと、赤電カラー253Fによる武蔵境行きが到着。249Fが本線側に戻ることで、暫くの間、ツートンカラー同士の並びが見納めとなることから、ここへやって来たのだが、タイミング良く、懐かしいカラー同士が並んでくれた。

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西武多摩川線へ向かう101系247Fの甲種輸送を撮影する

7月4日のお話です。

約3ヶ月に一度の割合で実施されている、西武多摩川線の車両交換に伴う甲種輸送。2020年第3回目の甲種輸送が、7月4日から5日にかけて実施されることになった。今回、多摩川線へ送り込まれる車両は、赤電カラーの247F。同編成は、4月11日から12日にかけて実施された甲種輸送で、本線側に戻ってきており、今回、約3か月ぶりに多摩川線に戻ることになった。

まずは、本題に入る前に、今年5月13日に撮影した画像をご紹介したいと思います。

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247F(右)と259F(左)の赤電カラー同士の交換。(2020年5月13日撮影)

緊急事態宣言中だったこともあり、4月11日から12日にかけて実施された甲種輸送は撮影していない。4月の甲種輸送は赤電同士の交換だったため、多摩湖線は、約半年間、赤電カラー2編成体制を維持していた。その為、一橋学園駅や萩山駅では、御覧のような赤電同士の交換シーンが見られたのだが、247Fが多摩川線へ戻ることにより、多摩湖線を走る赤電カラーは259Fのみとなってしまった。来年の4月になれば、多摩川線から253Fが戻ってくると思うが、その時、多摩湖線がどうなっているか。次世代の多摩湖線用車両と噂されている9000系の動き次第では、赤電カラー同士の交換シーンが見られなくなるのではないかと思い、5月中旬ごろから意識して撮影していた。もう一度、こんなシーンが、また撮れると良いのだが・・・

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レール輸送車キヤE195系と遭遇する

速報ブログ でもお伝えしましたように、本日、7月4日は、西武多摩川線の甲種輸送の撮影に出かけました。甲種輸送の模様は、後日、改めてお伝えいたしますが、今回は、その撮影時に遭遇した車両について取り上げたいと思います。

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中央本線多摩川橋梁を通過するキヤE195系。

15時41分頃のこと。背後から見慣れない車両が現れた。キヤE195系。JR東日本が老朽化したレール輸送用の機関車と貨車の置き換えるために導入した車両で、既にJR東海が導入している気動車方式のレール輸送車両、キヤ97系と同型の車両となっている。

【参考 JR東海キヤ97系】

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ロングレール輸送用車両

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定尺レール輸送用車両。

今回、多摩川橋梁で見かけた車両は、ロングレール輸送用車両であるが、JR東海同様、定尺レール輸送用車両も導入されており、こちらも現在試運転が繰り返されているとのこと。

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機関車牽引のレール輸送列車は、いずれ見納めに。

デビューに向けて、試運転が繰り返されているキヤE195系。レール輸送列車は、運転日やダイヤが公表されているわけではないので、撮影するのは難しい。キヤE195系が正式にデビューする前に、もう一度、機関車牽引のレール輸送列車を撮影したいと思っているのだが、果たして撮影できるだろうか・・・

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