東急2020系の甲種輸送に遭遇する
今日は仕事で八王子へ。
現地に9時半ごろ訪問する約束だったため、自宅から現地へ直行。8時52分頃、八王子駅に降り立つと、駅南口側の留置線に、真新しい東急電鉄の2020系が留置されているのを発見。乗車してきた高尾行きが発車してから撮影してみた。
八王子駅の留置線に留置されていた東急2020系。
東急2020系は、田園都市線で運用中の8500系を置き換えるために、2017年より製造を開始した通勤型車両。2020年に開催が予定されていた東京オリンピック、そして2022年に東急が創業100年を迎えることから、沿線の街や駅と調和する車両とすることを目的に、2020系と命名されたとのこと。総合車両製作所の横浜事業所(旧東急車輛)と新津事業所(旧JR東日本新津車両製作所)が製造を担当しており、私が目撃したのは、横浜事業所で落成した2138F。鉄道ダイヤ情報2020年10月号の甲種鉄道車両輸送計画表によると、昨日、総合車両製作所横浜事業所に近い逗子駅から、甲種輸送により八王子へ。ここで横浜線内の輸送に備えて、10両編成を6両と4両に分割し、この留置線で朝を迎えていた。今日は、このうちの6両が、お昼ごろに、長津田へ向けて動き出すとのこと。鉄道ダイヤ情報10月号は、前日、外出先で購入し、西荻窪の事務所に戻る電車内で読んでいたのだが、甲種輸送については細かく見ていなかったため、八王子駅到着時に、この車両を見た時は、正直驚いてしまった。
さて、訪問先での仕事を終えて、11時20分頃、八王子駅に戻ってくると、留置線にいた東急2020系の10両のうち6両が、中央線ホームと横浜線ホームの間の中線に移動していた。私は、4番線ホームへ移動し、中線に停車中の2020系を撮影してみた。
八王子駅中線で出発を待つ2020系の甲種輸送。
この日、八王子から長津田までの牽引を担当するのは、DE10 1662号機。先日、米タンの記事でも触れたが、後継車両となるDD200形も徐々に数を増やしており、DE10やDE11に残された時間は、そう長くはないのかもしれない。
DE10 1662号機。
編成全体を撮影した後、DE10だけを撮影してみる。御覧のように、DE10のボンネットは、長いボンネットと短いボンネットがあり、今回は短いボンネット側が先頭に立っている。私自身は、この短いボンネット側が先頭に出る方が、DE10らしさがあって好きなので、この組み合わせが撮れたことは、とても嬉しかった。
誘導員さんが乗り込んで移動開始。
誘導員さんが機関車のステップに乗ると、DE10 1662号機+東急2020系6両が、40メートルほど東京方に移動。ホーム上からは機関車の正面を捉えることが出来なくなってしまった。そこで、後に連なる2020系を少しだけ撮影することに。
先頭車両が中間に封じ込め。
入替の都合なのかもしれないが、先頭車両が中間に封じ込められていた。
最後尾は中間車両。
編成の最後尾から編成全体を撮影してみる。御覧のように、中間車の連結面が剥き出しの状態。先日撮影した西武鉄道40153Fの西武線内輸送の時と同じく、中間車の連結面が剥き出しとなるのも、まさに甲種輸送時ならではの光景と言える。
ここまで撮影したところで、東急2020系の甲種輸送の撮影を終了とした。私は、お隣の2番線へ。東京行きの中央特快に乗り込み、西荻窪へ向かった。
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