秩父鉄道「ELガリガリ君エクスプレス」を撮影する
馬入橋で西武40000系の甲種輸送を撮影した、8月22日午後のお話です。
この日、甲種輸送を撮影した後も、神奈川県内である車両を撮影しようと企んでいた私。馬入橋での撮影を終えた後、お目当ての車両が走っているか調べてみたが、残念ながら、この日は運転されていなかった。ほぼ終日、神奈川県内での撮影を考えていたため、この日の乗車券は、JRの休日お出かけパスを使っていたのだが、午後のスケジュールが白紙になってしまったことで、休日お出かけパスが無駄になってしまった。
ふと、Twitterを眺めてみると、この日、秩父鉄道の「ELパレオエクスプレス」が、埼玉県内に本社を置く赤城乳業株式会社の人気アイスキャンディ「ガリガリ君」とのコラボレーション企画として、「ELガリガリ君エクスプレス」として運転されている。そして、この日の牽引機が、青い電気機関車3両による三重連で運転されているという。早速時刻表を調べてみると、熊谷駅周辺であれば、十分に撮影できることが判明。これはもう行くしかない。
横浜羽沢駅で西武40000系の撮影を終えた私は、隣接する羽沢横浜国大駅から、JR線直通の新宿行きに乗車する。その列車を大崎駅で下車し、後続の湘南新宿ラインに乗り換える。と言っても、待ち時間が20分ほどあり、暑さに耐えられず、構内のドトールコーヒーに逃げ込んだ。そして大崎駅から湘南新宿ラインに乗り換え熊谷駅へ。ここから秩父鉄道線に乗り換え、石原駅で下車。目指したのは、石原駅からひろせ野鳥の森駅方向へ10分ほど歩いた地点。思ったよりも人が少なく、撮影場所は無事確保することが出来た。
現地到着から約15分後。「ELガリガリ君エクスプレス」がやって来た。
ひろせ野鳥の森~石原間を行く「ELガリガリ君エクスプレス」
この日、「ELガリガリ君エクスプレス」に充当されていたのは、熊谷方からデキ301、デキ503、デキ501の3両。パンタグラフが6基すべて上昇。そして、同じカラーで統一された3両の電気機関車による三重連は圧巻であった。
「ELガリガリ君エクスプレス」の終着駅、熊谷までは、あと2駅。20分ほどすると、広瀬川原車両基地への回送列車として折り返してくる。そこで、ひろせ野鳥の森駅方向へ100メートルほど移動して、回送列車を待つことに。
デキ201が牽引する「ELガリガリ君エクスプレス」の回送列車。
16時35分頃、黒いデキ201が牽引する「ELガリガリ君エクスプレス」の回送列車がやって来た。8月9日に撮影した「ELパレオエクスプレス」 では、羽生方のパンタグラフを上昇していたデキ201だが、この日は三峰口方のパンタグラフを上昇。前回と違ったパターンで撮れるのは嬉しい。
デキ501だけパンタグラフが上がっていた。
役目を終えた青い電気機関車たちは、デキ501だけパンタグラフを上昇。残り2両はパンタグラフを下ろした状態で通過していった。
撮影後、私は徒歩で石原駅へ。休日お出かけパスを利用していたので、この日は帰りも高崎線経由。大宮駅では、武蔵野線直通の「むさしの号」にうまく乗り継ぐことが出来て、思ったよりも早く自宅に辿り着くことが出来た。
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