西武9000系ワンマン改造車 9105Fが武蔵丘検修場を出場し玉川上水車両基地へ
新たなステージ、多摩湖線への進出に向けて、ワンマン運転へ対応するための改造を行っていた9000系9105Fが、10月7日、武蔵丘検修場を出場した。9105Fは、今年6月9日に横瀬車両基地へ回送された後、4両編成に組み直され、6月18日、263Fに牽引され、武蔵丘へ回送されていた。
Twitterに上がっていた目撃情報によると、9105Fは武蔵丘検修場を出場後、まずは南入曽車両基地へ回送された。既に、多摩湖線では9108Fが営業運転に就いていることもあり、この編成に関しては、夕方、更に玉川上水車両基地へ回送されるのではないか。仕事を終えてからTwitterを見てみると、予想通り、玉川上水車両基地へ向かっているとのこと。私は、西荻窪からバスで上石神井へ移動し、9105Fを出迎えることにした。
上石神井駅に到着した9105Fの回送列車。
18時16分、9105Fの回送列車が、上石神井駅4番ホームに到着した。到着後、2分ほど停車した後、西武新宿方にある引上げ線へ向かった。
この後、私は下りホームへ移動。9105Fが側線に入って来るのを待つことに。18時38分、9105Fの回送列車が、側線に入線してきた。
上石神井駅下り本線隣の側線に入線してきた9105F。
9105Fは、ここで2分ほど停車した後、玉川上水車両基地へ向かうのだが、短い停車時間を利用して、9105Fを観察してみた。
黄色いシールで埋められた側面の種別幕。
既に営業運転を開始した9108Fと同様に、多摩湖線では各駅停車のみでの運転となることから、種別幕部分は、前面・側面ともに使用しないため、側面には、黄色のステーカーを貼って埋めているのだが、夜になると、その部分の蛍光灯も光るため、御覧のような状態になってしまう。
この後、私は、後続の急行に乗車する。東伏見で9105Fの回送列車を追い越すため、田無から先の各駅に先行することが出来る。私は、小川駅へ先回りして、側線に入線する9105Fを撮影することにした。
小川駅に入線する9105Fの回送列車。(動画ですので音量に注意してください)
まずは入線シーンを動画で撮影。停車した後、更に静止画で撮影を続けることに。
小川駅に到着。ここで暫くの間停車する。
9105Fは、後続の拝島行きを先に通すため、ここでも暫く停車するが、外は雨も酷く降っていたため、ホーム拝島方へは上屋がないため行かずに、この場所での撮影を以て、9105Fの回送列車の撮影を終了することにした。撮影後、私は、いったん改札を出場し、再度入場。拝島線の上り列車に乗り込んで、萩山へ向かった。
多摩湖線用9000系の2本目として出場した9105F。今月は、甲種輸送が何度か設定されており、その都度、263Fが多摩湖線の運用から離脱することから、9105Fは、早い段階で、多摩湖線の営業運転に就くのではないかと予想している。そして、落ち着いた頃には、101系にも新たな動きがあるかもしれない。しっかり記録していかなくては・・・
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