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西武多摩湖線 9000系9105Fが営業運転を開始

10月10日から11日にかけて、西武鉄道にとって大きな動きが2つありました。9月中の撮影記をお伝えしなくてはいけないものが、多数あるのですが、私の地元、西武鉄道沿線で起きている大きな出来事ですので、優先順位を上げまして、この話題からお送りしたいと思います。

10月1日より、西武多摩湖線での営業運転が始まった9000系ワンマン運転対応車。10月7日には、早くも2本目のワンマン運転対応車となる9105F が武蔵丘検修場を出場。その日のうちに、玉川上水車両基地へ回送されていた。既に9108Fが営業運転入りしていること、そして、甲種輸送により、事業用車兼任の263Fが多摩湖線の運用から離脱していること等の理由から、 9105Fの営業運転開始は、意外と早いのではと予想していたのだが、その予想は見事的中。10月10日から多摩湖線での営業運転が開始された。

この日、滋賀県在住で、近江鉄道や京阪大津線を中心とした話題を取り上げた、ホームページを運営されているもぎり屋さんが、9000系への置き換えを開始した多摩湖線の撮影のために上京することになっており、連絡を取り合っていたが、早速、9105Fの営業運転が開始したことを、お互いに西武線アプリでチェック。悪天候ではあったが、もぎり屋さんを出迎えながら、多摩湖線の撮影に出かけた。

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八坂駅に進入する9105F。

出場後、僅か3日で営業運転を開始した9105F。多摩湖線での最初の撮影は、やはり自宅最寄り駅の八坂駅から。ホームの先端で進入シーンを撮った後、9105Fに乗車。まずは萩山駅へ移動することに。

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クハ9005の運転台。

9105Fに乗り込んで、まず最初にやったのが、クハ9005の運転台の撮影。先に営業運転を開始している9108Fと比較すると、あるものが不足していた。

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参考:クハ9108の運転台。(再掲載)

マスコンの右隣に設置された鍵を入れる小箱(マグネット固定式)が、9105Fでは設置されていない。そして、マスコンも9108Fと比較すると、9105Fのマスコンは新品のようにも見える。101系ワンマン車自体、まだ257Fしか廃車が発生していないので、形見分けが出来ないのだろう。鍵を入れる小箱に関しては、多摩湖線・多摩川線用ワンマン運転車両には、全編成に設置されていることから、9105Fにも、いずれ新品が取り付けられるものと思われる。

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萩山駅では9108Fの西武遊園地行きと交換。

萩山駅では、早速、先に営業運転を開始した9108Fとの交換シーンを見ることが出来た。

そして、本日、10月11日も、多摩湖線の撮影からスタート。本日、9108Fは10時頃から16時頃まで、萩山駅の電留線でお昼寝。そして、赤電カラーの259Fが玉川上水車両基地へ入庫。

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多摩湖線ワンマン車3本並び。

土曜・休日ダイヤの9時55分頃に見られる、萩山駅でのワンマン車3本並び。本日は、9105Fの国分寺行き、259Fの回送、241Fの西武遊園地行きと言う並び。9000系が2編成入ったことで、この3本並びも、101系だけで3本揃う機会は少なくなりそう。これも、置き換えの過渡期らしい光景と言える。

この後、私は、後続の国分寺行きで青梅街道へ移動し、小平市役所横で9105Fを撮影。

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一橋学園~青梅街道間を行く9105Fの西武遊園地行き。

西武遊園地駅は、かつての駅名である多摩湖駅へ改名予定なので、9000系による西武遊園地行きと言うのは、期間限定の姿。今後も9000系の投入が進むが、新規入線編成が出た時は、西武遊園地行きでの撮影を最優先にしたい。

そして、撮影後は、一橋学園駅まで徒歩で移動。ここで暫く撮影した後、西武遊園地から戻って来た9105Fを撮影する。

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一橋学園駅に進入する9105F。

この国分寺行き、なんと車掌さんが乗務していた。多摩湖線は、これまでにも、101系ワンマン車が不具合等で車両不足となった際に、2000系等のワンマン運転非対応の車両による代走が行われている。その為、多摩湖線管理所では、定期的に運転士の車掌訓練が行われている。実際に、私自身も、これまでに何度か車掌訓練を行っている列車に乗車したことがあるので、特別驚くようなことではないのだが、営業運転を開始したばかりの9105F充当列車で遭遇することになるとは、全く予想もしていなかったので、車掌さんの姿を見た時は、ちょっとだけ驚いてしまった。

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折り返しの西武遊園地行きも車掌乗務。

「西武遊園地」幕と同じく期間限定である、ホームドアが設置されていない国分寺駅7番ホームに停車中の9000系を撮ろうと、一橋学園から9105Fで国分寺へ向かったのだが、まさか、車掌さんの姿まで一緒に記録できるとは・・・

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国分寺駅を発車する9105F。

車掌さんがドアを操作して、国分寺駅を発車。動き出す際に、ホームに居た小さなお子様に手を振っている車掌さんの姿。子供の頃、保育園へ向かう際に通過する萩山1号踏切で、連結作業の為いったん停車する、急行列車の車掌さんに向かって手を振るのが、毎朝の日課だった。この子にとっても、国分寺駅で見送った9105Fの事は、良い思い出となってくれるのではないか。そんな事を考えながら、私は、国分寺線のホームへ向かった。

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コメント

 初コメ失礼します。こちらのブログは定期的に閲覧し、いろいろと参考にしています。9000系9105編成ですが、本日(13日)乗車したところ、運転台のマスコン脇にはご指摘の小箱がありました。私のブログに写真を載せていますので、よろしければご確認ください。

投稿: モハメイドペーパー | 2020/10/13 23:12

モハメイドペーパーさん、コメントありがとうございます。また、コメント返しが遅くなりまして、申し訳ございません。

ブログを拝見いたしました。確かに9105Fにも箱が設置されていますね。とりあえず、箱を付けずに運用入りしましたが、玉川上水車両基地入庫時に設置したという事なのでしょうね。

いつもご覧いただきありがとうございます。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

投稿: TOMO | 2020/11/01 20:59

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