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東京メトロ17000系 西武池袋線での試運転を撮影する

東京メトロ有楽町線・副都心線で運行している7000系を置き換えのために誕生した、新型車両17000系。デビューに向けて、相互乗り入れ先各線でも試運転が始まり、西武鉄道でも17102Fを使用した試運転が、1月20日から所沢~飯能間で始まった。試運転は、平日だけでなく、休日にも実施されており、1月23日から24日に実施された、西武多摩川線の甲種輸送の撮影の合間に、17000系の試運転も撮影することができた。

1月23日、私は、新秋津駅及びその周辺で、多摩川線に向かう筈の245Fを撮影した後、一旦、甲種輸送の撮影を中断し、17000系の試運転の撮影に向かった。秋津駅から飯能行きの電車に乗車し、向かったのは狭山ヶ丘駅。お隣の武蔵藤沢駅へ向かうつもりだったが、狭山ヶ丘駅上りホームの発車案内機に「回送」の文字を発見し、ここで待ち構えることにした。

ホーム上で待つこと、およそ5分。13時49分頃になるが、17102Fの試運転列車がやって来た。

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狭山ヶ丘駅に進入する、東京メトロ17000系17102Fによる試運転列車。

試運転列車は、狭山ヶ丘駅でいったん停車した後、所沢方面へ向けて走り去っていった。

この後、私は、後続の準急列車に乗り小手指へ。ここで、折り返してくる17102Fを待つつもりだったが、まだ時間がありそうだったので、更に後続の急行列車に乗り込み西所沢へ。3番ホームの中ほどに待機して、17102Fが戻ってくるのを待った。

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西所沢駅に進入する17102Fの試運転列車。

14時13分頃のこと、17102Fの試運転列車が、西所沢駅にやって来た。狭山ヶ丘駅と同様に、ここでも少々停車した後、飯能方面へ走り去っていった。

この日の試運転列車の撮影は、ここで終了。この後は、245Fの甲種輸送を撮影するため、所沢・国分寺と経由して、日野へ向かった。

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西武多摩川線へ向かう筈だった101系245Fの甲種輸送を撮影する

約三か月に一度のペースで実施されている、西武多摩川線の車両交換に伴う甲種輸送。2021年の第1回目の甲種輸送が、1月23日から24日にかけて実施されることになった。今回、多摩川線へ送り込まれる車両は、ツートンカラーの245F。同編成は、昨年10月24日から25日にかけて実施された甲種輸送で、本線側に戻ってきており、今回、約3か月ぶりに多摩川線に戻ることになった。

1月24日。外は冷たい雨が降り続いていた。東京は、翌日の25日にかけて雪の予報が出ており、とても寒い。当初は、撮影に出ないことも考えたのだが、11時30分頃、外出。武蔵野線の新秋津駅のホームから、多摩川線へ向かう245Fを撮影することにした。

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263Fに牽引され、新秋津にやって来た245F。

12時07分、263F+245Fが、トンネルを抜けて、新秋津駅の受渡線に入ってきた。そのまま、ゆっくりと受渡線の奥へ進んでいく。

この後、受け渡し線の様子を見に、改札を出場する。いつも、入替作業を観察する陸橋上で知人に遭遇。ここで、今回の245Fの所沢までの送込みが、前日の終電後ではなく、当日行われたことを知る。速報ブログでも触れたように、東京メトロ17000系のハンドル訓練が、所沢~飯能間で実施され、所沢駅は、甲種輸送が停車する、ホームがない6番線で折り返す列車もあったため、甲種輸送の送込みが当日になった模様。もう少し、早く動きを調べていれば・・・

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245Fにゆっくりと近づくEF65 2050号機。

受渡線では機関車の連結作業が始まっていた。この日、245Fの甲種輸送を担当するのは、JR貨物の新鶴見機関区に所属するEF65 2050号機。現存するEF65のPF型としては最古参の車両である。

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関係者が見守る中、連結作業が行われる。

連結作業の終了を見届けた後、この場所から離れ、多摩川線の甲種輸送時に利用する、魚がしというお店へ向かい、お刺身定食を堪能した。

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萩山駅でレッドアロークラシックの回送列車を撮影する

引き続き、1月21日の撮影記です。

立川駅で、しなの鉄道のSR1系甲種輸送を撮り終えた私は、立川駅で折り返し、国分寺駅経由で帰宅することに。帰りの中央線快速電車の車内で、Twitterにアクセスし、西武10000系ニューレッドアローの10108Fが、玉川上水車両基地へ向かっていることを確認した。

昨年3月のダイヤ改正を機に、池袋線・西武秩父線系統の定期特急列車は、全列車、001系ラビューに置き換えられたが、新宿線の特急「小江戸」には、引き続き、10000系ニューレッドアローが使用されている。池袋線から撤退した10000系のうち、状態の良い後期の車両と、レッドアロークラシックこと10105Fは、新宿線に転属。新宿線で運行されていた状態の良くない10000系を置き換えたが、レッドアロークラシックの分だけ頭数が多くなってしまったため、一部の10000系を、玉川上水車両基地へ定期的に疎開させて、計画的に休車をかけている状態が続いている。

10108Fが玉川上水へ。と言うことは・・・

実は、およそ1か月前。2020年の12月23日に、レッドアロークラシックこと10105Fが玉川上水車両基地へ回送されていた。10108Fと引き換えに、10105Fが玉川上水車両基地から出て来る筈。私は、国分寺駅から乗車した多摩湖線の列車を萩山駅で下車し、10105Fの回送列車を待つことにした。

待つことおよそ15分。20時03分に、10105Fの回送列車がやって来た。

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萩山駅に到着した10105Fの回送列車。

10105Fは、年末から年始にかけて、玉川上水車両基地の庫の中で過ごしたため、この回送列車が、2021年の初走行と言うことになる。この回送列車は、萩山駅で3分ほど停車するため、到着後、一旦、前照灯が消えた。

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前照灯が消えて、完全に停車モードに。

10105Fの回送列車は、20時06分、萩山駅を発車。小平駅経由で南入曽車両基地へ向かった。発車シーンを動画で撮ろうかと思ったのだが、同じく20時06分発の拝島行きが到着した為、動画での撮影は出来なかった。それでも、普段は萩山駅で見かけることがない車両を、じっくり撮影できただけで大満足。到着した拝島行きに乗車し、小川駅乗り換えで東村山駅へ向かえば、もう一度、10105Fの回送列車を撮影することができるのだが、これ以上の追跡はせずに、撮影はここで終了とした。

この後、私は、タイミングよく到着した西武遊園地行きに乗車。一駅先の八坂駅から徒歩で帰宅した。

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しなの鉄道 新型車両SR1系(一般仕様車)の甲種輸送を撮影する

北陸新幹線の開業に伴い、JR東日本から経営分離された長野県内の並行在来線を経営しているしなの鉄道は、JR東日本から譲り受け、1997年の開業時から運行を続けてきた115系電車を置き換えるため、SR1系の導入を進めているが、既に運行を開始したライナー用車両に続き、一般仕様車2編成(S201編成とS202編成)が落成し、総合車両製作所横浜事業所を出場。1月21日から22日にかけて、甲種輸送が実施されることになった。

SR1系の甲種輸送。数日前より、Twitterにスジがアップされていた。アップされた情報によると、SR1系の甲種輸送列車は、18時59分、立川駅に到着し、同駅で4分ほど停車するとのこと。ちょうど帰宅時間と重なることもあり、立川駅まで足を伸ばして、SR1系の甲種輸送列車を撮影することにした。

18時59分、JR貨物のEH200形電気機関車に牽引された、SR1系の甲種輸送列車が立川駅に到着。やや遅れていた、特急「かいじ47号」と後続の高尾行きの発車後、停車中のSR1系電車を撮影してみた。

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しなの鉄道の新型車両SR1系(一般仕様車)

既に運行を開始している青い車体のライナー用車両とは対照的に、一般仕様車は、開業時から運行されている115系でも使われている赤をベースにしたカラーリングとなっている。

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参考:2020年7月6日から運行を開始しているSR1系ライナー用車両。

SR1系一般仕様車は、3月13日に実施予定のダイヤ改正までに、4編成8両が投入されてることになっており、ダイヤ改正後は、全列車のうち約3割の列車が、SR1系での運転となるとのこと。115系の記録も進めていきたいところではあるのですが・・・

SR1系一般仕様車の営業運転開始に合わせて、115系にも廃車が発生。2両編成のS25編成(湘南色)とS27編成が引退することが、しなの鉄道の公式サイトで発表されてしまいました。以前より計画を進めてまいりました、しなの鉄道の115系を使用した貸切列車の計画についても、コロナ対策と合わせて、企画の見直しをすることになりそうです。

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西武多摩湖線 9000系9102Fが営業運転を開始

国分寺駅へのホームドア設置に伴い、9000系ワンマン運転対応車両の投入が進む西武多摩湖線。1月8日、多摩湖線用の9000系としては3本目となる9102Fが武蔵丘検修場を出場。その日のうちに、玉川上水車両基地へ回送された。9000系の多摩湖線での運用が始まって既に3か月が経過。昨年10月10日から営業運転を開始した9105Fは、出場3日後に営業運転入りをしていたので、今回の9102Fも3日以内には営業運転に入るのでは・・・と予想していたところ、本日、1月11日より多摩湖線での営業運転が開始された。

9時30分頃より多摩湖線の営業運転を開始した9102F。今日は、16時頃までは、国分寺~西武遊園地間、全線通し運転となる。どこで撮影しようか迷いながら、向かった先は一橋学園。駅の国分寺方、旧一橋大学駅跡地(国分寺8号踏切)で、9102Fを出迎えることにした。

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一橋学園駅を発車。国分寺へ向かう9102F。

池袋線から多摩湖線へ。同編成の特徴の一つでもあった、新2000系と同タイプのスカートは、転用改造後も健在。今日は営業運転に就いていない9105Fとは、幾つか相違点があるので、早い段階で、9105Fとの並びの写真が撮りたくなった。

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折り返しの西武遊園地行き。

そして折り返しの西武遊園地行きも、国分寺8号踏切で撮影する。西武遊園地駅は、多摩湖駅に駅名改称が予定されているため、9000系の西武遊園地行きは期間限定の姿。9102Fに関しても、西武遊園地行きを早速撮影しておいた。



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秩父鉄道の貨物列車を撮影する 2021新春

引き続き、1月3日の撮影記です。

秩父鉄道の魅力の一つとも言える貨物列車。Twitterの書き込みによると、1月3日から、貨物列車も運転を再開するらしいとのことで、今年の初詣は1月3日に出かけることにしたのだが・・・

貨物列車の運転再開に向けて、実は、秩父駅構内に留置されていた、デキ503、デキ504(ピンク)、デキ506(赤)の3両の電気機関車が、この日の朝、まとめて武州原谷まで回送されていた。秩父駅から武州原谷駅までの僅かな距離ではあるが、三重単が走ったとのことで、これは撮っておきたかった。来年の正月も、同じような情況であれば、初電で秩父を目指そう。

さて、武州原谷駅の状況などから、貨物列車の運転があることは間違いないのだが、お目当ての列車がなかなかやって来ない。どうやら武州原谷を10時53分に発車する7204列車から運転再開の模様。私以外、誰もいなくなっていた撮影地に、同業者がお二人現れ、私も、その方達の近くで待機することに。

手元の時計で、11時39分ごろのこと、お目当ての7204列車がやって来た。

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デキ504が牽引する7204列車。

2021年の初荷。7204列車を牽引してきたのは、ピンク色のデキ504。この機関車、どう言う訳か、貨物列車充当時は、撮影しても曇っていたり、逆光での場面が多いのだが、今回も逆光でやって来てしまった。

そして、この7204列車が波久礼駅で下りの貨物列車(7005列車)と交換してくる模様。急行開運号を撮影した場所に移動し待機する。

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水色のデキ302が牽引する7005列車。

11時53分、水色のデキ302が牽引する7005列車がやって来た。通過直前になって曇ってしまったが、機関車のカラーが明るめな色だったので救われた。

時刻表を見ると、この後も、1時間から1時間20分おきに貨物列車の運行があるが、お腹も空いてきたこともあり、樋口~野上間の撮影地からは、この7005列車の撮影を以て撤収。長瀞方面へ移動することにした。

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秩父鉄道 急行「開運号」を撮影する

1月3日のお話です。

秩父鉄道は、毎年、元日から3日間(今年は1月11日まで)、急行列車に使用される6000系電車に、「開運号」のヘッドマークを掲出し、一部の急行列車を、「開運号」として運転している。これは、先代の急行用車両である3000系、更にその前の300系が現役だった頃から行われている恒例行事であり、私も、15年以上、「開運号」の撮影を兼ねて、秩父を訪れ、初詣も秩父神社へ行くようにしている。

コロナ禍で迎えた2021年。当初は初詣そのものをどうするか悩んだが、出来るだけ混雑を避ける時間帯にお参りすることにして、例年同様、秩父へ向かうことにした。所沢から「ちちぶ3号」に乗車し、一路、西武秩父へ。ここから徒歩で秩父鉄道の御花畑駅へ移動。上長瀞~樋口間の各駅が乗り降り自由となる「ながとろ満喫きっぷ」を購入し、樋口へ向かうことにした。目指したのは、樋口駅から野上駅方向へ10分ほど歩いた有名撮影地。Twitter情報によると、秩父鉄道の魅力の一つでもある鉱石列車も、3日から運転再開とのこと。その点も、樋口まで足を延ばす要因の一つとなった。

9時30分、撮影地に到着。この時点で撮影地にいたのは、私の他にもう一人。ソーシャルディスタンスを保ちながら「開運号」を待つことに。

現地到着からおよそ15分。最初にやってきたのは、こんな車両だった。

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妖怪「アマビエ」のヘッドマークを掲出した7506F。

秩父鉄道では、昨年4月23日より、疫病除けにまつわる伝説を持つ妖怪「アマビエ」をモチーフにしたヘッドマークを、主力車両の7500系1編成に掲出している。撮影地に到着してから、最初にやってきたのが、運良く、「アマビエ」ヘッドマークを掲出した7506Fだった。疫病退散。コロナの1日も早い終息を願ってシャッターを切った。

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謹賀新年

皆様、あけましておめでとうございます。

旧年中は、TOMOの鉄日誌をご愛顧いただきましてありがとうございました。今年も昨年同様、鉄道を中心に様々な話題を取り上げていきたいと思います。

コロナ禍で迎えた2021年の元日。今日は、晴天に恵まれたこともあり、2021年の撮り初めとして、多摩湖線の101系を撮りに狭山公園へ出かけてきました。

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 西武遊園地駅を発車し、一路、国分寺へ向かう101系241F。

これまでにも何度か触れているように、今、多摩湖線では、国分寺駅へのホームドア設置に合わせて、9000系ワンマン車の投入が進んでおり、20年以上に亘って多摩湖線を支えてきた101系は、まもなく姿を消すことになっています。今日は運良く、10時頃から16時頃まで、全線通しの運用に、伊豆箱根鉄道カラーの241Fと、ツートンカラーの245Fが入り、西武園ゆうえんちの観覧車をバックに、2種類のカラーの101系を、効率良く撮影することができました。

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ツートンカラーの245F。

国分寺駅のホームドアは、3月末から稼働する予定とのことですが、ホームドアが付いてしまえば、ホームドアが稼働していなくても、3ドア車両は入線できなくなります。その為、多摩湖線を走る101系は、2月中には見納めになってしまうものと思われますが、その一歩前に、毎年1月は、西武多摩川線の甲種輸送が実施されるため、ツートンカラーの245Fは、他の編成よりも一足早く、多摩湖線から姿を消してしまうかもしれません。

もう一つ、多摩湖線と合わせて気になっているのが狭山線です。多摩湖線を追われる101系の中には、牽引車兼任の263Fも含まれます。この263Fと、多摩川線の予備車となる2編成を合わせて、最低3編成の101系は、本線側に残す必要があります。その転用先の候補として、私が予想しているのが狭山線です。

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狭山線の線内折り返し運用に就く4両編成の2000系。

現在、池袋線の小手指車両基地には、狭山線の線内折返し運転用として、4両編成の2000系が3本(2501F、2503F、2513F)配属されており、101系を本線側に残さなくてはならない最低本数とピッタリ一致します。

多摩湖線が大きく変わるであろう2021年。今年も、TOMOの鉄日誌を、どうぞ宜しくお願いいたします。

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