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JR貨物愛知機関区DD51 定期運用終了

仕事が多忙なシーズンを迎え、ブログの更新頻度が下がっております。日々の記録をブログに反映できないまま、JRグループや西武鉄道など、鉄道各社がダイヤ改正を実施する3月13日を迎えてしまいました。今年も、ダイヤ改正を機に引退する車両が幾つか存在します。

DD51形ディーゼル機関車。かつては、四国を除く、日本全国でその姿を見ることができたが、客車列車の電車・気動車化、長距離列車の廃止、更には老朽化により、徐々にその姿を減らしていき、最後に定期運用が残ったのは、愛知機関区所属のDD51。関西本線、四日市周辺の貨物列車で活躍を続けてきたが、北海道から転用されてきたDF200形への置き換えが進み、ついに定期運用から卒業することになった。

今回は、愛知機関区DD51の惜別企画としまして、2016年と2018年に撮影したDD51の未公開画像(一部再掲)をご紹介しながら、愛知機関区のDD51の活躍を振り返ってみたいと思います。

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関西本線、富田浜~四日市間を行くDD51 1804号機。(2016年3月18日撮影)

三岐鉄道の東藤原から四日市港との間で運転されているセメント列車。このセメント列車を、富田駅からのJR区間、四日市駅を経て四日市港までの間を、DD51が担当していた。DD51が牽引するセメント輸送用の貨車、タキ1900形も、今やここでしか見られない存在。DD51とタキ1900の組み合わせ、1999年までは、八高線でも見ることができた。

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東海道本線、清洲駅を通過するDD51重連牽引の貨物列車。(2018年5月3日撮影:再掲)

中央本線から稲沢を経由して、関西本線へ向かう石油輸送列車。名古屋駅から東海道本線で岐阜方面へ2駅。清洲駅は、ホーム上から貨物専用の通称稲沢線を走る貨物列車を気軽に撮影することができる。この日、清洲駅で撮影したDD51は重連で、2両目の車両は、北海道から転属してきた旋回窓付きの1146号機だった。この当時、愛知機関区には、旋回窓付きのDD51が2両在籍しており、一度は旋回窓付き車両を先頭で撮影したかったが、その願いは叶わなかった。

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関西本線弥冨駅を発車したDD51 857号機牽引の貨物列車。(2018年5月4日撮影:再掲)

三岐鉄道を訪ねた2018年のゴールデンウイーク。東京へ帰る前に、名古屋駅からも近い弥冨駅周辺で、DD51 857号機が牽引する貨物列車を撮影した。牽引する貨車の両数は短かったものの、光線状態も良く、東京へ帰る前に、良いものを撮ることができた。

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コンビナートの煙突をバックに、関西本線を行くDD51 825号機。(2018年6月16日撮影)

工業地帯、四日市らしい煙突をバックに撮れる定番撮影地で撮影したDD51 825号機。この当時、825号機は、愛知機関区所属車両の中では最古参の車両だった。

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関西本線の塩浜支線を行くDD51 825号機。(2018年6月16日撮影)

コンビナートの煙突をバックに撮影したDD51 825号機牽引の貨物列車は塩浜行きだったので、撮影後は、その折り返しを撮るため、貨物専用の塩浜支線へ。近鉄名古屋線海山道駅近くの陸橋へ通じる階段から、折り返してきたDD51 825号機を撮影してみた。残念ながら単機だったが、非電化区間で撮影できたことは良かったと思う。

2018年の時点では、既にDF200の転用が始まっており、少しずつ、DD51は、その姿を少しずつ減らしていたが、まだ1~2年は大丈夫だろうし、その間に、まだ何度か撮影できるだろうと思っていたのだが、結局、これ以降は、名古屋方面へ遠征する機会も少なくなり、DD51を撮影することはできなかった。もう一度、愛知機関区のDD51を撮りたかったなぁ・・・

愛知機関区のDD51、長い間、お疲れさまでした。

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