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海の日 米タンを撮る

7月22日、海の日の撮影記です。

東京オリンピック開催に伴い、今年の海の日は、7月19日から22日へ変更。木曜日が祝日となった。

弊ブログでは、火曜日と木曜日が祝日と重なった場合、祝日の恒例企画として、米軍横田基地への燃料輸送列車(通称:米タン)の観察を行っている。日頃は、なかなか撮影出来ないこの列車。果たして、今回は、上手くいくだろうか。

自宅から徒歩で萩山駅へ。ここから西武拝島線の列車に乗り込み、拝島に到着したのは10時08分のこと。早速、駅前の横田1号踏切へ向かう。玉川上水を渡った先にある横田2号踏切付近に、カメラを持った方が数名待機しており、米タンが運転されることは間違いなさそう。早速、撮影場所を確保し待機する。

待つことおよそ15分。踏切が鳴り出した。

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横田基地専用線を行く、米タン返空列車。 

10時25分、DE11 2004号機が牽引する米タンの返空列車がやって来た。DE10及びDE11については、JR貨物の新型ディーゼル機関車、DD200形への置き換えが決定しており、米タンも、鶴見線の安善駅から先の区間については、新型のDD200形が入線しており、いずれは、この区間にも・・・ 最近は、そんな事を考えながら撮影するようにしている。

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後追い。

振り向いて、走り去るタキ1000を撮影してみる。この日は、最後部車両にも、入替を担当する職員さんが乗っていた。

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営業運転を開始した西武40000系40155Fを撮影する

約10日前、7月11日午後の撮影記です。

西武多摩川線から戻ってくる101系247Fの甲種輸送の撮影に出かけた私。前の記事でも触れているように、15時頃から激しい雷雨となり、落雷のため、西武池袋線のダイヤが大幅に乱れてしまった。

雨も小降りになり、遅れながらも運転が再開されたころ、こんな列車が西所沢駅にやって来た。

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急行小手指行きとしてやって来た40155F。

入線してきたのは、6月13日に甲種輸送で到着した、40000系の今年度増備車第一弾、40155F。営業運転開始後、私にとっては、これが初の撮影となるのだが、ご覧のように、普段は見られない急行小手指行きである。

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側面の表示も撮影。

西武線アプリによると、この列車は、元々、急行飯能行き2147列車として運転されていたが、落雷による停電のため、運転見合わせ後、小手指~飯能間が運休となり、急行小手指行きとなった。40155Fの初撮影が、まさかまさかの急行小手指行き。レアなシーンを撮影してしまった。

さて、40000系の今年度増備車が営業運転を開始し、2000系の廃車が発生するかと思いきや、今のところ、運用を離脱した車両もなく、更に池袋線へは、新宿線から30102Fが送り込まれ、池袋線の運用に就いています。

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池袋線にやって来た30102F。

20000系以降の5桁形式の車両に関しては、行先表示器も、池袋線・新宿線、どちらにも対応しています。最近では、車両基地の配置上はそのままに、必要に応じて、池袋線と新宿線との間を移動しているというケースもあり、この30102Fについても、池袋線の6000系で進められている、スマイルビジョンの更新及びデジタル列車無線対応工事による運用離脱車の穴埋めとして、一時的に池袋線へ貸し出されたようで、現在は新宿線に復帰しているとのことです。とは言え、車両不足が解消されれば、2000系の廃車が発生することは間違いないでしょう。そして、ここ数日で、旧2000系の2連と新2000系の2連との間で、フルカラーLED表示器の移植作業が行われており、もう少し長生きするだろうと思われていた旧2000系の2連にも大きな動きが出始めています。今後の車両の動きにも、しっかり注目していかないといけませんね。

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西武多摩川線 101系247Fの甲種輸送を撮影する

7月4日から11日にかけての撮影記です。

前の記事でも触れたように、伊豆箱根鉄道カラーの241Fが多摩川線へ向かったが、その入れ替わりとして、多摩川線からは、赤電カラーの247Fが、本線側に戻ってくることとなった。

甲種輸送の撮影記をお伝えする前に、西武多摩川線の話題を一つお伝えしておきたいと思います。

西武鉄道は、7月1日から9月30日までの3か月間、多摩川線で、自転車をそのまま車内に持ち込むことができる「サイクルトレイン」の実証実験を行うことになった。対象列車は、下記の通り。

平日 是政10時09分発から15時45分発、武蔵境10時06分発から15時42分発
休日 是政 8時09分発から17時45分発、武蔵境 8時06分発から17時42分発

持ち込める台数は1人1台までで、多磨駅を除く多摩川線全駅で利用が可能。自転車を持ち込む車両は、武蔵境方の1号車が指定されており、車内には、自転車を固定するバンドが用意され、更に窓ガラスには「サイクルトレイン」のステッカーが貼られている。

3か月間の実正実験期間中、7月10日から11日にかけて、甲種輸送が計画されている。今回、甲種輸送で本線側に戻る赤電カラーの247Fも、甲種輸送が行われる週の水曜日からは準備が始まるため運用を離脱するが、ギリギリのタイミングまでは運用に就いているため、5日間程ではあるが、247Fもサイクルトレイン仕様になっている。

そこで、7月4日の夕方、浅草まで出かけた帰りに、武蔵境で下車し、多摩川線へ。タイミング良く、サイクルトレインの最終である、武蔵境17時42分発の是政行きに乗車。この日は、小雨が降ると言う、生憎の空模様であったが、偶然にも、この列車には、自転車を持ち込んだ乗客がお一人いらっしゃったので、私も最後尾車両に乗車。西武線の車内に自転車と言う、今まで目にしなかった光景を目にしながら、一駅目、新小金井で下車し、ここで247Fを待つことにした。

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新小金井駅に到着した、247Fの武蔵境行き。

新小金井駅で待つこと約10分。247Fによる武蔵境行きがやって来た。まず最初に、新小金井駅での撮影を選択したのは、先頭の1号車、クハ1247の窓に「サイクルトレイン」のステッカーが貼られた状態での編成写真を撮りたかったため。交換の是政行きが到着するわずかな時間を利用して、撮影を済ませた後、急いで上りホームへ。折り返し乗車に備えて、新小金井到着後、一度改札は出場し、再入場をしてあるため、そのまま乗り込むことが可能。なんとか最後尾車両に乗車し、武蔵境へ戻ることに。到着後、クハ1247を中心に撮影を進めていく。

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クハ1247の車番とサイクルトレインのステッカーを撮影。

まずは、クハ1247の車番とサイクルトレインのステッカーを合わせて撮影するため、こんな角度で撮影してみた。自転車を固定させるためのバンドも確認できる。

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クハ1247側から編成全体を撮影。

そして、今度は、クハ1247側から編成全体を撮影してみる。この位置からでも、車内に設置された自転車を固定するためのバンドは確認できた。

最後に、ホーム上を歩いて4号車側へ移動。

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クハ1248側から編成全体を撮影するが・・・

是政方先頭のクハ1248。正面の向かって左側の上の方、塗装の修復跡が目立つ。赤電カラーの非冷房車が現役バリバリで走っていたころと比べると、検査周期も長くなり、その分、塗装作業の周期も長くなっている。私が子供のころは、ここまで退色した赤電を、本線上で見た記憶はない。247Fが赤電カラーとして出場してから3年半。今年中には、再塗装されるのではないかと思われる。

247Fの発車を見送った後、多摩川線から撤収。帰宅した。

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上信電鉄 150形153Fが解体される

経年が50年を迎える車両を、JR東日本から購入した中古車両により、置き換えた上信電鉄。

JR東日本107系改め、上信電鉄700形の投入により、元西武鉄道の401系・701系・801系を譲り受けた150形から置き換えられ、これまでに、旧701系の155F、旧401系の151Fが、既に解体、搬出されており、最後まで残った旧801系の153Fも、2019年10月に引退した。

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2019年10月に引退した、上信電鉄150形153F。(2019年3月31日撮影)

153Fは、引退後も、高崎駅構内の留置線に、1年以上留置されていた。

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運用を離脱した153Fは、1年半以上、この場所で過ごした。(2020年10月3日撮影)

これまでに引退した編成と同様、本線を走る車両と並べて撮影することが可能だったこともあり、二代目のホワイトタイガー電車となった703Fとの並びも撮影することができた。


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二代目ホワイトタイガー、703Fとの並び。(2020年10月3日撮影)

しかし、今月初めには、本社前の留置線に移動。その模様がTwitterにアップされた。その場所は、既に搬出された2編成が、解体作業を行った場所であり、153Fに残された時間は、そう長くないことを実感した。そして、7月14日の午後、重機による解体作業を撮影した画像が、Twitterにアップされているのを発見。これまでの2編成と共に、本社前の留置線で車体を2分割にした後、解体業者へ向けて搬出されるものとばかり思っていたので、本社前の留置線で行われた解体作業の画像は、とても衝撃的に見えた。

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西武多摩川線へ向かう101系241Fの甲種輸送を撮影する

約三か月に一度のペースで実施されている、西武多摩川線の車両交換に伴う甲種輸送。7月10日から11日にかけて、甲種輸送が計画された。今年は、1回目の甲種輸送が、降雪予報のため、途中で打ち切りとなり、仕切り直しの甲種輸送が2月27日から28日にかけて実施されているため、早くも4回目の甲種輸送となる。

今回の甲種輸送では、多摩川線から赤電カラーの247Fが本線側に戻ることとなり、逆に、本線側からは、伊豆箱根鉄道カラーの241Fが送り込まれることになった。241Fは、2019年10月19日から20日にかけて実施された甲種輸送 により、本線側に戻ってきてからは、今年2月まで、多摩湖線で活躍。多摩湖線撤退後は、武蔵丘検修場に入場した後、狭山線で使用されてきたが、この度、1年9か月ぶりに、多摩川線へ送り込まれることになった。

7月10日、多摩川線へ向かう241Fの甲種輸送を撮影するため外出する。241Fは、前日の池袋線上り終電後に、263Fに牽引され、所沢駅へ移動。ここで朝を迎えていた。11時30分頃、所沢駅に到着した私は、所沢陸橋へ向かうことに。駅東口に降り立つと、ちょうど東所沢駅行きのバスが発車するところであった。朝から気温が上昇し、既に30度以上ありそうな感じ。歩いても10分程度の距離ではあるが、目の前に停車していたバスに乗ってしまった。2つ目の茨原前で下車。ここまで運賃100円とのことで、これからもタイミングが合えば利用してしまいそう。

バス停から歩くこと4分ほど。所沢陸橋に到着。この時点で、先客は4名と少なめ。一瞬、もう通過してしまったのではないかと疑ってしまったが、263F+241Fは、まだ通過していないとのこと。

現地到着から約10分。11時53分頃になるが、263F+241Fが、所沢陸橋付近を通過した。

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263Fに牽引され、新秋津へ向かう241F。

これまで、多摩川線に向かう甲種輸送は、12時頃に所沢駅を発車していた。しかし、前回、251Fの甲種輸送では、レッドアロークラシックの撮影を優先し、所沢駅に11時58分に到着したのだが、この時、既に251Fの甲種輸送は出発しており、撮影できなかった。今回、所沢陸橋を11時53分に通過したとなると、所沢駅の発車時刻が10分早くなったと見て間違いない。

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