南入曽車両基地に留置中の西武30000系32101Fを撮影する
さて、東村山駅で2000系による快速急行を撮影した後は、新宿線の下り列車に乗車し入曽へ向かった。
速報ブログ でも触れたように、南入曽車両基地には、30000系の2両編成、32101Fが留置されている。この32101Fは、8月24日の夜に、小手指車両基地から所沢経由で南入曽車両基地に回送されたものの、新宿線の営業運転に就くこともなく、車両基地内に留置中とのこと。とりあえず、32101Fの様子を見ておきたい。
入曽駅を出て、いざ南入曽車両基地へ。駅から歩くことおよそ15分。お目当ての32101Fは、車両基地の門の目の前に停められていた。
南入曽車両基地にやって来た32101F。
私がこの場所にたどり着いたのが、12時頃のことであった。32101Fは、ご覧のようにパンタグラフを上昇させ通電状態だった。32101Fの後ろには、2000系が見えるが、この2000系は、9月3日に武蔵丘検修場を出場した2031Fの模様。
クハ32201を正面から。
更に、門の前から、クハ32201を正面から撮影してみる。正面狙いではあるが、南入曽車両基地らしさを出すために、背後の2000系も入れて撮影してみた。
32101Fと留置中の2000系を入れて。
そして、少し移動して、留置されている2000系や10000系NRAを入れて撮影してみる。今や新宿線のみの運行となってしまった10000系NRAや旧2000系が入ると、一気に新宿線の車両基地らしさが出て来る。
別の角度から32101Fのみを撮影する。
そして、最後に別の角度から32101Fのみを撮影。この角度から見ると、クモハ32101には「女性専用車」のステッカーが貼られたままであることが解る。
突然、南入曽車両基地に現れた32101F。転属なのか、それとも何らかの訓練に使われるために回送されてきたのか。現時点での真相は不明である。前の記事でも触れているように、旧2000系の2両編成の中には、これまで使用されていたフルカラーLEDの行先表示器を、新2000系の2両編成に提供し、代わりに、新2000系の2両編成に使用されていた方向幕に交換された車両もある。このような動きを見ていると、旧2000系の2両編成の置き換え用と言う可能性も否定できない。
新宿線で営業運転に就いていたころの32105F。(2013年6月26日撮影)
30000系の2両編成は、池袋線のイメージが強いが、2012年度の増備車である、32105Fと32106Fの2本は、新宿線に新製配置された。32105Fは38113Fと、32106Fは38114Fとコンビを組み、10両編成で運行されていた。しかし、10両固定編成の登場により、活躍の場を、新宿線から池袋線に移してしまった。
新宿線で、再び30000系の2両編成を見ることができるようになるのか?それとも、小手指車両基地に戻ってしまうのか?今後の動きに注目していきたいと思います。
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