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西武2000系 2007Fによる撮影会ツアー列車を撮影する

1月22日の撮影記です。

最近、鉄道ファン向けの有料撮影会を企画する鉄道会社が増えている。普段は立ち入ることができない車両基地等で開催されるものだが、この度、西武鉄道でも、有料制の撮影会ツアーが企画された。撮影会の会場へは、旧2000系最後の8両固定編成である2007Fによる貸切列車で移動できるというもので、私も、このツアーに申し込もうと思ったが、発表当日に、即完売となってしまったようで、残念ながら、このツアーに参加することはできなかった。

そこで、撮影会ツアーには参加できないが、去就が注目されている2007Fによる貸切列車の撮影はしておきたい。リリースで発表されていたツアーの概要を基に、色々と予想しながら、この列車を撮影してみた。

なお、この記事の執筆に関しましては、弊ブログの読者の方からご提供いただいた画像を一部使用しております。予めご了承ください。

2007Fを使用した撮影会ツアー列車は、西武新宿駅から出発し、まずは南入曽車両基地へ向かうことになっていた。スマホの駅すぱあとで、1月22日の西武新宿駅の時刻表を見てみると、9時33分発の快速急行本川越行き1601列車の発着ホームが、所定の2番ホームから3番ホームへ変更になっていることを発見。と言う事は、この時間帯に、2007Fの回送列車が入線するのではないか。

8時15分頃、自宅を出発。萩山駅から西武新宿行きに乗り込み、西武新宿方面に向かう。先頭車両で様子を見ていると、花小金井~小平間、昭和病院カーブには、多くのファンが待ち構えており、まだ2007Fが来ていないことを感じた。そのまま乗り通し、田無駅で下車。上りホームの本川越方先端で、2007Fの回送列車を待つことにした。

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田無駅に進入する2007Fの回送列車。

ホームで待つことおよそ25分。9時03分頃になるが、2007Fの回送列車がやって来た。ちょうど2番ホームから、田無始発の各駅停車西武新宿行きが発車した直後だったこともあって、かなり速度を落として田無駅に近付いてきてくれた。

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西武新宿線 2000系の注目編成を撮影する

およそ2週間前、1月8日の撮影記です。

三連休の初日。起床して、西武線アプリや運用情報サイトを見ると、新宿線は2000系が活発に動いていた。実は、2021年の年末に、池袋線の2000系8両編成3本と、新宿線の30000系8両編成3本のトレードが行われており、新宿線は、黄色い電車の率が上がっていた。新宿線に移って来た2000系は、2069F、2075F、2091Fの3編成。いずれも、新2000系の更新車で、正面にも車番が掲出されていることから、早い段階で、新宿線での活躍シーンを撮影しておきたかった。既に2075Fと2091Fは出庫しており、あとは2069Fが出庫してくれれば、1日で3編成全てが撮影できる。2069Fの出庫を願いながら、更に西武線アプリを見てみると、普段は20000系や30000系の8両編成で運用される、新所沢始発、各駅停車西武新宿行き5812列車が、新2000系の更新車で運転されていることを発見。この列車は、折り返し、快速急行本川越行き1601列車となる。この列車が、もし2069Fだったら・・・そんな事を考えながら、所沢へ。ここで1601列車を出迎えることにした。

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快速急行本川越行き1601列車に充当中の2069F。

10時02分、快速急行本川越行き1601列車が所沢駅に到着。充当されていたのは、期待通り、池袋線から移って来たばかりの2069Fだった。休日ダイヤの名物列車の一つでもある快速急行本川越行きは、次のダイヤ改正で、1本が運転取りやめとなる。それだけに、2069Fの快速急行本川越行きが撮れたことは、有り難かった。

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秩父鉄道 急行「開運号」と「SL秩父錦号」を撮影する

引き続き、1月3日の撮影記です。

秩父鉄道は、毎年、元日から3日間(今年は1月10日まで)、急行列車に使用される6000系電車に、「開運号」のヘッドマークを掲出し、一部の急行列車を、「開運号」として運転している。これは、先代の急行用車両である3000系、更にその前の300系が現役だった頃から行われている恒例行事であり、私も、15年以上、「開運号」の撮影を兼ねて、秩父を訪れ、初詣も秩父神社へ行くようにしている。

2年続けてコロナ禍で迎えた新しい年。今年も、例年同様、秩父へ向かうことにした。前の記事で触れたように、今年は、電気機関車の三重単を撮るために、例年よりも更に早い時間に出発。7時50分頃には、三重単の撮影場所である大野原No2踏切に到着していた。

踏切で待つことおよそ25分。8時15分頃になるが、上りの急行列車がやって来た。

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熊谷行き急行「秩父路4号」

三重単よりも後に来ると思っていた急行「秩父路4号」。この日、この列車に充当されていたのは、「開運号」のヘッドマークを掲出した6002F。秩父鉄道の公式サイトによると、6000系車両2編成に「開運号」のヘッドマークを掲出しているとのこと。昨年は、新型コロナウイルスの影響により、正月も急行列車が一部運休となっており、「開運号」のヘッドマークを掲出した6000系は1編成しか撮影出来なかったが、今年は、急行列車の運休もないため、車両故障などがない限りは、2編成分撮影できることになる。三重単を撮るための待機中ではあるが、まず、1本目の「開運号」ヘッドマーク付きの6000系を撮影することができた。

そして、この急行列車に遅れること15分後、三重単を撮影したのは、前の記事で触れた通りである。

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秩父鉄道の貨物列車を撮影する 2022新春

2022年の撮り初め。1月3日の撮影記です。

私は、もう15年以上、秩父鉄道の急行「開運号」に合わせて、秩父神社へ初詣に出かけている。ここ数年は、3が日の間に出かけるようにしており、昨年は、1月3日に初詣に出かけていた。この時も、急行「開運号」を撮影した後、同日より運転を再開した秩父鉄道の貨物列車も撮影しているのだが、この日の早朝、貨物列車の運転再開に合わせて、秩父~武州原谷間に、電気機関車の三重単が運転されたことを後から知った。そして、この時、来年の正月には、朝早く秩父に向かい、この三重単を撮りたい。そう思っていた。

コロナ禍で迎えた2022年の正月。今年も、昨年同様、3日に秩父へ向かうことにした。電気機関車の三重単。秩父鉄道や西武鉄道など、秩父周辺の鉄道の話題を取り上げているブログ、電気屋の鉄道資料館によると、2021年1月3日に運転された三重単は、秩父駅を8時ごろに出発している模様。貨物時刻表を見てみると、秩父発の302列車と言うスジがあり、休日ダイヤの場合は、秩父駅を8時03分に出発している。302列車のスジを使うのではないか。私は、これに間に合うように、現地へ行くことにした。

当日、自宅を5時20分頃に出発。久米川駅前のすき家で朝食を食べた後、所沢・飯能を経由し秩父へ。7時19分に西武秩父駅に到着した私は、そのまま秩父鉄道の御花畑駅へ。ここで秩父鉄道の1日乗車券を購入し、同駅7時36分発の羽生行きに乗り込んだ。

7時38分、秩父駅に到着。車内から留置線を眺めてみると、3両の電気機関車を発見。一旦ホームに降りて、停車時間を利用し、留置中の電気機関車を撮影してみた。

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秩父駅構内で新年を迎えた3両の電気機関車。

朝日を浴びた3両の電気機関車。よく見ると、3両ともパンタグラフを上げており、この後、動き出すことは間違いなさそう。もし、3両ともパンタグラフを下ろした状態で止まっていたら、諦めて、急行「開運号」等の撮影に備えて、熊谷方面へ向かうつもりだったが、三重単の撮影を優先するため、停車していた羽生行きの電車に乗り込み、お隣の大野原駅へ移動する。機関車の送込み先である武州原谷駅は、大野原駅とお隣の和銅黒谷駅との駅間にある。元々、運転区間が短い上に、順光で撮れる場所は全くない。あとは、大野原駅から秩父駅方向へ戻るか、それとも、和銅黒谷方向に進むか。

悩んだ末に選んだのが、秩父駅方向へ戻ること。駅から3分ほど歩いた大野原No2踏切で待機することにした。車の通行の邪魔にならない場所で待機するが、8時を過ぎても、三重単が現れない。状況から見て、武州原谷への送込むことは間違いないのだが・・・

先行列車を撮影しながら、待つことおよそ40分。8時31分頃になるが、三重単がやって来た。

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武州原谷駅へ向かうデキ三重単。

黄色のデキ502を先頭に、デキ501とデキ103を連結した三重単。赤+青(標準色)+ピンクと言う三色で運転された昨年の三重単と比較すると、地味な組み合わせかもしれないが、デキ502は、東京オリンピックの聖火リレーに合わせて、黄色一色に塗り替えられた車両。この塗装も、期間限定の姿と言うことになるかもしれない。そう考えると、この組み合わせも悪くない。

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謹賀新年

皆様、あけましておめでとうございます。

旧年中は、TOMOの鉄日誌をご愛顧いただきましてありがとうございました。今年も昨年同様、鉄道を中心に様々な話題を取り上げていきたいと思います。

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西武多摩湖線の運行を支える9000系車両。

昨年、私の地元路線でもあります、西武鉄道多摩湖線は、国分寺駅へのホームドア設置に伴い、20年以上、多摩湖線を支えてきた101系ワンマン車が撤退し、ワンマン化改造を受けた9000系へ置き換えられました。そして、多摩湖線以外では、旧2000系の置き換えの再開、そして、10000系レッドアロークラシックの廃車等、出会いよりも別れの多い1年だったように感じます。

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40000系の2021年度最終増備車40157F。この編成は、2021年11月7日から12月24日まで、新宿線系統で運行された。

コロナ禍で迎えた2022年。40000系が増備されれば、2000系の廃車が進んでいくという1年になっていくものと思われます。少しずつ姿を消していく2000系を、少しでも多く記録出来たら・・・そう考えております。

今年も、TOMOの鉄日誌を、どうぞ宜しくお願いいたします。

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