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西武9000系 多摩湖線不定期列車運転に合わせて回送列車で小平まで入線

3月12日のダイヤ改正から、早くも2週間以上が経過。TwitterやFacebookに投稿されている情報を見ながら、少しずつではありますが、新ダイヤの特徴を掴みつつあります。

我が地元路線である、西武鉄道多摩湖線。西武園ゆうえんちやベルーナドーム(西武ドーム)で開催されるプロ野球公式戦等により、不定期列車も多数設定されており、不定期列車の運転の有無により、車両運用も大きく変わる事になる。そんな西武多摩湖線の新ダイヤ。休日ダイヤで、不定期列車が運転される場合、多摩湖線の主である9000系ワンマン車が、回送列車として小平駅まで入線すると言う情報がTwitterにアップされていた。普段は、多摩湖線全線と、拝島線の萩山~玉川上水間しか走らない9000系ワンマン車が、回送列車とは言え、小平駅まで入線するという事は、新宿線を走る他の車両との並びを撮るチャンスが増えたことにもなる。これは早速見に行きたい。

3月26日、私は、9000系の小平駅乗り入れの様子を撮影してみた。小平へ回送される9000系は、9時41分、国分寺発萩山行き6411列車として到着した車両で、萩山駅到着後、一旦、八坂駅方の留置線に入った後、9時51分頃、萩山駅3番ホームに入線。その後、小平駅へ向かうと言う。そこで、この回送列車に先行する小平行きで、先回りすることにした。

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萩山駅に入線する小平行き38101Fと留置線の9000系。

9時46分、9000系の回送列車に先行する、拝島発の小平行きが萩山駅に到着する。ご覧のように、この日は、「DORAEMON-GO!」として運行中の38101Fでの運転だった。そして、留置線には、ヘッドライトを点けた9000系が待機しているのが確認できる。

私は、到着した小平行きに乗車し、小平駅へ。到着後、下りホームの先端で待機し、このあとやって来る9000系の回送列車を待つことにした。

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西武2000系 2521Fが横瀬車両基地へ廃車回送される

TwitterやFacebookからの情報となりますが、本日3月22日、新宿線系統で活躍してきた、2000系の2521Fが、横瀬車両基地へ廃車回送されたとのことです。

4両編成の2000系の廃車は、2519Fに続いて2例目。列車無線のデジタル化が行われていなかったこともあり、この編成も廃車が近いのではないかと言う噂をよく耳にしていましたが、年度末であるこの時期に、帰らぬ旅に旅立ってしまいました。

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横瀬車両基地へ廃車回送された2521F(前4両)(2021年7月31日撮影)

2月に廃車となった2519Fの事もあり、2521Fを見かけたときには、積極的に撮るつもりで、2000系の記録をしていたのですが、この編成に関しては、なかなか遭遇する機会に恵まれないまま、仕事が多忙のシーズンを迎え、更に、家族の入院や自分自身の体調不良等により、まともに記録が出来ないまま、運命の日を迎えてしまいました。本日帰宅後、2521Fの画像を探したところ、拝島線小平~玉川上水間の折り返し運用に就く2521Fの画像が見つかりました。撮影日は2021年7月31日。この日は、2523Fとコンビを組んで運用に就いていました。これより新しい画像が、現時点で見つかっておりません。しっかり記録していると思っていたのですが、最後に撮影したのが、まさか半年以上も前だったとは・・・

2521F、長い間、お疲れ様でした。近いうちに、横瀬へ行って、2521Fを見てきたいと思います。

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E233系 2022年3月ダイヤ改正で消滅する八高線直通列車を撮影する

仕事が多忙なシーズンを迎え、ブログの更新頻度が下がっております。今年は、母が入院したり、私自身が高熱で倒れたりと、例年以上に、日々の記録をブログに反映できないまま、JRグループや西武鉄道など、鉄道各社がダイヤ改正を実施する3月12日を迎えてしまいました。私自身の体調は回復し、母も無事に退院できました(二人ともPCR検査は陰性でした)ので、少しずつ、ブログの執筆も再開していきたいと思います。引き続き、お付き合いのほど、お願いいたします。

コロナ禍で迎える2022年春のダイヤ改正。各鉄道会社とも、列車の減便や車両の引退の話題が多く、全体的に明るい話題が少なく感じられる。私が通勤で利用する中央線快速電車は、1996年3月のダイヤ改正から続いていた、青梅線を経由した八高線との直通運転が、八高線の八王子~高麗川間のワンマン運転開始に伴い終了することになった。八高線と中央線快速電車との直通運転は、朝夕が主体。という事で、今年に入ってからは、何度か、帰宅時に八高線への直通電車をスマホのカメラで撮影していた。

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ダイヤ改正で終了した、中央線快速電車の八高線直通列車。(2022年1月14日撮影)

中央線から八高線へ直通する列車は、平日ダイヤの場合、下り列車は2本あり、高麗川まで運転される列車は、通勤快速で運転されている。以前は、快速電車での運転であったが、2019年3月のダイヤ改正で、「中央ライナー」「青梅ライナー」が廃止されr、特急「はちおうじ」「おうめ」へ格上げとなった際に、仕様車両の関係で、青梅線への特急列車の設定が少なくなってしまったため、その代替として、青梅線方面へ直通する通勤快速が増やされ、八高線の高麗川まで直通する列車も通勤快速に格上げとなった。

一方、この列車よりも1時間ほど早い時間帯に、箱根ヶ崎行きが設定されている。

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三鷹駅に停車中の箱根ヶ崎・武蔵五日市行き。(2022年3月3日撮影)

高麗川行きとは対照的に、箱根ヶ崎行きに関しては、最後まで快速電車のままでの運転。しかも、中央線の線内では、平日の夕方に1本だけしか運転されない行先と言う事で、「箱根ヶ崎ってどこ?」と言う表情で乗り込んでくる方も珍しくない。中央線快速電車では一番の変わり種電車(だと個人的には思う)として、私自身、帰宅時に狙って乗車することも多かったが、ダイヤ改正で見納めとなってしまった。

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秩父鉄道 急行「ロウバイ号」と「ELロウバイ号」を撮影する その2

では、引き続き、2月12日、秩父鉄道の撮影記です。

西武鉄道横瀬車両基地での撮影、そして、西武秩父駅でのラビューの臨時回送列車の撮影を終えた私は、「ELロウバイ号」の撮影のため、再び、御花畑駅から秩父鉄道沿線へ向かうことに。

御花畑駅14時13分発の羽生行きに乗車。寄居方面を目指す。午後の上り列車となると、順光で撮影できるのは、波久礼駅周辺となるのだが、この日は、午前中、寄居~波久礼間で撮影していたため、波久礼は除外したい。そんな事を考えている内に、列車は寄居まで来てしまった。ここから先だと、桜沢の陸橋が思いつくが、ここも何度か撮影しているので目新しさはない。

結局、桜沢も過ぎて、降り立ったのは小前田駅。ここから、ふかや花園駅方向へ10分ほど歩いた場所で撮影することにした。

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5000系5001Fによる三峰口行き普通列車。

現地到着からおよそ5分。下りの三峰口行き普通列車がやって来た。東京都交通局、都営三田線で活躍していた6000系を譲り受けた5000系。2011年の踏切事故により1編成が離脱し、以後、3編成が活躍を続けているが、既に秩父鉄道入りしてから今年で23年。車両そのものは、1972年製と言う事で、今年で50年。最近では、この車両を見かける度に、後継車種のことを考えてしまう。

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秩父鉄道 急行「ロウバイ号」と「ELロウバイ号」を撮影する その1

引き続き、2月12日の撮影記です。

秩父鉄道は、毎年、長瀞の宝登山のロウバイの開花に合わせて、急行「秩父路」に使用されている急行用の6000系車両の一部編成に、ロウバイのヘッドマークを掲出して運転しており、今年も1月22日から2月27日まで、6000系2編成に、ロウバイのヘッドマークを掲出して運転している。

この時期の恒例行事となったロウバイのヘッドマークだが、今年は、更に、2月5日から13日までの土曜・休日に、SLパレオエクスプレス用の客車を電気機関車が牽引する「ELロウバイ号」も運転されることになった。

電車によるロウバイ号と、ELロウバイ号。これはどちらも撮影しておきたい。3連休の中日となった2月12日、私は、秩父鉄道沿線へ出かけることにした。

この日、私は、西武新宿線、東武東上線経由で寄居へ。9時12分、寄居駅に到着後、早速、この日のスケジュールを考慮し、秩父鉄道の1日乗車券を購入する。これまでICカード非対応だった秩父鉄道も、ついに、この春からICカードが導入されることになり、Suica、PASMO等が使用可能になる。また、それと引き換えに、主要駅を除き、駅の無人化が進み、硬券きっぷの販売も、主要駅のみに縮小されてしまうとのこと。やや寂しさも感じるが、これも時代の流れと言う事か。

1日乗車券購入後、9時35分発の下り三峰口行きに乗車する。今回、ロウバイ号の撮影地として考えているのは、寄居~波久礼間の駅間にある直線区間。寄居駅から徒歩での移動も考えたが、波久礼駅から歩いたほうが近いという事で、撮影予定地の下見を兼ねて、波久礼駅まで一駅乗車することにした。先頭車両に乗車し、車内から撮影予定地を確認。もし、この時点で、待機している人が多い場合は、他の場所へ行くことも考えていたのだが、待機している人の姿はなく、この分ならのんびり撮影出来そう。予定通り、波久礼駅で下車し、現地へ向かうことに。

波久礼駅から歩くこと約25分。この日最初に訪れた撮影地は、寄居~波久礼間の駅間の直線区間。この場所、秩父鉄道特有の古レールを活用した架線柱とコンクリート支柱の架線柱が混在している。なぜ、混在しているのか。この場所は、今から30年前、1991年の12月3日に発生した脱線事故の現場だった。

現地到着からおよそ15分。下りの急行「秩父路3号」がやって来た。

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「蝋梅」のヘッドマークを掲出した6003Fによる急行「秩父路3号」

この日、「秩父路3号」に充当されていたのは、かつての急行型電車、300形のカラーを纏った、リバイバルカラーの6003Fだった。三峰口方先頭車、デハ6203に掲出されたヘッドマークは、ご覧のように、黄色のヘッドマークで、文字も漢字で「蝋梅」なのだが・・・

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後追い。ヘッドマークのデザインが前後で異なっていた。

振り向いて後追い。羽生方、クハ6003には、ご覧のようにブルーのヘッドマークで、文字はカタカナで「ロウバイ」となっており、前後でヘッドマークのデザインが異なっていた。

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