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秩父鉄道 急行「ロウバイ号」と「ELロウバイ号」を撮影する その1

引き続き、2月12日の撮影記です。

秩父鉄道は、毎年、長瀞の宝登山のロウバイの開花に合わせて、急行「秩父路」に使用されている急行用の6000系車両の一部編成に、ロウバイのヘッドマークを掲出して運転しており、今年も1月22日から2月27日まで、6000系2編成に、ロウバイのヘッドマークを掲出して運転している。

この時期の恒例行事となったロウバイのヘッドマークだが、今年は、更に、2月5日から13日までの土曜・休日に、SLパレオエクスプレス用の客車を電気機関車が牽引する「ELロウバイ号」も運転されることになった。

電車によるロウバイ号と、ELロウバイ号。これはどちらも撮影しておきたい。3連休の中日となった2月12日、私は、秩父鉄道沿線へ出かけることにした。

この日、私は、西武新宿線、東武東上線経由で寄居へ。9時12分、寄居駅に到着後、早速、この日のスケジュールを考慮し、秩父鉄道の1日乗車券を購入する。これまでICカード非対応だった秩父鉄道も、ついに、この春からICカードが導入されることになり、Suica、PASMO等が使用可能になる。また、それと引き換えに、主要駅を除き、駅の無人化が進み、硬券きっぷの販売も、主要駅のみに縮小されてしまうとのこと。やや寂しさも感じるが、これも時代の流れと言う事か。

1日乗車券購入後、9時35分発の下り三峰口行きに乗車する。今回、ロウバイ号の撮影地として考えているのは、寄居~波久礼間の駅間にある直線区間。寄居駅から徒歩での移動も考えたが、波久礼駅から歩いたほうが近いという事で、撮影予定地の下見を兼ねて、波久礼駅まで一駅乗車することにした。先頭車両に乗車し、車内から撮影予定地を確認。もし、この時点で、待機している人が多い場合は、他の場所へ行くことも考えていたのだが、待機している人の姿はなく、この分ならのんびり撮影出来そう。予定通り、波久礼駅で下車し、現地へ向かうことに。

波久礼駅から歩くこと約25分。この日最初に訪れた撮影地は、寄居~波久礼間の駅間の直線区間。この場所、秩父鉄道特有の古レールを活用した架線柱とコンクリート支柱の架線柱が混在している。なぜ、混在しているのか。この場所は、今から30年前、1991年の12月3日に発生した脱線事故の現場だった。

現地到着からおよそ15分。下りの急行「秩父路3号」がやって来た。

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「蝋梅」のヘッドマークを掲出した6003Fによる急行「秩父路3号」

この日、「秩父路3号」に充当されていたのは、かつての急行型電車、300形のカラーを纏った、リバイバルカラーの6003Fだった。三峰口方先頭車、デハ6203に掲出されたヘッドマークは、ご覧のように、黄色のヘッドマークで、文字も漢字で「蝋梅」なのだが・・・

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後追い。ヘッドマークのデザインが前後で異なっていた。

振り向いて後追い。羽生方、クハ6003には、ご覧のようにブルーのヘッドマークで、文字はカタカナで「ロウバイ」となっており、前後でヘッドマークのデザインが異なっていた。

初めて訪れた撮影地。そして、最初に撮影できたのが、リバイバルカラーの6003Fと言う事で、気分が良くなった私。光線状態は、上り列車の方が良いので、次のターゲットである「ELロウバイ号」までは、上り列車の撮影をメインにしよう。そう思い、波久礼駅方向へカメラを向けて待っていると・・・

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デキ501が牽引する7104列車。

急行「秩父路3号」通過から、およそ7分。デキ501が牽引する7104列車がやって来た。冬季限定、パンタグラフを2基上昇させて走る姿は迫力満点。

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フルラッピングトレイン「才色兼備」として運行中の7507Fによる三峰口行き。

7104列車通過からおよそ5分。同列車と寄居駅で交換した三峰口行き普通列車がやって来た。この普通列車に充当されていたのは、秩父鉄道創立120周年を記念したフルラッピングトレイン第3弾、「才色兼備」として運行中の7507F。このラッピング車も、2019年11月から運行しており、早いもので、丸2年が経過している。

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デキ103が牽引する7403列車。

7507F「才色兼備」通過から5分後。待望の下り貨物7403列車がやって来た。この日、7403列車に充当されていたのはデキ103。機関車が牽引する「ELロウバイ号」の前に、架線柱の処理を確認するため、電気機関車が牽引する貨物列車が来てくれないかと待っていたのだが、数枚撮影して、画像を確認すると、架線柱の処理は微妙に失敗しているものばかり。この場所、下り列車の撮影は、難しいことを実感した。

気を取り直して、今度は上り列車を待つことに。下り貨物7405列車通過からおよそ10分後、上り列車がやって来た。

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7500系7504Fの羽生行き。

羽生行き普通列車としてやって来たのは、今や秩父鉄道の主力車両、7500系の7504F。東急8090系を譲り受けた車両で、3両編成の7500系は、7編成が在籍しているが、そのうちの5編成がラッピング車両となっており、緑と黄色のグラデーション帯を纏うオリジナルの姿で活躍している車両の方が珍しくなってしまった。

そして、更に10分後。下りの普通列車がやって来た。

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ラグビーワールドカップトレインとして運行中の7503Fによる三峰口行き普通列車。

ラグビーワールドカップ2019大会に合わせて登場した、ラグビーワールドカップトレイン。2022年。ワールドカップが終わっても、この編成は、ラグビーワールドカップトレイン仕様のまま運行を続けている。

この列車の後が、この日の撮影のメインである「ELロウバイ号」となる。7503Fの普通列車で、何となく、この場所での下り列車の撮影のコツをつかんだ。そして・・・

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デキ502を先頭に秩父を目指す「ELロウバイ号」

11時06分、「ELロウバイ号」がやって来た。2両の電気機関車が、パレオエクスプレス用の客車を挟むような形で連結されているが、秩父方の先頭を務めたのは、ご覧のように、黄色一色のデキ502。この色は、ロウバイ号にピッタリと言える。

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更に近付いたところでもう1枚。

電車よりも速度が遅いこともあり、ここでは、更に接近してきたところを撮影することができた。

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後追い。熊谷方はデキ201。

振り向いて後追いも撮影。熊谷方に連結されていたのは、デキ201。黒色に変わってから、渋さが増して、個人的にはお気に入りの機関車の1両となっている。SL列車の熊谷~広瀬川原車両基地間の回送列車がメインの運用となっているだけに、熊谷周辺以外で見かける機会は、あまり多くない。出来れば、ヲキ、ヲキフを20両連ねて走る姿を撮りたいのだが・・・

「ELロウバイ号」の撮影を終えた私は、急いで波久礼駅へ戻ることに。この日は、「ELロウバイ号」の撮影の合間に、横瀬車両基地へ向かうことになっていたため、「ELロウバイ号」撮影後、すぐに撤収するというのは、予定通りの行動である。約25分かけて、波久礼駅へ。

11時32分、波久礼駅に到着。予定通り、11時39分発の三峰口行きに間に合った。時間に余裕があったのでトイレへ。そして、トイレを済ませて、ふと、駅のホームを眺めてみると、上りの貨物列車が到着。その直後、下りの貨物列車も。

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デキ105が牽引する7005列車が波久礼駅に入線。

下り貨物、7005列車を牽引してきたのは、昨年10月に、デビュー当時のカラーに戻されたデキ105。これまでに、二度、遭遇しているのだが、まだ順光で撮ったことがない。デキ105牽引の7005列車が続いているのであれば、撮影地で待機すれば良かったのか。この時、そう思った。

しかし、ここで、秩父方面へ向かわないと、明るい時間帯に、横瀬車両基地へ辿り着くことが困難になる。気を取り直して、予定通り、横瀬を目指そう。

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7501Fによる三峰口行き普通列車が、波久礼駅に入線する。

乗車予定の波久礼駅11時39分発三峰口行き普通列車は、2021年4月より、「超平和バスターズトレイン」として運行されている7501F。秩父市が舞台設定のモデルとなったアニメ三部作、「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない」「心が叫びたがってるんだ」「空の青さを知る人よ」のキャラクターや劇中画をラッピングされており、アニメファンには堪らない車両と言える。

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貨物列車交換シーンを車内から撮影。

とりあえず、波久礼駅発車時に、車内から貨物列車の交換シーンを撮影。秩父方面へ向かう車内から、樋口の有名撮影地を見てみると、7005列車目当ての方が大勢待機されていた。ああ、やっぱり残るべきだったか。そんな思いで横瀬へ向かったのだが、前の記事で触れたように、西武秩父駅でラビューの回送列車に遭遇。7005列車を撮影していたら、ラビューの回送列車は撮影出来なかった可能性が高く、西武秩父駅でラビューの2本並びが撮れた瞬間、「予定通りの行動を取っていて本当に良かった」と言う気持ちになれた。

その2へ続きます。

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