西武2000系 2503Fと2413Fが横瀬車両基地へ廃車回送される
TwitterやFacebookからの情報となりますが、本日6月15日、新宿線系統で活躍してきた、2000系の2503Fと2413Fが、横瀬車両基地へ廃車回送されたとのことです。
4両編成の廃車は、2519F、2521Fに次いで3例目。2両編成の廃車は、2407F、2411F、2401Fに次いで4例目。数日前、5月24日に廃車回送された2059Fが、全車両搬出を終えたという情報を目にしていたため、そろそろ次の廃車予定の車両が動き出すのではないかと、心のどこかで予想はしていたが、6月19日には、今年度の40000系増備車第一弾、40158Fが到着すると言うタイミングだったことから、新車到着後の実施だと思い込んでいたこともあり、廃車回送の情報を目にしたときには、一瞬、自分の目を疑ってしまった。
横瀬車両基地へ廃車回送された2503F(前4両)(2021年9月12日撮影)
2503Fは、1988年、東急車輛で製造された車両。登場以来、長年に亘って新宿線系統で活躍を続けていたが、2011年、101系の置き換えのため、小手指車両基地へ転属。主に、狭山線の線内折返し列車に充当されていましたが、2021年3月、国分寺駅へのホームドア設置に伴い、多摩湖線から追い出された101系ワンマン車が狭山線に転用されたため、再び新宿線へ。
新宿線の通勤急行に充当された2503F(前4両)(2021年10月5日撮影)
新宿線復帰後は、他の2000系と8両編成や10両編成を組み、各停から優等列車まで、幅広く使われていました。
一方、2両編成の2413Fは、行先表示が三色LEDとなっており、旧2000系の2両編成では、最後の三色LED車両でした。
2503Fと共に横瀬車両基地へ廃車回送された2413F。(前2両)(2021年9月1日撮影)
これまでに廃車となった2401F、2407F、2411Fと同様、長年、新宿線系統で増結用として使用されていました。
2507Fと組んで国分寺線の運用に入った2413F(後ろ2両)(2022年1月8日撮影)
拝島線、小平~萩山間を行く2413F(後ろ2両)(2022年1月29日撮影)
廃車回送は、西武新宿・飯能方から2503F+2413Fの組み合わせで、南入曽車両基地を出庫。最後の旅は前パンではありませんが、飯能から先、横瀬までは、2413Fが先頭に立ったとのことです。
2413Fの廃車により、西武鉄道の車両で、三色LEDを使用しているのは、2000系の2027Fと、10000系ニューレッドアローの10112Fのみとなり、三色LEDの表示器も貴重な存在となってしまいました。
2503F、そして2413F、お疲れ様でした。
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