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西武2000系 2501Fが横瀬車両基地へ廃車回送される

TwitterやFacebookからの情報となりますが、本日7月26日、新宿線系統で活躍してきた、2000系の2501Fが、横瀬車両基地へ廃車回送されたとのことです。

4両編成の廃車は、2519F、2521F、2503Fに次いで4例目。2501Fは、新2000系として、モデルチェンジをして作られた最初の編成で、長年、新宿線系統で活躍をしてきましたが、先月廃車となった2503Fと同様、2010年8月から2021年3月までの約10年半の間、小手指車両基地に所属し、主に狭山線の線内折返し運用に使用されてきました。(2010年8月から2011年3月までは貸し出しの可能性もあり)昨年3月の新宿線復帰後、意識して撮影していなかったことから、2503Fの廃車後、見かけたら出来るだけ撮ろうと意識していたのですが、あまり撮影出来ないまま、廃車回送されてしまいました。

帰宅後、この1か月間で撮影した2501Fの画像を探したところ、6月19日と7月3日に撮影していました。廃車回送は撮影しておりませんので、6月19日と7月3日に撮影した画像を、2501F惜別企画として取り上げたいと思います。

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横瀬車両基地へ廃車回送された2501F(前4両)(2022年6月19日撮影)

40000系の今年度増備車第1弾となる40158Fが到着した6月19日、2501Fは2523Fと手を組んで運用に就いていることを確認。甲種輸送撮影後、新宿線、新狭山~南大塚間へ移動し、2501Fによる準急西武新宿行き4612列車を撮影。残念ながら、直前で曇ってしまいましたが、新宿線では少数派である準急列車充当中の2501Fが撮れたことは良かったと思っています。

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急行多摩湖行きとして小平駅に到着した2501F。(2022年7月3日撮影)

2523Fとのコンビは、その後も続き、7月3日、急行多摩湖行き2553列車に充当中の2501Fを小平駅でキャッチ。

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「急行多摩湖」の側面方向幕とクモハ2501の車番を(2022年7月3日撮影)

結果的に、2501Fを本線上で見たのは、この時が最後となってしまいました。近いうちに、横瀬車両基地へ様子を見に行ってみようと思っています。

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前照灯がLED化された西武6000系6117Fを撮影する

新所沢駅で職員輸送列車を撮影した、7月16日午後の撮影記です。

この日の目的地は横浜。新所沢駅から所沢駅へ移動し、横浜方面へ直通電車で横浜を目指すことにした。しかし、所沢駅からの横浜方面行直通電車は、この時間帯30分おき。次の直通電車までは20分近くある。直通電車での移動を諦め、途中駅乗り換えで行こうかと思っていた矢先、6000系による準急池袋行きが入線してきた。この電車、よく見ると、前照灯がLED化されている。所沢駅では見る鉄状態だったが、後続の急行電車に乗れば、石神井公園駅へ先回りが可能だった。横浜方面への直通電車までの時間調整を兼ねて、後続の急行池袋行きに乗車し、石神井公園駅まで先回り。ホームの下り方へ向かい、ひばりヶ丘駅で追い越した準急電車の到着を待った。

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石神井公園駅に入線する6000系6117F。

ホームで待つこと4分。準急池袋行きがやって来た。前照灯がLED化されていたのは6117F。調べてみると、この編成の前照灯がLED化されたのは、なんと昨年11月のことだそうで、既に8か月が経過していた。地元、多摩湖線を走る9000系も、9108Fのみが前照灯をLED化されていたが、今年5月以降、残りの4編成も一気にLED化された。ちなみに、6000系で前照灯がLED化されたのは、この6117Fのみとのこと。ただ、ハロゲンタイプの電球も生産が終了しているようなので、予備品がなくなれば、いずれは他の編成にも普及していくことになるものと思われる。

撮影後、後続のFライナー快速急行に乗車し、石神井公園駅を後にした。

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西武新宿線 南入曽車両基地の職員輸送列車を撮影する 2022春と夏

これまでにも弊ブログで何度か取り上げている、西武新宿線、新所沢駅と南入曽車両基地との間を往復する職員輸送列車。

2019年3月16日、東村山駅の高架化工事により、西武国分寺線の新宿線への直通運転が中止されたことにより、日中、11時台から17時台まで、南入曽車両基地へ入庫する列車が無くなったしまったことから、新たに回送列車を設定し対応している。主に30000系が充当されることが多いが、時間帯によっては、10000系ニューレッドアローが充当されていたこともある。

地味な運用ではあるが、西武新宿線の今を象徴する運用とも言える。3月12日に実施されたダイヤ改正以後、職員輸送列車にも変化が出ているのか。

ダイヤ改正から2週間が経過した3月26日、11時台と12時台の職員輸送列車の撮影に出掛けた。改正前、休日ダイヤの11時台と12時台の職員輸送列車は、運用を終えて、本川越駅から南入曽車両基地へ回送される10000系ニューレッドアローを活用していた。果たして、改正後も、10000系による職員輸送列車は見られるだろうか。

私は、この職員輸送列車の時刻に合わせて新所沢駅へ。ホームの本川越方に向かい、職員輸送列車の到着を待つことに。11時35分頃のこと、南入曽車両基地からの職員輸送列車が、2番ホームに入線した。

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渡り線を使って新所沢駅2番ホームに入線する38117F。

この日、11時台の職員輸送列車に使用されていたのは38117Fだった。ダイヤ改正前は、11時台の職員輸送列車も10000系NRAでの運転だったが、この時間帯の特急車両による職員輸送列車の運用は、無くなってしまった模様。

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南入曽車両基地へ向かう38117F。

38117Fの職員輸送列車は、新所沢駅2番ホームに8分ほど停車した後、11時42分、南入曽車両基地へ向けて走り出した。この列車のハンドルを握っていたのは、車両基地の職員さんではなく、本線の運転士さんが担当。最後尾車両には、車掌さんの姿も確認できた。

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中央線快速電車 待望のグリーン車がついに落成 豊田車両センターへ甲種輸送される

グリーン車の連結準備が進む中央線快速電車。弊ブログで、第一報 をお伝えしてから早7年。待望のグリーン車2両が、神奈川県の総合車両製作所で落成し出場。7月12日から13日にかけて、配属先である、豊田車両センターへ向けて甲種輸送が実施された。

今回落成したグリーン車は、サロE233-1とサロE232-1の2両。昨日の午後、JR貨物の新型ディーゼル機関車、DD200-1号機に牽引され逗子駅を出発。途中、新鶴見信号場で、EF210-340号機にバトンタッチ。しかし、この日は、武蔵野線の梶ヶ谷貨物ターミナル止まりで、豊田車両センターへは、翌13日の朝、到着とのこと。しかも、朝8時前には到着とのことで、これは出勤前に撮影出来そう。

7月13日の朝、私は、いつもより1時間早く起床。6時30分に自宅を出発。向かったのは、中央線日野駅から10分ほど歩いたところにある、実践女子大学近くの陸橋。ここで、豊田車両センターへ向かうグリーン車の甲種輸送を待つことに。

現地到着からおよそ15分。7時41分頃になるが、甲種輸送がやって来た。

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EF210-340号機に牽引され、日野~豊田間を行くE233系中央線快速電車用のグリーン車。

新鶴見機関区に所属するEF210-340号機に牽引され、日野~豊田間を行く、真新しいグリーン車2両。実は、牽引役のEF210-340号機も、6月14日に兵庫県の川崎重工を出場し、新鶴見機関区に配属されたばかりのルーキー。とてもフレッシュな組み合わせとなった。

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両開き扉が目立つ。

短い通過時間を利用し、編成写真以外に、グリーン車のみも撮影しておく。乗降時間を短縮させるために、普通列車用のグリーン車としては、初となる両開き扉を採用しているのが、この車両の特徴。改めて実車を見てみると、両開き扉のせいか、平屋部分が狭く感じる。

出勤前の撮影と言うこともあり、この日の撮影はここまで。撮影後は、すぐに日野駅へと向かい、上りの快速電車に乗車。職場のある西荻窪へ向かった。

ついに登場した中央線快速電車用のグリーン車。Twitterにアップされていた情報によると、豊田車両センター到着後、早速、H57編成の基本編成(6両)に組み込まれて、8両編成の状態で留置されているとのこと。雲鷹開始までは、まだ2年近くあるようなので、暫定的な8両編成を組んで、試運転が行われるのかもしれない。従来の編成に組み込まれ、本線を走る姿を見るのが楽しみになって来た。

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