前照灯がＬＥＤ化された西武６０００系６１１７Ｆを撮影する

新所沢駅で職員輸送列車を撮影した、７月１６日午後の撮影記です。

この日の目的地は横浜。新所沢駅から所沢駅へ移動し、横浜方面へ直通電車で横浜を目指すことにした。しかし、所沢駅からの横浜方面行直通電車は、この時間帯３０分おき。次の直通電車までは２０分近くある。直通電車での移動を諦め、途中駅乗り換えで行こうかと思っていた矢先、６０００系による準急池袋行きが入線してきた。この電車、よく見ると、前照灯がＬＥＤ化されている。所沢駅では見る鉄状態だったが、後続の急行電車に乗れば、石神井公園駅へ先回りが可能だった。横浜方面への直通電車までの時間調整を兼ねて、後続の急行池袋行きに乗車し、石神井公園駅まで先回り。ホームの下り方へ向かい、ひばりヶ丘駅で追い越した準急電車の到着を待った。


石神井公園駅に入線する６０００系６１１７Ｆ。

ホームで待つこと４分。準急池袋行きがやって来た。前照灯がＬＥＤ化されていたのは６１１７Ｆ。調べてみると、この編成の前照灯がＬＥＤ化されたのは、なんと昨年１１月のことだそうで、既に８か月が経過していた。地元、多摩湖線を走る９０００系も、９１０８Ｆのみが前照灯をＬＥＤ化されていたが、今年５月以降、残りの４編成も一気にＬＥＤ化された。ちなみに、６０００系で前照灯がＬＥＤ化されたのは、この６１１７Ｆのみとのこと。ただ、ハロゲンタイプの電球も生産が終了しているようなので、予備品がなくなれば、いずれは他の編成にも普及していくことになるものと思われる。

撮影後、後続のＦライナー快速急行に乗車し、石神井公園駅を後にした。

さて、この日の目的地は横浜だったのだが、石神井公園駅から乗車したＦライナーは、自由が丘駅で下車。待機していた各駅停車に乗り換えて、２駅先の多摩川駅へ移動。ここで、暫く撮影することに。


田園調布～多摩川間を走行する６０００系６１１６Ｆ。

相鉄・東急直通線開業に向けて、一部車両の８両化など、変化が著しい東急目黒線の撮影をしようと、多摩川駅に立ち寄ったのだが、この駅に滞在している間に、西武６０００系を２本撮影することができた。１本目は、和光市駅からの急行電車。


６１０３ＦによるＦライナー　特急元町・中華街行き。

そして、２本目は、西武線からのＦライナーとしてやって来た６１０３Ｆ。東急線内は、特急列車での運転。これまで、東急東横線の線内で６０００系を撮影したことは、数えるほどしかなかったが、西武線の線内では見ることができない「特急」として走る姿を撮れるし、たまには、西武線の外で撮影するのも良いものだと実感した。


４００００系ロングシート車（４０１５３Ｆ）によるＦライナー。

気付けば、４００００系のロングシート車も、既に８編成体制となっており、Ｆライナーとして運行中の姿を見る機会も増えてきた。乗り入れ運用も、少しずつ、６０００系から４００００系へと、主役の座が変わっていくことになるのだろうか・・・