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西武 2000系2027Fの快速急行と9000系9103Fの小平行き回送を撮影する

9月25日の撮影記です。

シルバーウイーク最終日。やや寝坊してしまった。起床後、すぐに西武線アプリの列車位置情報を見てみると、旧2000系の準急西武新宿行きが奏功しているのを発見した。この列車、そのまま西武新宿に到着すると、折り返しは、快速急行本川越行き1601列車になる。合わせて運用情報サイトを見てみると、この旧2000系は、6両編成唯一のグローブベンチレーター車であり、2000系としては最後の3色LED行先表示器を装備した2027Fであることが判明。2541Fとコンビを組み、西武新宿方に連結しているとのこと。これは是非とも撮っておきたい。

早速、撮影場所の検討を始める。この時点で、天気は、やや曇り気味。3色LEDの行先表示を写すには、ちょうど良い天気。

時間的な都合もあるが、3色LEDによる行先表示器を写すため、撮影場所は小平駅の下りホームに決定。朝飯も食わずに急いで支度をして、小平駅へ向かった。萩山駅から一駅電車に乗車し、小平駅に到着したのは、快速急行1601列車通過のおよそ5分前。早速、下りホームの本川越方に移動すると、先客の方が、お一人いらっしゃった。とりあえず、会釈した後、先客の邪魔にならない位置で1601列車を待つことに。

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小平駅を通過。2541Fと共に、一路本川越を目指す2027F。

ホームで待つことおよそ5分。9時24分頃になるが、快速急行本川越行き1601列車が小平駅を通過した。2027Fの3色LEDによる行先表示を写すため、シャッター速度を125分の1に設定。2027Fの撮影に専念するため、後追いだけに狙いを定めて撮影に臨んだ。狙い通り、LEDの行先表示は、読めるように写ってくれた。

さて、2027Fの快急を撮り終えた私は、改札口を出場し、小平駅構内に出店している越後そば小平店へ向かい、遅めの朝食を食べることに。そして、食後は、再び小平駅の下りホーム本川越方へ移動。この日は、多摩湖線の不定期列車が運転されているため、多摩湖線用の9000系ワンマン車が、回送列車として萩山~小平間を1往復することになっている。この回送列車、これまでに何度か撮影したことがあるが、その都度、黄色い9000系であり、赤い9103Fと青の9108Fによる小平乗り入れは、まだ撮影していなかった。この日、小平駅にやって来る9000系は、赤い9103F。これは、しっかり撮っておきたい。

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小平駅を目指して、拝島線を行く9103Fの回送列車。

9時52分、赤色を纏う9000系、9103Fの回送列車がやって来た。過去の撮影時には、この付近で下りの特急列車を先に通すため、いったん停車することがあったが、この日は、特急列車の通過よりも先に小平駅に到着しそう。

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小平駅3番ホームに入線する9103Fの回送列車。

小平駅3番ホームに到着した9103Fの回送列車は、西武新宿方にある引上げ線へ向かうことになるが、到着した時点で、まだ引上げ線には、小平始発の拝島行きとなる20000系が停車しており、9103Fは、3番ホームで、少しの間、停車することになる。

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小平駅3番ホームに停車中の9103F。

結局、下り特急「小江戸7号」の通過前に、小平駅3番ホームに到着した9103F。3番ホームに停車してから9103Fを撮影していると・・・

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小平駅2番ホームを通過する「小江戸9号」と9103F。

9時53分、特急「小江戸9号」が小平駅を通過。この日、9000系ワンマン車と10000系特急「小江戸」との出会いの場所は、小平2号踏切付近ではなく、小平駅と言う事になった。

そして、「小江戸9号」通過から、およそ3分後のこと。

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折り返しに備えて、引上げ線へ進んでいく9103F。


9時56分、折り返し、小平始発拝島行きとなる20000系が、引上げ線から出庫。入れ替わりとして、9103Fの回送列車が、引上げ線へ向けて、ゆっくりと進んでいった。

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30000系の急行本川越行きとの並び。

西武新宿方の引き上げ線へ、ゆっくりと進んでいく9103F。引上げ線へ入りきらないうちに、下りの急行本川越行き2627列車が、小平駅に到着。この日、2627列車に充当されていたのは、30000系の30106Fだった。思わぬ形で、9103Fと30106Fとの並びを撮影することができた。

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小平駅引き上げ線で待機中の9103F。

この後も、暫くの間、ここで、本線を行く車両と絡めた撮影を続けるつもりだったが、ここで急ぎの電話が入り、予定変更。

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急行多摩湖行き2553列車との並び。

2000系による急行多摩湖行き2553列車との並びだけ撮影して、小平駅を撤収することになってしまった。

9000系ワンマン車の小平駅乗り入れ。黄色、赤と撮影し、残りは青。この運用に9108Fが入った時、三代目L-TRAINが、引上げ線の横を通過してくれたら・・・ そんな事を考えています。

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コメント

毎回の投稿、面白く拝見させていただいております。
今回で、当方が面白く思ったのは、2027Fの三色LEDの行き先表示や9103FのLEDの前照灯はもちろんですが、テールライトも面白く感じました。
最初の2027Fの本川越行きは、テールライトを点灯していませんね。9103Fは小平駅到着・停車間はテールライトを消していて、ホームから引上線への移動間は点灯しているようです。普段から西武線電車のテールライトの点灯状況を観察していますが、天候不良時でも点灯しないで走っている編成がありますね。(30000系は大体いつも点灯しているようですが) 点灯するしないは車掌さんの判断(裁量?)による部分があるのでしょうか?

投稿: 元大泉学園駅利用者 | 2022/09/27 22:29

元大泉学園駅利用者さん、コメントありがとうございます。

テールライトの件、お恥ずかしい話、コメントを頂くまで、気付いておりませんでした。

日中の列車に関しては、省略してもいい列車もあるらしく、9000系の回送列車に関しては、省略可能な条件の列車なのでしょう。確かに、到着時はテールライトを点けていませんが、引上げ線に向かうときは点いていますね。

ちょっと理由を考えてみたのですが、もしかしたら、引上げ線に入った段階で、運転士が、どちらの先頭車に乘っているかを知らせるのが狙いなのかな。と言う風に考えました。(テールライトが点いたままであれば、まだ運転士が下り方先頭車に移動していない)

ただ、この直後に緊急の電話が入りまして、引上げ線上での扱いがどうなっていたかをじっくり見ておりませんので、真相は解りません。

テールライト・・・撮影時にどうなっているのか。私も注目していきたいと思います。

投稿: TOMO | 2022/10/08 21:00

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