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新天地へ向けて旅立ち 西武マルタイ15号の甲種輸送を撮影する

9月3日の撮影記です。

速報ブログでも触れているように、この日、私は、185系の新幹線リレー号カラー編成を撮影するため、午後から大宮へ出かけた。武蔵野線新小平駅前の中華料理店で昼食を食べた後、武蔵野線の電車に乗り込み大宮へ向かったのだが、乗車した武蔵野線の電車が、新座駅に到着する直前、新座貨物ターミナルを通過している際、ふと振り向くと、大変珍しい車両が停車していた。これは予定を変更して、この車両を撮影しなくては・・・

私は、新座駅で改札を出場。再入場を果たした後、府中本町行きの電車に乗り込み、新秋津へと向かった。その際、車内から、新座貨物ターミナルに停車していた車両を撮影する。

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新座貨物ターミナルに停車していた、西武鉄道のマルタイ。

新座貨物ターミナルに停車していた珍しい車両とは、西武鉄道のマルタイ。マルタイとは、鉄道の保線用機械「マルチプルタイタンパー」のことで、この日、新座貨物ターミナルにいたのは、西武鉄道のマルタイ15号。Twitterを検索してみると、マルタイ15号は、8月29日の終電後、つまり8月30日の未明に、新秋津へ送り込まれ、甲種輸送の受け渡しなどで使用する受渡線で、4日間ほど過ごしていた模様。この時間帯に新座貨物ターミナルに留置されているという事は、西武多摩川線の甲種輸送と同じスジで武蔵野線内を走る可能性が高い。

私は、武蔵野線の上り列車を新秋津駅で下車し、マルタイ15号の甲種輸送を待つことにした。撮影場所は、反対側、下りホームとなる2番線の東所沢方先端。なお、この後の予定を考慮し、上りホームから下りホームへの移動の際、折り返し乗車を考慮し、一度改札口を出場。再入場を済ませておいた。

ホームの先端で待つことおよそ30分。こんな列車がやって来た。

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EF210-120号機が牽引する川崎貨物行き8586列車。

雑誌「J-TRAIN」の特別付録「2022首都圏貨物列車詳細時刻表」によると、この列車は、宇都宮貨物ターミナル発川崎貨物行き8586列車。最近よく見かけるようになってきたEF210の新塗装。タキ1000が青と緑の混色となっているが、青のタキには、EF210の新塗装が良く似合っている。

8586列車通過から約8分後のこと。EF65 2063号機が牽引する、マルタイ15号の甲種輸送が近付いてきた。下り列車の発車を待って、カメラを向ける。

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新秋津駅を発車した下り列車とすれ違う、マルタイ15号の甲種輸送。

マルタイ15号の甲種輸送のスピードが、思ったよりも遅かったため、下り列車との被りは回避できた。まずは、下り列車との並びを撮影し・・・

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近付いてきたところで、もう一度。

更に近付いてきたところで、もう一度撮影。すっかり数を減らしてしまった貨物更新色のEF65を良好な光線状態で捉えることができた。

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振り向いて後追い。

そして、振り向いて後追い。デッキには添乗の職員さんがお二人。これから先、長いトンネルが続くので、風圧に耐えるのが大変そう。そんな事を考えてしまった。

マルタイ15号の甲種輸送の撮影は、この新秋津駅で終了。約10分後にやって来た武蔵野線の下り列車に乗り込み、当初の予定通り、大宮を目指した。

西武鉄道から新天地へ。マルタイ15号の甲種輸送は、この後、武蔵野線を南下。更に翌日には、神奈川臨海鉄道千鳥線に入線したとのこと。ここまで入ったとなると、新天地は海外か?

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