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廃車回送から12日 横瀬車両基地に佇む2027F

では、ここで更新順序を入れ替えます。本日10月30日の撮影記です。

10月18日、長年に亘って、西武新宿線系統を中心に活躍を続けてきた2000系、2027Fが横瀬車両基地へ廃車回送された。廃車回送から12日が経過しており、そろそろ搬出に向けた動きが出て来るのではと思い、2027Fが6両とも横瀬車両基地にいる間に、最後の姿を記録しておきたい。午前中、横瀬まで往復することにした。

所沢から特急「ちちぶ9号」に乗車し横瀬へ。10時47分、横瀬駅に到着した私は、足早に横瀬車両基地へと向かう。スケジュールの都合で、横瀬駅11時28分発の「ちちぶ24号」で折り返さなくてはならないため、横瀬で滞在できる時間は約40分しかない。

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D16号機関車と切り離されて留置されていた2027F。

駅から歩いて10分少々。横瀬車両基地全体を見渡すことが出来る道路の歩道へ到達。早速撮影を開始する。ご覧のように、2027Fは、D16号機関車と切り離され留置されていた。そして、既に先頭車のスカート、更に、向かって左側の前照灯が外されていた。

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車両基地の出入口より2027Fを撮影する。

日が射してきたところで、車両基地の出入口付近へ移動。ここから撮影すると、D16号機関車が手前にいるため、2027Fの正面が半分以上隠れてしまう。

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E491系 中央快速線を検測

10月19日の撮影記です。

いつもと同じく、中央線快速電車で勤務地の西荻窪へ。乗車した快速電車が、三鷹車両センターの横に差し掛かった時、車両センター内に白地に赤帯の電車が留置されているのを発見した。この車両の正体は、JR東日本、在来線の電化区間の軌道・架線・信号関係の検測を実施する事業用車両、E491系「East i-E」。定期的に、JR東日本管内の電化された在来線各線(新幹線との直通区間を除く)を検測しており、その模様は、これまでにも何度か弊ブログで取り上げている。

朝の通勤時間帯に、E491系が三鷹車両センター内に留置されているとなると、今日の検測区間は中央線か。そう言えば、数日前に購入した、鉄道ダイヤ情報11月号に、確か中央快速線の検測を行うことが掲載されていたような・・・


半年ほど前、4月7日にも、昼休みを利用して、西荻窪駅でE491系を撮影していた。その時のスジと同じだろう。この日は、ちょうど昼休みを利用して、荻窪まで行く用があり、少し早めに昼休みを撮ることにしていたため、その際に撮影出来そう。11時50分頃、西荻窪駅の緩行線ホーム吉祥寺方へ立ったが、ここで撮影すると、半年前と同じアングルでの撮影となる。タイミング良くやって来た中央・総武線各駅停車に乗り込み、私の定期券の最東端となる阿佐ヶ谷駅まで移動し、ここでE491系を待つことにした。


12時00分、「East i-E」が見えてきた。早速、コンデジを使って撮影を開始する。

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中央快速線を検測するE491系「East i-E」

半年前の撮影時は、西荻窪駅が11時56分の通過だった。西荻窪駅から阿佐ヶ谷駅までは約4分と予想し、ここでは中央線快速電車の下り電車も交わせるだろうと判断していたのだが、通過1分前に下りの中央特快が通過。一瞬冷やりとしたが、無事交わすことができた。

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近付いてきたところで、もう一度撮影。

被りも並走も無かったという事で、近付いてきたところでもう一度撮影。もう7年以上使用しているコンデジのため、最近では、夕方から夜間にかけての撮影の場合、少しぼやけるような感じに写るようになってしまったが、昼間の撮影では、まだまだ使えそうな感じ。とは言え、そろそろ代替機も考えなくては・・・

撮影後、下りの各駅停車に乗り込み、荻窪駅へ。昼食を食べて、野暮用を済ませた後、事務所へ。昼休みに鉄分補給をすることができた。

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西武2000系 2027Fが横瀬車両基地へ廃車回送される

TwitterやFacebookからの情報となりますが、本日10月18日、新宿線系統で活躍してきた、2000系の2027Fが、横瀬車両基地へ廃車回送されたとのことです。

2027Fは、グローブ型ベンチレーターを装備した旧2000系最後の6両編成であり、2000系としては、3色LEDの行先表示器を装備した最後の車両でありました。

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国分寺線の運用に就く2027F。(2021年12月4日撮影)

廃車回送を前に、10月15日の午後、2027Fは、南入曽車両基地から小手指車両基地へ回送されていました。小手指車両基地で2日間過ごした後、本日、横瀬車両基地へ帰らぬ旅に旅立ってしまいました。

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鉄道クレーン車の甲種輸送を撮影する

引き続き、10月1日の撮影記です。

多摩川の河川敷で東武鉄道の特急スペーシアを撮影した後は、最寄りのバス停からバスで立川駅へ向かう。この日、朝食を食べずに外出した為、お腹はペコペコ。腹が減っては戦は出来ず。立川駅前に到着後、次の目的地へ移動する前に、駅の近くで朝食を食べることにした。

お腹も満たされた後、立川駅へ。ここから南武線の電車に乗り込む。

この日、川崎貨物駅から青梅線の拝島駅まで、鉄道クレーン車の甲種輸送が実施されることになっていた。JR東日本は、中央線快速電車へのグリーン車組み込みに向けた改良を進めており、中央線快速電車と直通運転を行っている青梅線でも、立川~青梅間でホームの延伸工事などが進められているが、10月15日には、河辺~日向和田間を終日運休にして、青梅駅1・2番線のホーム延伸に伴う線路切替工事を実施する事になっており、今回の鉄道クレーン車の甲種輸送は、この工事に備えたものと思われる。

立川駅を10時45分に発車する南武線川崎行きに乗車する。目指す撮影地は、国立市役所の前。この場所、2016年5月に、当時、仙台車両センターに所属していた485系を使用したY157記念列車を撮影しており、この場所なら逆光だし、人も少ないだろうと予想していた。しかし、乗車中の電車が矢川駅に到着する直前、米タンの撮影時に何度か訪れている有名撮影地を見ると、多くの人が集まっていた。国立市役所付近、撮影出来るだけの余裕があるだろうか。不安に思いながら、車内から現地を眺めてみると、思ったより人も少なく、何とか撮影出来そう。谷保駅で下車し、線路沿いの道を立川方向へ歩く。駅から歩くこと8分ほど。撮影出来そうな場所を無事確保。先行列車でタイミングを計りながら、甲種輸送の通過を待つことに。

11時19分、背後にある国立市役所前踏切が鳴り出した。そして前方より、EF65のヘッドライトが見える。甲種輸送が近付いてきているのだが、その一方で、背後から川崎行きも近付いていた。どうやら谷保駅通過の快速電車らしい。

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谷保~矢川間で川崎行き快速電車とすれ違う鉄道クレーン車の甲種輸送。

快速電車はスピードも速く、あっという間に走り去ったが、ご覧のように快速電車はこの位置。快速電車が少しでも遅れていたら、または甲種輸送が少しでも早かったら、被っていたかもしれない。

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近付いてきたところをもう一度。

そして、近付いてきたところをもう一度撮影。元々、この場所は、この時間帯逆光だが、上手い具合に陽が陰ってくれて、思ったよりも良い感じに撮れた。

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後追い。

更に、振り向いて後追いも撮影。ここは、後追いも、しっかり撮っておきたかった。

この後、再び谷保駅へ。後続の立川行きで立川駅へ向かう。鉄道クレーン車の甲種輸送は、立川駅で30分以上停車することになっていたため、立川駅でもう一度撮影しようと企てていたのだが・・・

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立川駅に停車中の鉄道クレーン車の甲種輸送。

鉄道クレーン車の甲種予想は、立川駅の一番南側の側線に停車していた。考えてみれば、南武線から青梅線へ向かう米タンも、この線を通っていたし、当然と言えば当然なのだが、予想以上に撮影条件の悪い場所だった。ここはスマホのカメラで記録程度の撮影に留めた。

この後、青梅線に乗り換えて拝島へ・・・と行きたいところではあったが、この日は、この後、非鉄の予定が入っており、撮影はここで終了。立川からは、中央線の快速電車に乗り換え、次の目的地へと向かった。

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特急「スペーシア八王子きぬ号」を撮影する

1週間前、10月1日の撮影記です。

暑かった夏も終わり、季節は秋へ。コロナ禍とは言え、行楽シーズン到来に伴い、少しずつ、臨時列車も運転されるようになってきた。

この日、JR東日本と東武鉄道は、八王子~鬼怒川温泉間(武蔵野線経由)に臨時特急「スペーシア八王子きぬ号」を運転することになっていた。JR東日本と東武鉄道は、2006年より直通運転を行っており、東武鉄道側からは、100系「スペーシア」が乗り入れており、列車名が示すように、この列車には、東武鉄道100系「スペーシア」が充当される。

東武鉄道100系「スペーシア」は、1990年から1991年にかけて、9編成54両が作られたが、このうち、106F、107F、108Fの3編成がJR線への乗り入れ対応車となっている。デビューから30年以上が経過した今でも、デザイン、設備共に見劣りしない車両ではあるが、2017年より運行を開始した500系「リバティ」の増備により、今年3月には、104Fが廃車となった。更に、2023年度には、後継車両となるN100系「スペーシアX」がデビューすることになっており、JR東日本と東武鉄道との直通運転にも、近い将来、新たな動きが出て来るものと思われる。

スペーシアの八王子入線。弊ブログでは、2019年4月に運転された「スペーシア八王子日光号」を取り上げているが、この時は、日光東照宮400年式年大祭を記念して、特別塗装を施した「日光詣スペーシア」仕様の106Fが充当されていた。中央本線を走るスペーシアは、この時以来撮影していないが、昨年からは、108Fと109Fがデビュー当時のカラーに戻されており、このうち108FはJR乗り入れ対応車であることから、出来れば、この車両が中央本線を走る姿を記録しておきたい。

「スペーシア八王子きぬ号」は、八王子駅を9時30分に発車するが、八王子への送込みは当日の朝に実施されることになっており、時間的に見て、多摩川橋梁では、鬼怒川温泉行きよりも、八王子への送込み回送を撮った方が、光線状態は良い。鉄道ダイヤ情報の臨時列車運転情報を見ると、八王子への送込み回送の多摩川橋梁の通過時刻は、8時38分頃。これに合わせて、多摩川の河川敷へ向かうことにした。

8時25分、河川敷に到着すると、既に「スペーシア」待ちの方が多数集まっていた。でも、キャパは充分。通過15分を切っても、余裕で撮影する場所を確保することができた。先行列車でタイミングを計りながら、送り込み回送の通過を待った。

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多摩川橋梁を行く東武100系スペーシアの回送列車。

8時38分、東武100系スペーシアの回送列車がやって来た。この日、八王子へ送り込まれたのは、デビュー当時のカラーに戻された108F。期待通りの車両が来てくれた。日光詣仕様も良いが、やっぱりスペーシアはこの色。そう思っている鉄道ファンも多いと思う。

スペーシアの回送列車は、この先、日野駅近くの待避線で33分間停車する。

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多摩川橋梁を通過するE353系。

スペーシアの送込み回送の通過から4分後。松本に向かうE353系による特急列車がやって来た。時刻からして臨時便の「あずさ79号」と思われる。光線状態を優先して、スペーシアの送込みは、多摩川橋梁で撮影したが、日野の待避線でE353系と並ぶ瞬間と言うのも、回送列車らしい光景と言えるかもしれない。

撮影は、このE353系の特急列車を以て、いったん中断。再び鬼怒川温泉行きとして多摩川橋梁を通過するまでの50分間を利用し、徒歩で、多摩川の対岸へ移動する。しかし、この直後、EF210-326号機が牽引する八王子行き委貨物列車が来てしまったが、タイミングが合わず「見る鉄」で終わってしまった。

その後、予定通り、徒歩で対岸へと移動。ここで「スペーシア八王子きぬ」を撮影する。この列車の直前に、EF210牽引による上り貨物列車が来ることになっており、タイミングが合わず撮影出来なかった326号機が牽引する筈なので、気合を入れて準備したが、残念ながら下り列車に被られてしまった。何となく嫌な予感。

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多摩川橋梁を通過する「スペーシア八王子きぬ号」

被られた貨物列車の通過から2分後。鬼怒川温泉行き「スペーシア八王子きぬ号」がやって来た。下り列車に被られることなく、無事に撮影することができた。

この撮影を以て、多摩川橋梁から撤収。次の撮影地に向けて、移動を開始した。

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