西武2000系 2027Fが横瀬車両基地へ廃車回送される
10月15日の小手指車両基地への回送、そして、本日の廃車回送。今回は、スケジュールの都合上、どちらも撮影することが出来ませんでした。そこで、本日は、これまで撮影した画像の中から、未公開画像を中心に、2027Fの惜別企画として取り上げたいと思います。
拝島線の運用に就く2027F。(2022年7月10日撮影)
2022年3月13日に実施されたダイヤ改正より、土曜・休日ダイヤの日中、11時頃から16時頃までの拝島線小平~玉川上水間の折り返し列車が6両編成での運転となり、東村山駅の高架化工事が終了するまでは、6両編成の2000系を温存するだろうと思っていた私。7月10日には、拝島線の折り返し運用に2027Fが入っており撮影したものの、この日の目的は、実を申しますと、違う車両だったりします。
小平駅から折り返して、再び玉川上水へ。(2022年7月10日撮影)
小川~東大和市間、小川9号で小平行きを撮影した後、小平から戻って来る2027Fを小川2号付近の住宅街から撮影。残念ながら、このカーブ区間の撮影地は、現在、撮影禁止になっているそうです。
新宿線の快速急行1601列車に充当された2027F。(2022年10月10日撮影)
廃車回送8日前、10月10日は、4両編成の2505Fと組んで、新宿線休日の名物列車とも言える快速急行1601列車に充当された。1601列車には、9月25日にも充当されたばかりだが、この日は、2027Fが下り方に連結された。萩山駅での分割併合運用があった時は、良く見られた組み合わせであるが、分割併合が廃止された今では、南入曽車両基地での入替がしやすいように、上り方に6両編成が連結されるケースが多い。快速急行として颯爽と走る姿は、まさに最後の晴れ姿と言える。
国分寺駅を発車した2027F(2022年10月14日撮影)
そして廃車回送4日前の10月14日の朝、国分寺線の運用に就く2027Fと国分寺駅で遭遇。もしかしたら、これが最後の遭遇となってしまうのではないか。なんとなく、そう感じた私は、中央線のホームからスマホのカメラを起動させて、走り去る2027Fを動画で撮影してみた。奇しくも、この日は鉄道の日。その予感は的中し、本線上を走る2027Fとの最後の出会いとなってしまった。
2027F、長年に亘る活躍、お疲れ様でした。
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コメント
さあ〜、いよいよ新宿線・拝島線・国分寺線で活躍してる旧2000系は、6両では2031Fと2両の5編成を残すのみとなった。
とくに、2031Fに関しては、平日の朝〜日中は東村山⇆国分寺間の国分寺線、夕方〜夜間には、新2000系の4両とtagを組んで新宿線で運転することがある。また、土・休日は拝島線で小 平⇆玉川上水間を運転する。
いずれ、この2031Fも南入曽車両基地→所 沢→小手指車両基地へと臨 回(臨時回送)される日がやってくるであろう。
投稿: ナカジ | 2022/10/19 04:24
1979年製造の2027Fの廃車で、丸形ベンチレーターの車両、そして、1970年代の車両は西武からは姿を消したわけですね。旧2000系の2両は1983年以降製造の2400番台で、2031Fは、1986年の田無事故の損失車両の補給で翌年に製造されたもの、多摩川線と山口線に残る新101系は1980年の製造だと思います。かなりマニアックな内容で失礼しました。私は、西武沿線の保谷育ちです。
投稿: Toru | 2022/10/22 23:35