« 廃車回送から12日 横瀬車両基地に佇む2027F | トップページ | 玉川上水車両基地に留置中の西武30000系32106Fを撮影する »

文化の日 米タンを撮る

文化の日。11月3日の撮影記です。

今年の文化の日は木曜日。弊ブログでは、火曜日と木曜日が祝日と重なった場合、祝日の恒例企画として、米軍横田基地への燃料輸送列車(通称:米タン)の観察を行っている。

しかし、2022年3月のダイヤ改正以降、火曜日と木曜日が祝日に重なった場合でも、米タンが運転されることが無く、今年、米タンを撮影できたのは、平日に有給休暇などで休んだ時のみと言う状況であった。果たして、文化の日、米タンは運転されるだろうか。起床後、スマホでTwitterにアクセスし情報を確認。どうやら、米タンの運転はありそう。

自宅から徒歩で萩山駅へ。ここから西武拝島線の列車に乗り込み、拝島に到着したのは10時07分のこと。早速、駅前の横田基地専用線へ向かうが、2022年3月のダイヤ改正以降、横田基地専用線の牽引機が、新型のDD200に変わってから、撮影者が減ってしまったのか、この時点で、玉川上水にかかる平和橋の袂に撮影者が一人いるだけと言う状況。私は、その後ろ、横田1号踏切付近で撮影することを決めた。

横田1号踏切で待つことおよそ15分。祝日なら、10時25分頃には通過していた筈だが、返空列車は見えてこない。有るのは間違いない。引き続き、この場所で待つことに。すると・・・

Img_6d39569s
DD200-24号機に牽引され、横田基地専用線を行く返空列車。

10時43分、横田基地からの返空列車がやって来た。 この日、横田基地専用線に送り込まれたのは、DD200-24号機。DD200は、使用する地域に関係なく、愛地機関区に集中配置となっているが、この24号機は、2022年4月15日に、愛地機関区に配属となっている。つまり、新製配置から、まだ半年ほどしか経過していないという車両。ご覧のように、見た目もまだピカピカである。

横田1号踏切での撮影を終えた私は、急いで拝島駅へ。改札口を入場し、青梅線が発着する2・3番線ホームに入ると、タイミング良く、米タン返空列車は、八高線ホームとの間の中線に入線するところであった。

Img_6d39577s
Img_6d39580s
DD200-24号機に押されて拝島駅へ入線。

役目を終えたDD200-24号機は、この後、タキ1000と切り離され、留置線に向かうことになる。この直後、3番線には、拝島駅10時51分発の青梅特快東京行きが入線した為、DD200の入替は撮れないだろうと、一度は諦めたのだが・・・

Img_6d39587s
留置線に向かうDD200-24号機。

青梅特快東京行きが発車してから1分後、DD200-24号機の入替が始まり、留置線へと向かった。

Img_6d39591s
後追い。

横田基地専用線の牽引機がDD200に置き換わってから、この日で3回目の撮影となるが、DD200、意外と車体長が長いことを、改めて実感した。


Img_6d39595s
拝島駅に到着するEF210-346号機。

DD200-24号機が留置線に入ってから僅か4分後の10時56分、拝島から安善までの牽引を担当する機関車の送込み回送が、拝島駅に到着した。この日、拝島駅に送り込まれたのは、EF210-346号機。EF65を置き替えるため、増備が続くEF210の300番台車。この346号機は、9月13日から14日にかけて、製造メーカーの川崎車両から新鶴見機関区に甲種輸送されたばかり。DD200同様、この車両も、まだピカピカ。

Img_6d39600s
到着後、一旦引き上げ線に向かうEF210-346号機。

拝島駅に到着したEF210-346号機は、すぐに入替を開始する。まずは、一旦引き上げ線へ向かうが、先程のDD200とは対照的に、上りの立川行きが入線してきてしまったため、留置線に向かうシーンは後追いのみとなってしまった。

Img_6d39615s

連結作業に臨むEF210-346号機。

EF210-346号機は、待機していたタキ1000に近付いていく。そして、11時04分、連結作業が完了した。

この後、米タンに先行する青梅線の上り列車に乗り込み、移動を開始する。青梅線内で撮影するか、南武線内へ向かうか、悩みながら立川まで乗り通してしまった。立川駅からは南武線に乗り換え先に進む。結局、辿り着いたのは西府駅。

Img_6d39625s
EF210-346号機が牽引する米タン返空列車。

西府駅到着からおよそ4分。11時51分頃、米タンの返空列車がやって来た。立川駅での接続が悪く、ギリギリのタイミングとなってしまったが、上手く撮ることができた。

この後、20分ほどすると、八王子からの8460列車も来るので、これも撮ろうと西府駅に留まったが、徐々に人が増えてきた。皆さん、八王子からの8460列車狙いのようである。そして・・・

Img_6d39638_1s
EF210-348号機が牽引する川崎貨物行き8460列車。

12時11分、八王子からの8460列車がやって来た。この日、8460列車を牽引してきたのは、新鶴見機関区に所属するEF210-348号機。米タン返空列車を牽引した346号機よりも更に新しく、10月13日から14日にかけて実施された甲種輸送で、新鶴見機関区入りした車両。なるほど。皆さん、これを待っていたのね。

この直後、下りの貨物列車が来ることは、以前目撃していたので、急いで上りホームへ移動。

Img_6d39645s
EH200-20号機が牽引する八王子行き85列車。

12時14分、EH200-20号機が牽引する八王子行き85列車がやって来た。もう少し手前に来たところで撮りたかったのだが、この時点で、川崎行きの上り列車が西府駅を出発するところで、これが限界だった。

85列車の撮影を以て、西府駅での撮影は終了。一旦、改札口を出場、再入場の後、立川行きの下り列車に乗り込んだ。

| |

« 廃車回送から12日 横瀬車両基地に佇む2027F | トップページ | 玉川上水車両基地に留置中の西武30000系32106Fを撮影する »

鉄道」カテゴリの記事

鉄道:JR貨物」カテゴリの記事

貨物:米タン」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 廃車回送から12日 横瀬車両基地に佇む2027F | トップページ | 玉川上水車両基地に留置中の西武30000系32106Fを撮影する »