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西武園線 クリスマスイベント開催に合わせて30000系2+2と10000系NRAが入線

2週間前、12月17日の撮影記です。

この日、西武園駅では、「西武園駅でプチクリスマス2022」と称したイベントが開催された。一見すると、子供向けの鉄道イベントではあるが、このイベントに合わせて、通常は、西武園駅には入線しない、10000系ニューレッドアローが入線する他、東村山駅と西武園駅とを結ぶ西武園線の列車に、30000系の2両編成を2本(32101Fと32102F)を繋げた4両編成で運行することになっており、この点は、大人も充分に楽しめる。西武園線は、地元、東村山市内を走る路線であるし、これは撮りに行くしかない。

当日、まずは、10000系ニューレッドアローと30000系の西武園への送込み回送の撮影からスタートする。10000系は、西武新宿線の南入曽車両基地からの回送ではあるが、30000系の2両編成は、現在、新宿線の車両基地には配属されていないため、池袋線の小手指車両基地からの回送となる。更に、西武園線の起点である東村山駅は、現在、高架化工事が進行中で、国分寺線と西武園線の車両の入替には、一旦、拝島線に入線し、小川駅を経由する必要がある。それだけに、送り込み回送も撮影できる場所は多いのだが・・・

回送列車のダイヤは非公開。Twitterの目撃情報を頼りに移動を開始したものの、この日は他にも予定があり、東村山市内の撮影がメインとは言え、自転車ではなく、徒歩と電車での移動となっていたため、撮影地が少ない西武園線の線内へ早めに入っておいた方が良いと判断し、西武園線の沿線へ先回りをすることにした。東村山駅から徒歩で約15分。この日、最初に訪れたのは北山公園。公園内の撮影ポイントに到着すると、この時点で待機されていたのはお一人だけ。軽くご挨拶した後、先客の後ろからカメラを構え、送り込みの回送列車を待つことにした。

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西武園線を行く10000系10110Fの回送列車。

現地到着からおよそ10分。9時07分頃になるが、10000系ニューレッドアローの回送列車がやって来た。この日、イベント会場の展示車両として送り込まれたのは、10000系ニューレッドアローの10110F。通過直前まで曇っていたので、影が出ないだろうと思っていたのだが、10110Fの通過に合わせたかのように薄日が差してきてしまった。

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2543Fによる西武園行き。

10110Fの回送列車通過からおよそ5分後。2543Fによる西武園行きがやって来た。この時点で、方向幕が既に折り返し運転に備えて東村山となっている。30000系の定期列車充当は、西武園駅9時58分発からなので、まだ何回か2543Fの撮影チャンスはある。新2000系の4両編成も廃車は始まっているため、ここは有り難く撮影するが、30000系が走り始めても、この場所で行先表示が「西武園」と表示された状態で撮れるかどうか、少し不安になって来た。

そして40分後。

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西武園線を走る32101F+32102Fの回送列車。

9時51分、32101F+32102Fの回送列車がやって来た。30000系の西武園線定期列車充当は、西武園駅9時58分発の東村山行きからなので、本当にギリギリの送込みとなった。

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西武2000系 2405Fと2505Fが横瀬車両基地へ廃車回送される

TwitterやFacebookからの情報となりますが、12月19日、新宿線系統で活躍してきた、2000系の2405Fと2505Fが、横瀬車両基地へ廃車回送されたとのことです。


2両編成の廃車は、2407F、2411F、2401F、2413Fに次いで5例目。4両編成の廃車は、2519F、2521F、2503F、2501Fに次いで、こちらも5例目。今回の廃車回送により、旧2000系は、2両編成4本、6両編成1本の計5本を残すのみとなってしまいました。

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横瀬車両基地へ廃車回送された2405F(前2両)(2022年11月6日撮影)

2両編成の2405Fは、これまでに廃車となった2407F、2411F、2401F、2413Fと同様、長年に亘り、新宿線系統の増結用として使用されていました。先月は、6両固定編成の不足分を補うべく、4両編成の2000系とコンビを組んで、国分寺線の運用に就く機会が多く、国分寺線の運用に就く2405Fを何度か撮影しておりました。

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恋ヶ窪駅で2045Fと並ぶ2405F。(2022年11月19日撮影)

とは言え、デジタル一眼レフカメラを使っての撮影は、11月6日と19日のみ。恋ヶ窪駅で撮影した2045Fとの交換シーンが、本線上での最後の撮影となってしまいました。

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祝 上越新幹線開業40周年記念 新幹線リレー号を撮影する

1か月前。11月12日の撮影記です。

今年、2022年は鉄道開業150年の節目の年。各鉄道会社は、10月14日の鉄道の日を中心に、様々なイベントを企画しているが、11月に入り、新たな〇〇年記念を迎えることとなった。

今から40年前、1982年の11月15日。上越新幹線が大宮~新潟間で開業した。東北新幹線の暫定開業から5か月遅れての開業であったが。5か月前に開業していた東北新幹線と合わせて、当時の北の玄関口とも言われた上野駅とは、在来線を使って移動するしかなく、上野駅と、東北・上越新幹線の仮の出発駅となっていた大宮駅とを結ぶ「新幹線リレー号」を設定して対応していた。

あれから40年。今年6月には、東北新幹線の開業40周年記念のイベントが開催され、その際には、上野~大宮間を185系による「新幹線リレー号」が運転された。踊り子号カラーの車両での運転とは言え、185系の「新幹線リレー号」は、とても懐かしく感じられた。そして、今回、上越新幹線の開業40周年の記念として、E2系1編成を、かつて東北・上越新幹線で運行されていた200系カラーに塗り替えたリバイバル編成が登場。このE2系を使用した開業40周年記念列車を、新潟~大宮間で1往復運転させるほか、185系を使用した「新幹線リレー号」を、大宮~上野間で1往復運転されることにした。しかも、今回の「新幹線リレー号」は、前回、6月の時とは異なり、既存の0番台車の編成を組み替えた上に、「新幹線リレー号」運行開始(寒冷地仕様となった185系200番台)当時を再現する。

実は私、所謂「新幹線リレー号」カラーは大好きで、以前、リレー号カラーに塗り替えられた、185系C1編成が、大宮総合車両センターを見渡せる橋の下に現れたと聞いた時も、待っていられずに、C1編成の様子 を見に行ったことがある。それだけに、今回の「新幹線リレー号」の復活運転は、とても楽しみにしていたのだが・・・

「新幹線リレー号」の復活運転は、大宮~上野間の1往復。この区間、昔は線路沿いの道路も撮影しやすい場所が多かったが、今は、殆どの場所で、2メートル以上はありそうなフェンスで覆われている。11月11日の夜、仕事帰りに浦和方面へ足を伸ばし、何か所か、候補地を訪れて、持参したメジャーを使用し、フェンスの高さを図り検証をしてみたが、小型の踏み台を使用して、ギリギリ交わせるかどうかと言うような状況であった。

当日、私は、朝6時半ごろ自宅を出発し、武蔵野線を使って南浦和へ。まずは、前夜に下見した場所へ行ってみたが、光線状態が良くない。そこで、方針を変更し、徒歩で蕨方面へ移動。南浦和駅前から歩くこと約15分。うらわ自動車教習所横の歩道橋に辿り着く。この歩道橋の踊り場で、撮影しながら「新幹線リレー号」を待つことにした。

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E001系「TRAIN SUITE 四季島」

この歩道橋に到着してから約30分。9時35分頃になるが、背後からE001系「TREIN SUITE 四季島」がやって来た。E001系は、架線集電により駆動する電車の機能と、1・10号車に設置されているディーゼル発電機により発電した電力で駆動するディーゼル・エレクトリック方式気動車の機能を併せ持つ「EDC方式」を採用することで、電化区間、非電化区間の両方を自力で走行することが可能となっており、JR東日本エリアを中心に、1泊2日又は3泊4日のコースで運転され、時には北海道まで足を伸ばすこともある。一度は乗ってみたいという思いはあるが、お値段が・・・

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651系1000番台車による特急「あかぎ8号」

四季島通過からおよそ25分。651系1000番台車による特急「あかぎ8号」がやって来た。1988年、常磐線の特急「スーパーひたち」用としてデビューした651系。常磐線から撤退後、一部の車両が、高崎・上越・吾妻線方面の特急列車に運用されていた185系の置き換え用として転用され、2014年3月15日のダイヤ改正から運用を開始した。転用に際して、直流区間のみの運転となることから、交流機器の一部が撤去され、直流区間専用車となった。デビューから既に34年。余剰気味のE257系の動き次第では、この車両も引退に追い込まれる可能性は高そう。光線状態が良くなったところで、651系が来てくれたことは、有り難かった。

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東武100系特別塗装「日光詣スペーシア」による特急「スペーシアきぬがわ2号」

「あかぎ8号」通過の1分後、東武特急スペーシアの特別塗装車「日光詣スペーシア」がやって来た。この列車は、鬼怒川温泉発新宿行き「スペーシアきぬがわ2号」。来年度には、後継車両となる「スペーシアⅩ」が登場する予定となっているが、JRへの乗り入れ便の車両について、100系スペーシアをいつまで使用するのかも気になります。

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西武国分寺線・西武園線の入庫回送を撮影する

10月中旬以降、公私ともに多忙な日々が続いており、ブログの執筆がなかなか進まない状況に陥ってしまいました。それでも、毎日、多くの方にご訪問いただき、本当にありがとうございます。仕事の方も落ち着いてきましたので、ブログの執筆も少しずつ再開していきたいと思います。

さて、今回は、およそ3週間前、11月15日の撮影記です。お仕事の都合で、平日の日中に乗り鉄や撮影をされている方には、見慣れた光景なのかもしれませんが、自分自身への備忘記録として記事にしておきたいと思います。お付き合いいただけましたら幸いです。

11月15日、この日は朝から外回り。自宅から取引先へ直行となった。最初の訪問先は、小平市たかの台。自宅から萩山駅まで徒歩で向かい、西武拝島線の電車に乗り込み小川駅へ。ここから、西武国分寺線の列車に乗り換えて、鷹の台へと向かう。9時07分、小川駅に到着すると、ホームのない5番線(側線)に回送列車が停車しているのを発見。ここまで乗車してきた玉川上水行きの発車を待って、停車中の回送列車を撮影してみた。

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小川駅5番線に停車中の2031F。

停車していたのは、2031Fの回送列車。2027Fが10月18日に廃車となり、遂に旧2000系の6両編成は、この2031Fを残すのみとなってしまった。羽根沢信号場~恋ヶ窪間を除き単線となっている西武国分寺線。平日の朝ラッシュ時は、交換設備をフル活用し、7~8分間隔での運転が行われているが、朝の通勤時間帯が終わると、一部の車両が役目を終えて玉川上水車両基地へ回送されていく。この日の2031Fは、朝ラッシュ時間帯のみの運用で、役目を終えて、玉川上水車両基地へ戻る途中、この小川駅5番線に停車していた。

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