西武国分寺線・西武園線の入庫回送を撮影する

１０月中旬以降、公私ともに多忙な日々が続いており、ブログの執筆がなかなか進まない状況に陥ってしまいました。それでも、毎日、多くの方にご訪問いただき、本当にありがとうございます。仕事の方も落ち着いてきましたので、ブログの執筆も少しずつ再開していきたいと思います。

さて、今回は、およそ３週間前、１１月１５日の撮影記です。お仕事の都合で、平日の日中に乗り鉄や撮影をされている方には、見慣れた光景なのかもしれませんが、自分自身への備忘記録として記事にしておきたいと思います。お付き合いいただけましたら幸いです。

１１月１５日、この日は朝から外回り。自宅から取引先へ直行となった。最初の訪問先は、小平市たかの台。自宅から萩山駅まで徒歩で向かい、西武拝島線の電車に乗り込み小川駅へ。ここから、西武国分寺線の列車に乗り換えて、鷹の台へと向かう。９時０７分、小川駅に到着すると、ホームのない５番線（側線）に回送列車が停車しているのを発見。ここまで乗車してきた玉川上水行きの発車を待って、停車中の回送列車を撮影してみた。


小川駅５番線に停車中の２０３１Ｆ。

停車していたのは、２０３１Ｆの回送列車。２０２７Ｆが１０月１８日に廃車となり、遂に旧２０００系の６両編成は、この２０３１Ｆを残すのみとなってしまった。羽根沢信号場～恋ヶ窪間を除き単線となっている西武国分寺線。平日の朝ラッシュ時は、交換設備をフル活用し、７～８分間隔での運転が行われているが、朝の通勤時間帯が終わると、一部の車両が役目を終えて玉川上水車両基地へ回送されていく。この日の２０３１Ｆは、朝ラッシュ時間帯のみの運用で、役目を終えて、玉川上水車両基地へ戻る途中、この小川駅５番線に停車していた。

撮影を終えて、私は国分寺行きに乗り込むため、３番ホーム側へ移動する。東村山行き、国分寺行き、どちらも９時１１分発だが、先に到着したのは東村山行きだった。


小川駅に到着した２０４５Ｆによる東村山行き。

先に到着した東村山行きに充当されていたのは、行先表示器がフルカラーＬＥＤになっている２０４５Ｆ。この車両は、所沢車両工場で２０５５Ｆとして製造されたが、昭和６４年１月７日に昭和天皇が崩御されてから数日後に出場したため、当初は、車内に所沢車両工場の銘盤が設置されていなかった。そして、地上設備の関係で、スカートを外した状態で営業運転に就いていた新２０００系だが、この編成からは、新製直後からスカートが設置された。なお、８両固定編成の増備による番号枯渇を回避するため、１９９１年には２０４５Ｆに改番されている。更に、２００８年には、新２０００系で初のフルカラーＬＥＤ式行先表示器に交換されており、ある意味、特徴の多い編成と言える。


２０３１Ｆの回送列車と２０４５Ｆを強引に並べて・・・

２０４５Ｆと、５番線に停車中の２０３１Ｆを並べて撮影していると、私が乗車する予定の国分寺行きがやって来た。


貴重な旧２０００系が２本並んだ。

乗車予定の国分寺行きは、東村山方から２４０５Ｆ＋２５０９Ｆと言う２両＋４両と言う組み合わせ。旧２０００系６両固定編成の廃車が進み、国分寺線や休日ダイヤの拝島線では、２０００系の２両＋４両と言う組み合わせをよく見かけるようになった。旧２０００系は２両編成も残り４本となってしまったため、このように旧２０００系が２編成以上、顔を合わせるというシーンも、見かける機会は減ってしまっている。

この列車で鷹の台まで乗車し、目的地へ。その後、東大和市、東村山市の取引先を回り、昼頃に八坂駅から多摩湖線に乗り込み国分寺へ向かう予定だったが、一橋学園～青梅街道間で人身事故が発生し、八坂駅から乗車した国分寺行きは、萩山駅で多摩湖方面へ折り返しとなってしまった。その為、萩山駅から拝島線で小川駅へ向かい、国分寺線の列車で国分寺へ抜けることにした。


小川駅５番線に入線する２５３５Ｆの回送列車。

１２時２８分、２５３５Ｆの回送列車が、小川駅５番線に到着した。この日、２５３５Ｆは朝から西武園線の運用に就いていた。以前、１１時台に西武園線の車両交換を西武園駅で実施しているのを目撃したことがあった。今回、久しぶりに、西武園線の入庫回送に遭遇し、少なくとも、平日に関しては、１２時台に実施していることが解った。西武園駅での２０００系４両編成同士の並びも、撮影しておかなくては・・・

この後、国分寺線の列車で、もう一度、鷹の台に立ち寄った後、国分寺経由で西荻窪へ向かった。