« 2022年12月 | トップページ | 2023年2月 »

秩父鉄道 開運特別ヘッドマーク掲出編成と快速「EL新春みつみね号」を撮影する

約3週間前、1月3日の撮影記です。

秩父鉄道は、毎年、元日から3日間、急行列車に使用される6000系電車に、「開運号」のヘッドマークを掲出し、一部の急行列車を、「開運号」として運転していた。これは、先代の急行用車両である3000系、更にその前の300系が現役だった頃から行われている恒例行事であり、私も、15年以上、「開運号」の撮影を兼ねて、秩父を訪れ、初詣も秩父神社へ行くようにしていた。しかし、2023年の正月は、今までと状況が変わってしまった。なんと、急行列車へのヘッドマークの掲出をやめて、通勤用車両2編成に、開運特別ヘッドマークを掲出するという。さらに、1月1日から3日までの3日間は、電気機関車が12系客車を牽引する、快速「EL新春みつみね」を、熊谷~三峰口間に1往復運転するという。日頃は、貨物列車を牽引している電気機関車が、客車列車の先頭に立つ姿は、どうしても撮っておきたい。

と言う訳で、急行列車としての開運号の運転はなくなってしまったが、三重単、開運特別ヘッドマーク、EL新春みつみね号の撮影に合わせて、初詣は、今年も秩父神社へ行くことにした。

1月3日、7時19分に西武秩父駅に到着した私は、そのまま連絡通路を歩き、秩父鉄道の御花畑駅へ。西武線の車内でスマートフォンを使用し、事前に秩父鉄道の1日乗車券は購入済みで。スマートフォンの画面を見せるだけで、御花畑駅の改札口を通過できるのは有り難い。私は、7時28分発の羽生行きに乗車し、まずは、お隣の秩父駅へ移動する。

20230103_072820s
御花畑駅で遭遇した開運特別ヘッドマーク掲出編成。

入線してきたのは、ラッピング電車「秩父三社トレイン」として運行中の7505F。しかも、「開運」のヘッドマークが掲出されている。開運特別ヘッドマークを掲出しているのは全部で2編成だが、そのうちの1編成は、ラッピング電車への掲出だった。この日最初に乗車する秩父鉄道の列車が、いきなり開運号に当たるとは、これは新年早々幸先が良いかも。

列車は僅か2分で、秩父駅に到着。ここから先、更に大野原駅まで移動して、電気機関車の三重単を撮影したのは、2つ前の記事の通りである。

続きを読む "秩父鉄道 開運特別ヘッドマーク掲出編成と快速「EL新春みつみね号」を撮影する"

| | | コメント (0)

西武2000系 2057Fが横瀬車両基地へ廃車回送される

TwitterやFacebookからの情報となりますが、1月27日、新宿線系統で活躍してきた、2000系の2057Fが、横瀬車両基地へ廃車回送されたとのことです。

Img_6d25641s
拝島線、小平~萩山間を行く2057F。(2021年8月1日撮影)

2057Fは、1989年に、所沢車両工場で製造された自社製造車両で、所沢工場の製造工程の都合上、まず、クハ2057-モハ2157-モハ2158-クハ2058の4両が先行して落成。後に、残りの4両を加え、新2000系としては、初の8両固定編成となりました。先行落成した時点より、新宿線に配属され、先に廃車となった2059Fと同様に、34年間の生涯を新宿線に捧げた車両でした。

Img_6d42043s
快速急行本川越行き1601列車に充当された2057F(2023年1月22日撮影)

廃車回送5日前となる1月22日には、2両編成の2453Fとコンビを組んで、新宿線休日の名物列車とも言える快速急行1601列車に充当され、最後の花道を飾りました。この1601列車充当時の撮影が、私にとって、2057Fの本線走行最後の撮影となりました。

2057F、長年にわたる活躍、お疲れ様でした。

最後に、弊ブログをご覧いただいている皆様へ、個人的なご報告です。

2057Fによる1601列車を撮影してから2日後となる1月24日夜より発熱があり、翌25日にPCR検査を受けましたところ、コロナ陽性が判明いたしました。ワクチンを4回摂取していたこともあってか、症状は軽症とのことで、現在、自宅にて療養中であります。幸いなことに、薬も効いており、熱も下がり、倦怠感も薄れてまいりました。暫くの間は、不要不急の外出自粛生活が続きますので、体調と相談しながら、ブログの執筆を続けていきたいと思います。

皆様も、どうか体調には十分注意して、この冬を乗り切ってください。

| | | コメント (2)

秩父鉄道の貨物列車を撮影する 2023新春

2023年の撮り初め。1月3日の撮影記です。

私は、もう15年以上、秩父鉄道の急行「開運号」に合わせて、秩父神社へ初詣に出かけている。ここ数年は、3が日の間に出かけるようにしており、昨年は、1月3日に初詣に出かけていた。昨年より、秩父神社への初詣の前に、貨物列車の運転再開に合わせて運転される電気機関車の三重単を撮影するため、早朝に秩父入りをしている。Twitterで情報を確認すると、秩父駅構内には3両の電気機関車が年末から年始にかけて留置されているとのこと。今年も、この三重単を撮りたい。そう思っていた。

1月3日、自宅を5時20分頃に出発。久米川駅前のすき家で朝食を食べた後、所沢・飯能を経由し秩父へ。7時19分に西武秩父駅に到着した私は、そのまま秩父鉄道の御花畑駅へ。昨年は、御花畑駅で1日乗車券を購入していたが、秩父鉄道の1日乗車券は、スマートフォンで事前購入できることを知り、西武秩父へ向かう西武線の車内でスマホを操作して事前購入。御花畑駅では、スマートフォンの画面を見せるだけで通過できた。

7時30分、秩父駅に到着。車内から留置線を眺めてみると、3両の電気機関車を発見。一旦ホームに降りてみたのだが・・・

Img_6d41204s
秩父駅構内で新年を迎えた3両の電気機関車。

秩父駅構内に佇む3両の電気機関車。よく見ると、パンタグラフも上がっていない。もしかしたら、今日は、このまま動かないんじゃないだろうか。そんな事を考えてしまった。

私は、御花畑駅から乗車してきた上り列車を見送り、暫くの間、秩父駅のホーム上で様子を見ることにした。

続きを読む "秩父鉄道の貨物列車を撮影する 2023新春"

| | | コメント (0)

廃車回送から15日 横瀬車両基地に佇む2405Fと2505F

約10日前。1月3日の撮影記です。

2022年12月19日。新しい年を迎えるまで2週間を切ったタイミングで、長年、西武新宿線系統で活躍してきた2000系の2405Fと2505Fが、横瀬車両基地への帰らぬ旅に旅立ってしまった。

廃車回送から15日が経過した1月3日。私は、早朝から秩父へ向かっていた。2405Fと2505Fを最後にもう一度記録しておきたい。飯能駅から乗車した西武秩父行き各停の車内から、車両基地内に佇む2405Fと2505Fにカメラを向けてみた。

Img_6d41193s
横瀬車両基地の解体線に留置されていた2405Fと2505F。

2405Fと2505Fは、解体線に縦列で留置されていた。この画像では写っていないが、解体線上、車止め付近には、横瀬車両基地構内の入替を担当するD16号機関車が留置されていた。

Img_6d41200s
2405Fのみを撮影。

その後、車内で振り向いて、まずは2405Fのみを撮影。そして・・・

Img_6d41202_1
2505Fと武甲山。

2505Fは、武甲山を絡めて撮影してみた。

この日は早朝秩父入りして、日没まで秩父鉄道沿線で過ごしたため、明るい時間帯に撮影できたのは、早朝の列車内のみ。この撮影が、2405Fと2505Fの最後の記録となりそうです。

2405F、そして2505F、長い間、お疲れ様でした。

| | | コメント (0)

西武多摩川線 101系241Fと247Fの甲種輸送を撮影する

新年が明けてから既に10日以上が経過しておりますが、2022年の撮影記から書きたいと思います。お付き合いいただけましたら幸いです。

約3週間前、12月17日から18日にかけての撮影記です。

約3ヶ月に一度の割合で実施されている、西武多摩川線の車両交換に伴う甲種輸送。 2022年第5回目の甲種輸送が、12月17日から18日にかけて実施された。今回の甲種輸送では、多摩川線から赤電カラーの247Fが本線側に戻ることとなり、逆に、本線側からは、伊豆箱根鉄道カラーの241Fが送り込まれる事になっていた。多摩川線から戻って来る247Fは、2022年1月22日から23日にかけて実施された甲種輸送により、多摩川線入りしてから約11か月ぶりの帰還。そして、多摩川線に向かう241Fは、2022年6月11日から12日にかけて実施された甲種輸送で本線側に戻って来ていたが、今回、およそ6か月ぶりに多摩川線へ向かうことになる。

12月17日、まずは、多摩川線に向かう241Fの甲種輸送を撮影するが、この日は、西武園駅で開催されたクリスマスイベントに合わせて、西武園線で特別運行をしていた、32101F+32102Fの撮影を終えてからの撮影となった。西武園線の撮影が予想以上に手間取ってしまったため、241Fの所沢駅発車は間に合わず、JR線内、新秋津から新座貨物ターミナルへ向かうところから撮影を始めることにした。所沢駅構内の狭山そばで昼食を摂った後、所沢駅東口から西武バスに乗り込み、新秋津~東所沢間の撮影ポイントへ向かう。ところが、ここで大変なミスを犯していたことに気付く。撮影地に着くと、同業者の数が異常に少ない。しかも、現地にいた方達もなぜか撤収モード。多摩川線へ向かう101系の甲種輸送は、ここ数年、新秋津駅13時46分発が定着していた。しかし、今回のスジを確認すると、10分早まって13時36分発となっていた。その事に私は全く気づいておらず、撮影地に到着したのは、甲種輸送が通過した直後だった。結果的に、所沢駅と撮影地の間を無駄に往復してしまったことになる。

仕方なく、来た道を逆戻り。バスで所沢駅へと戻り、ここから西武新宿線に乗車。東村山駅で、32101F+32102Fの西武園行きを撮影した後、国分寺経由で立川へ。更に立川駅からバスに乗り込んで、向かった先は、多摩川の河川敷。中央本線多摩川橋梁の日野駅側ではなく、立川駅側で241Fを出迎えることにした。

Img_6d40863s
中央本線多摩川橋梁に差し掛かるEF65 2085号機+241F。

15時43分頃のこと。EF65 2085号機に牽引された241Fの甲種輸送列車がやって来た。

Img_6d40871s
多摩川橋梁を行く241F。

そして、振り向いて後追い。この場所は、後追いで多摩川橋梁を通過していくシーンが撮れるのが良い。逆に、東京方は、線路に沿って生えている木々の成長が予想以上だったことがやや誤算だったが、この日は一発目をタッチの差で撮り損ねているだけに、ここで2枚撮れたことで、少しだけ気分が晴れた。

続きを読む "西武多摩川線 101系241Fと247Fの甲種輸送を撮影する"

| | | コメント (0)

謹賀新年

皆様、あけましておめでとうございます。

旧年中は、TOMOの鉄日誌をご愛顧いただきましてありがとうございました。今年も、鉄道を中心に様々な話題を取り上げていきたいと思います。

Img_6d39689s
小平駅を発車。拝島、そして本川越へと向かう2000系電車。

昨年は、コロナ禍での減便も手伝って、2000系車両の廃車がかなり進行した1年となりました。廃車になった車両の中には、旧2000系だけでなく、新2000系も、4両編成を中心に、廃車が進んでいます。日本鉄道技術協会の協会誌「JREA」の2022年12月号で、2030年度までに、全所有車両のVVVF化を目指していることが報じられたこともあり、今後も2000系の廃車が進んでいくものと思われます。

Img_6d40649s
Img_6d40658s
サステナ車両の導入が予想される多摩川線。101系ワンマン車の活躍を、いつまで見ることが出来るだろうか。

全所有車両のVVVF化を目指し、新造車両と並行し、サステナ車両(他社からの譲受車両)が、2023年度以降に導入することが発表されています。池袋線・新宿線などの本線以外の枝線への導入を検討しているとのことで、全列車が101系ワンマン車両で運行されている多摩川線も、サステナ車両の導入される路線の候補となっているものと思われます。2023年度以降の導入とのことですので、今年は、何らかの変化が出て来るかもしれません。

昨年同様、コロナ禍で迎えた2023年。少しずつ姿を消していく2000系、更には、101系、4000系、10000系等、非VVVF車両を、少しでも多く記録出来たら・・・そう考えております。

今年も、TOMOの鉄日誌を、どうぞ宜しくお願いいたします。

| | | コメント (0)

« 2022年12月 | トップページ | 2023年2月 »