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西武6000系 6103Fが新宿線で営業運転

2403Fと2511Fが帰らぬ旅に旅立った3月22日朝の撮影記です。

この日、私が最初に訪れたのは、田無駅だった。西武線アプリの列車位置情報を見てみると、通勤急行西武新宿行き2752列車が、白顔の6000系での運転となっていた。3月6日より新宿線での営業運転を開始した6108Fが充当されている筈。と言う事で、この列車に合わせて、田無駅へと向かった。

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田無駅に進入する、6108Fによる通勤急行西武新宿行き2752列車。

7時35分、6108Fによる通勤急行西武新宿行き2752列車が、田無駅に到着した。前回の撮影から2週間以上が経過。あの時は、仕事帰りにスマホのカメラで撮影したので、出来るだけ早い段階で、一眼レフで撮影したいと思っていたが、一眼レフでの最初の撮影は、1日1本しかない通勤急行での撮影となった。とは言え、順光だと、通勤急行の種別が良く見えない。

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田無駅に停車中の6108F。

そこで、スマホのカメラを起動させて、田無駅停車中の6108Fを撮影。今度は、通勤急行の種別表示も見えるように写ってくれた。

この後も、暫くの間、田無駅に留まり、撮影を続けていた。2752列車が発車してから7分後の事だった。ふと、下りホームを見てみると・・・

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田無駅に到着した急行本川越行き2613列車。

到着した急行本川越行き2613列車に充当されていたのは、6000系の6103F。6108Fに続いて、6103Fも池袋線から新宿線へ。Twitterを検索してみると、6103Fは、前日の3月21日に、南入曽車両基地へ回送されてきたとのこと。Twitterを事前にチェックしていなかったため、2613列車が到着するまでは、新宿線の白顔の6000系は、6108Fのみだと思い込んでいた。それだけに、突然現れた6103Fを見た瞬間は、とても驚いてしまった。

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185系C1編成で運転 臨時特急とちぎ1号を撮影する

3月25日の撮影記です。

この日、JR東日本は、大宮~宇都宮間に、185系C1編成による臨時特急「とちぎ1号」を運転した。

「とちぎ1号」は、鉄道開業150年及び「2023冬とちぎ観光キャンペーン」のフィナーレに合わせて運転されるもので、使用車両も、2022年11月12日、上越新幹線開業40周年を記念した運転された「新幹線リレー号」にも充当された、185系C1編成(新幹線リレー号カラー復刻編成)で運転されることが発表されており、これは、どうしても撮影しておきたい。

当日、自宅を6時30分頃に出発。実は、少し寝坊してしまって、タクシーアプリGOを初めて使用。新小平駅までタクシーを利用した。初めて使ってみたが、これは、なかなか便利。タクシー効果で、目的地の最寄り駅である栗橋駅には、ほぼ予定通りの時刻に到着することが出来た。

栗橋駅からは、宇都宮線(東北本線)の有名撮影地、通称「ワシクリ」の1つである黒小屋踏切へと向かう。東鷲宮~栗橋間の駅間にある有名撮影地は、どちらの駅から歩いても、30分以上はかかる。それでも、今回は、どうしても、この場所で撮影したかった。前日から軽い腰痛の症状があり、ロキソニンテープを貼っていた私にとって、30分の徒歩移動は、正直言ってきつい。しかも天気は雨。それでも、撮影地には35分ほどで到達。どうにか撮影場所も確保することが出来た。しかし、現地に到着してから間もなく、強い風が吹き始めた。傘もしっかり持っていないと飛ばされてしまうほどの風で、傘を差しながらカメラ片手で吹きさらしの撮影地で待つのは、かなりきつい。

風雨に耐え、先行列車を撮影しながら待つことおよそ30分。10時ちょうどになるが、「とちぎ1号」がやって来た。

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185系C1編成による臨時特急「とちぎ1号」

イチゴを模した特製ヘッドマーク(ステッカー)を掲出し、一路、宇都宮を目指す185系C1編成。新幹線リレー号カラーを復刻したこの編成の大きな特徴でもある、JNRマークを入れて撮りたい。その為に、この黒小屋踏切へとやって来たのだが、狙い通り、JNRマークもしっかり入って大満足。

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後追い。

1985年、東北・上越新幹線が上野駅まで乗り入れるようになり、「新幹線リレー号」が廃止されると、東北本線には、185系を使用した新特急「なすの」が、上野~黒磯間に設定された。このカラーであれば、「なすの」号での運転を期待したいところであるが、栃木県の観光キャンペーンで、栃木の名産であるイチゴをアピールする以上、「とちぎ1号」として運転することになったのだろう。

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西武2000系 2403Fと2511Fが横瀬車両基地へ廃車回送される

3月23日、長年に亘り、西武新宿線系統一筋で活躍を続けてきた2両編成の2403Fと、同じく西武新宿線系統を中心に活躍を続けてきた4両編成の2511Fが、横瀬車両基地へ廃車回送された。

2両編成の廃車は、2407F、2411F、2401F、2413F、2405Fに次いで6例目。4両編成の廃車は、2519F、2521F、2503F、2501F、2505F、2515Fに次いで、7例目。今回の廃車回送により、旧2000系は、2両編成3本、6両編成1本の計4本を残すのみとなってしまいました。

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快速急行本川越行き1601列車に充当された2403F。(後ろ2両)(2023年3月5日撮影)

2両編成の2403Fは、これまでに廃車となった2407F、2411F、2401F、2413F、2405Fと同様、長年に亘り、新宿線系統の増結用として使用されていました。2月11日と12日、上石神井車両基地で開催された、2000系前パン撮影会 では、会場内限定で惜別札
が掲出され、同編成の廃車が近いことは解っていましたが、ダイヤ改正を終えたこのタイミングでの旅立ちとなりました。

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快速急行本川越行き1601列車に充当された2403F。(前2両)(2023年3月12日撮影)

前パン撮影会以後、西武新宿線、休日ダイヤの名物列車でもある、快速急行本川越行き1601列車にも何度か充当され、前パンとなる西武新宿方への連結、前パン封じ込めの本川越方への連結、どちらも記録できたことは有り難かったです。

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廃車回送から7日 横瀬車両基地内に佇む2515F

春分の日、3月21日の撮影記です。

3月14日、長年に亘って、西武新宿線系統を中心に活躍を続けてきた2000系、2515Fが横瀬車両基地へ廃車回送された。廃車回送から7日が経過。2月23日に廃車回送された2061Fも、かなり速いペースで搬出作業を急ピッチで進めていたため、2515Fも、もう一度、最後の姿を記録しておきたい。そう考えていた。

所沢駅から、特急「ちちぶ17号」に乗車し、いざ横瀬へ。14時42分、横瀬駅に到着した私は、改札を出場。線路沿いの道を飯能方向へ進み、クハ2616が見えてきたところで、撮影を開始する。

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クハ2001と2515F。

廃車回送から8日。2515Fは、まだ車両基地の中程にいた。しかし、方向幕と前照灯は抜き取られており、搬出に向けて、部品の取り外し作業は進んでいることが、この場所からでも確認できる。

この後、更に線路に沿って進み、横瀬車両基地全体を見渡すことが出来る道路の歩道へ向かう。

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保存車両に囲まれて留置中の2515F。

白いカバーに包まれた保存車両に囲まれて留置中の2515F。クハ2616側と同様、クモハ2515の前照灯が外されて、ガムテープのようなもので塞がれているのが解る。

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クハ1224と並べて。

この撮影を以て、2515Fの撮影を終了。横瀬駅へと戻り、次の目的地へ向かった。

まもなく年度末。これまでに、ここへ運ばれてきた車両と比較すると、搬出に向けた作業のペースが、やや遅いように感じられる。このまま、この場所で、新年度を迎える事になるのだろうか。

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天皇誕生日 米タンを撮る

およそ1か月前。2月23日、天皇誕生日の撮影記です。

今年の天皇誕生日は木曜日。弊ブログでは、火曜日と木曜日が祝日と重なった場合、祝日の恒例企画として、米軍横田基地への燃料輸送列車(通称:米タン)の観察を行っている。

2022年3月のダイヤ改正以降、火曜日と木曜日が祝日に重なった場合でも、米タンが運転されないケースが多かったが、11月3日、文化の日に、ようやく祝日運転の米タンを撮ることが出来た。天皇誕生日はどうだろうか。起床後、スマホでTwitterにアクセスし情報を確認すると、どうやら運転されそうな気配。

自宅から徒歩で萩山駅へ。ここから西武拝島線の列車に乗り込み、拝島に到着したのは10時30分頃のこと。早速、駅前の横田基地専用線へ向かい、いつもの横田基地1号踏切付近に陣取り、返空列車の通過を待つことに。

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DD200-20号機に牽引され、横田基地専用線を行く返空列車。

横田1号踏切付近で待つことおよそ10分。10時43分頃になるが、横田基地からの返空列車がやって来た。 この日、横田基地専用線に送り込まれたのは、DD200-20号機であった。

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西武2000系 2515Fが横瀬車両基地に廃車回送される

TwitterやFacebookからの情報となりますが、3月14日、新宿線系統を中心に活躍してきた、2000系の2515Fが、横瀬車両基地へ廃車回送されたとのことです。

4両編成の廃車は、2519F、2521F、2503F、2501F、2505Fに次いで6例目。最近では、多摩川線の甲種輸送が実施される際に、手薄となる101系ワンマン車の穴埋めとして、小手指へ貸し出され、狭山線の運用に就く機会が多く、つい先日も貸し出され、狭山線の代走運用に就いていました。

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101系ワンマン車の代走として、狭山線の運用に就く2515F。(2022年12月18日撮影)

私自身が、同編成を最後に撮影したのは、昨年の12月18日。この時も狭山線の代走運用に就いていました。

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多摩湖線で代走運用に就く2515F。(2020年5月16日撮影)

2515F、長い間お疲れ様でした。近いうちに、横瀬車両基地へ様子を見に行こうと思います。

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中央線快速電車 E233系グリーン車組み込み編成の試運転に遭遇する

3月5日の撮影記です。

とある列車を撮影するため、中央本線の多摩川橋梁へ。

立川駅南口から西武バスを利用して、現地に到着したのは11時25分頃のこと。お目当ての列車の通過まで約40分。走り去るE233系を撮影しながら、のんびり待つことに。

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H51編成による快速東京行き。

グリーン車の運行開始に向けて、既存車両の4号車へのトイレ設置工事が進む中央線快速電車。6両編成と4両編成に分割出来るH編成は、H43編成からH59編成までの計16編成が用意されているが、2023年3月1日現在、H編成で4号車にトイレが設置されていないのは、H49編成とH51編成の2編成のみとなった。この日、多摩川の河川敷到着後、良いタイミングでやって来た快速電車に、H51編成が充当されており、数少なくなったトイレなしのH編成を記録することが出来た。

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T21編成による快速東京行き。

H51編成に続いてやって来たのは、10両固定編成のT21編成による快速東京行き。10両固定編成のT編成は、モハユニットの位置を分割対応のH編成に合わせるため、5号車と6号車、2両続けてサハE233が連結されていたが、このうち6号車として連結されていた、サハE233の500番台車にトイレを設置した上で、連結位置を4号車へ組み替えたため、H編成とはモハユニットの位置が揃わなくなった。

T21編成による快速電車が通過した後は、次の上り電車まで8分、間隔が開く筈なのだが、僅か3分後には、次の上り電車が近付いてきた。とりあえず撮影してみると・・・

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グリーン車を組み込んだT24編成の試運転列車。

11時40分に多摩川橋梁を通過したのは、グリーン車を組み込み、12両編成となっているT24編成。グリーン車は、まだ4両、2編成分しか落成していない。私自身、グリーン車組み込み編成を撮影したのは、今回が初めてだが、12両固定編成となった姿を見ると、僅か2両の差ではあるが、とても長く感じてしまう。

グリーン車組み込み編成の試運転。東海道本線で試運転をやっていたという話は、SNSの投稿で目にしていたが、この日の試運転も東海道本線まで行くのだろうか。そんな事を考えていると・・・

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高尾方面へ向かうE233系T24編成の試運転列車。

11時52分、T24編成の試運転が戻って来た。上りの試運転を撮影してから僅か12分後の出来事であった。僅か12分で戻って来たとなると、国立駅2番線で折り返してきたのかな?

2023年度末とされているサービス開始まで、あと1年(?)。引き続き、グリーン車に乗れる日を、首を長くして待ちたいと思います。


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西武6000系 6108Fが新宿線で営業運転

昨年、デビュー30周年を迎えた西武鉄道の6000系電車。ステンレス車体17本、アルミ車体8本の10両編成25本が製造され、新宿線で運行中の6101Fと6102Fを除いた23本が、池袋線で運行され、地下鉄乗り入れを中心とした同線の主力車両として活躍してきた。

しかし、次世代の主力車両とも言える40000系の増備に伴い、地下鉄乗り入れ運用にも、40000系の進出が目立つようになってきた。そして、遂に、新製当時から池袋線一筋で活躍してきた6000系の6108Fが、南入曽車両基地へ回送され、3月6日朝より、新宿線で営業運転を開始した。

週明け、月曜日の朝、出勤前にTwitterにアクセスし、6108Fが新宿線での営業運転を開始したことを知った私。早速、西武線アプリの列車位置情報でも確認。これは是非とも今日中に撮影しておきたい。そう思い、同編成の運用を調べるも、日中は運用に就いていないため、夕方になるまで運用は掴めない。仕事を終えて、6108Fの運用を調べてみると、西武新宿駅を18時57分に発車する準急拝島行きに充当されることが解った。


そこで、職場のある西荻窪から、関東バスに乗り込み上石神井へ。更に、西武新宿線に乗り換えて一駅、武蔵関駅で、6108Fの準急拝島行きを撮影することにした。と言ってもスマホのカメラだが・・・

武蔵関駅の上りホームで待つこと約10分。6108Fによる準急拝島行きがやって来た。

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新宿線での営業運転を開始した6108F。

白顔の6000系による準急拝島行き。少々解りづらいかもしれないが、前から2両目、池袋線では弱冷房車の設定となっている9号車は、弱冷房車のステッカーが剥がされている。西武線アプリの車両情報を見ても、6108Fの弱冷房車は2号車の設定となっており、新宿線仕様に合わせられている。

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30000系の各停西武新宿行きと並ぶ。

6108Fの準急拝島行きが停車している間に、上りの各駅停車西武新宿行きが武蔵関駅に到着。この位置からでは、両列車の停止位置にずれがあるが、西武新宿行きとの並びも撮影してみた。

Twitterに寄せられた情報によると、乗務員室内にあるワンマン運転用のモニターが撤去されているとのことで、40000系増備に伴う玉突きで新宿線へ転用された可能性が高そう。今後も6000系の新宿線への転用が進むのか。そして、2000系の廃車が進むという事になるのか。

2000系と合わせて、6000系の動向も、しっかり見守っていきたいと思います。

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西武2000系 前パン撮影会に参加する その3

2月12日の撮影記です。

2000系前パン撮影会、休憩時間に突入し、2000系の構内入替が実施されるため、その間に休憩車両として留置中の253Fを撮影することに。西武新宿方の先頭車である、クハ1253に近付いてみると・・・

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「急行奥武蔵」のヘッドマークが掲出されたクハ1253。

主役の2000系だけではなく、「101系もしっかり撮っておくように。」と主張しているかのように、クハ1253には「急行奥武蔵」のヘッドマークが掲出されていた。これにはビックリ。

休憩時間が終わり、再び2000系の撮影エリアへ。

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横並びから斜め並びに。

撮影会後半戦は、より前パンを強調するため、横並びから斜め並びへ。

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4両のクモハの前パン部分を斜めから。

前パン斜め並び。普段は、このような並びで撮る機会はないだけに、早速、各車両前側のパンタ部分だけを撮影してみた。

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