西武2000系 前パン撮影会に参加する その3
2月12日の撮影記です。
2000系前パン撮影会、休憩時間に突入し、2000系の構内入替が実施されるため、その間に休憩車両として留置中の253Fを撮影することに。西武新宿方の先頭車である、クハ1253に近付いてみると・・・
「急行奥武蔵」のヘッドマークが掲出されたクハ1253。
主役の2000系だけではなく、「101系もしっかり撮っておくように。」と主張しているかのように、クハ1253には「急行奥武蔵」のヘッドマークが掲出されていた。これにはビックリ。
休憩時間が終わり、再び2000系の撮影エリアへ。
横並びから斜め並びに。
撮影会後半戦は、より前パンを強調するため、横並びから斜め並びへ。
4両のクモハの前パン部分を斜めから。
前パン斜め並び。普段は、このような並びで撮る機会はないだけに、早速、各車両前側のパンタ部分だけを撮影してみた。
今度は違う角度から・・・
休憩時間明け、後半は撮影時間が20分しかない。残り僅かな時間。集中して撮影に臨む。
再び正面から4本並びを。
正面に移動し、4本並びを撮影したが、ここでクモハ2409に何やらネタが仕込まれているのを発見。
運行番号81Gを掲出したクモハ2409。
種別幕の下に、「81G」の運行番号を掲出したクモハ2409。3月18日に開業が予定されている東急・相鉄新横浜線。開業と同時に、相鉄の電車が、新横浜線を経由し、東急目黒線や東横線、東京メトロ南北線や副都心線、都営三田線と直通運転を開始する。その際、相鉄の車両が表示する運行番号の末尾が「G」となっている。相鉄の車両は、西武線の線内に乗り入れないことになっているが、ダイヤ乱れなどで、西武の車両が相鉄の運用を代走する可能性があり、SNSでは、小手指車両基地内に留置中の40000系に、相鉄の運行番号が表示されていたとの目撃情報も上がっていることから、今回、このようなネタが用意されたものと思われる。
続いてクモハ2403にも小ネタが・・・
2409Fに続き、「急行上石神井」表示のクモハ2403にも何やら札が掲出された。
クモハ2403には「惜別」の札が・・・
クモハ2403に掲出された札は「惜別」。旧2000系は、2両編成4本、6両編成1本まで減少しており、どの編成も、いつ廃車になってもおかしくない。そんな状態に追い込まれている。撮影会と言うイベント会場ではあるが、見た目、一番状態が悪そうな2403Fに「惜別」札が掲出されたとなると、いよいよこの編成も年度内には廃車になってしまうのではないか。そう考えてしまう。
クモハ2417には「地下鉄 快速」の札を掲出。
そして、一番北側に留置されている2417Fにも変化が。「地下鉄 快速」の札。西武新宿線と東京メトロ東西線との直通構想が時々浮上するが、もしも、東西線と直通運転が実現したら、こんな列車が走るのではないか。初代東西線車両の5000系は、快速運転をする場合、「地下鉄 快速」と言う種別幕が用意されていて、それを再現したものと思われる。
最後は全編成上石神井行きに。
楽しい時間はあっという間に過ぎ去ってしまう。11時40分、撮影会は終了。最後は4編成とも行先は「上石神井」で統一された。
この後は、再び253Fのツアー列車に乗り込み、ツアーの終着駅となる東伏見へ向かう。往路と同じく2号車のモハ253に乗り込み、11時55分頃、上石神井車両基地を出発。まずは上石神井駅の1番線へ向かう。
スタッフの皆様が敬礼でお見送り。
洗車機を通過すると、撮影会に携わった乗務員の皆様が一列に並び敬礼でツアー列車をお見送り。これまでにも、武蔵丘検修場や南入曽車両基地などのイベント会場で、スタッフの皆さんが見送ってくれることは良く見ていたが、大きく手を振るというパターンが多く、このように敬礼で見送ってくれたことは、あまり見た記憶が無い。横一列になって敬礼している姿を見たら、ちょっと感動してしまった。
ツアー列車は、上石神井駅1番線で数分停車した後、東伏見駅へ。走り出せば、3分ほどで到着。名残惜しいが、ここで解散である。
東伏見駅に到着。急行列車の通過待ちのため停車中の253F。
ツアー列車に使用された253Fは、午後の上石神井車両基地での親子向けイベントの参加者が待つ新所沢駅へ回送される。
253Fを追い越す20000系の急行列車。
東伏見駅は、準急列車が停車するが、この時間帯、準急の運転はなく、優等列車は通過してしまう。せめて田無駅まで乗せてくれれば、253Fよりも先行出来るのだが・・・
ホームの先端へ移動し、走り去る253Fを撮影することに。
東伏見駅を発車し、新所沢駅へ向けて回送される253F。
12時14分、253Fの回送列車は、東伏見駅を発車。新所沢駅へ向けて走り去っていった。
この後、私は、後続の本川越行きに乗り込み、253Fを追跡する。前日のツアー列車を撮影した人に聞いたところ、253Fの午後のツアー列車は、新所沢駅を発車すると、一旦、狭山市駅へ向かい、ここで折り返して、上石神井車両基地へ向かうとのこと。後続の本川越行きに乗車しても、狭山市駅は間に合わないが、一つ手前の入曽駅なら間に合いそう。101系ワンマン車が多摩湖線を走っていた時も、南入曽車両基地までは、メンテナンスの関係で、定期的に入線していたが、南入曽から先、本川越方面へ入線することは滅多にない。それだけに、ここは是が非でも入曽駅で出迎えたい。
入曽駅に進入する253Fの上石神井車両基地行きツアー列車。
12時57分、253Fによる上石神井車両基地行きツアー列車がやって来た。この駅は、カーブを曲がり切って、ホームの先端までメートルほどしかないが、短い4両編成と言う事で、何とか最後部車両も、なんとか写ってくれた。
後追い。
入曽駅での赤電撮影を以て、2000系前パン撮影会関連の撮影は、いったん終了。有料撮影会参加者の特権である、西武線1日フリーきっぷを活用し、横瀬へ向かい、搬出作業が進む2057Fの撮影に向かった。
そして夕方。撮影会で展示された2000系のうち、2409F、2417F、2419Fの3編成が南入曽車両基地へ回送された。2両編成を3本繋げた6両編成。幸いなことに、東村山駅で撮影することが出来た。
東村山駅に進入する2409F他の回送列車。
17時37分、2409F他の回送列車が、東村山駅に4番ホームに入線。タイミング良く、2番ホームからは国分寺線の国分寺行きが発車するところだったが、この列車には2両編成の2459Fが連結されており、この瞬間、新旧2000系の2両編成が4編成集結したことになる。
東村山駅に停車中の回送列車。
5番ホームの下り方は、撮影者が多く集まっていたので、上り方からを優先して撮影。前パンを記録した後、ホームの下り方へ移動。
スマホのカメラで手短に撮影。
停車時間も残り僅かと言う事で、速やかにスマホのカメラを起動させて手短に撮影を済ませた。
2409F他の回送列車は、東村山駅に5分ほど停車した後、南入曽車両基地に向かった。2000系をたっぷり楽しませてもらった2日間。東村山駅での撮影を以て、前パン撮影会関連の撮影を終了とした。
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