« 西武2000系 2403Fと2511Fが横瀬車両基地へ廃車回送される | トップページ | 西武6000系 6103Fが新宿線で営業運転 »

185系C1編成で運転 臨時特急とちぎ1号を撮影する

3月25日の撮影記です。

この日、JR東日本は、大宮~宇都宮間に、185系C1編成による臨時特急「とちぎ1号」を運転した。

「とちぎ1号」は、鉄道開業150年及び「2023冬とちぎ観光キャンペーン」のフィナーレに合わせて運転されるもので、使用車両も、2022年11月12日、上越新幹線開業40周年を記念した運転された「新幹線リレー号」にも充当された、185系C1編成(新幹線リレー号カラー復刻編成)で運転されることが発表されており、これは、どうしても撮影しておきたい。

当日、自宅を6時30分頃に出発。実は、少し寝坊してしまって、タクシーアプリGOを初めて使用。新小平駅までタクシーを利用した。初めて使ってみたが、これは、なかなか便利。タクシー効果で、目的地の最寄り駅である栗橋駅には、ほぼ予定通りの時刻に到着することが出来た。

栗橋駅からは、宇都宮線(東北本線)の有名撮影地、通称「ワシクリ」の1つである黒小屋踏切へと向かう。東鷲宮~栗橋間の駅間にある有名撮影地は、どちらの駅から歩いても、30分以上はかかる。それでも、今回は、どうしても、この場所で撮影したかった。前日から軽い腰痛の症状があり、ロキソニンテープを貼っていた私にとって、30分の徒歩移動は、正直言ってきつい。しかも天気は雨。それでも、撮影地には35分ほどで到達。どうにか撮影場所も確保することが出来た。しかし、現地に到着してから間もなく、強い風が吹き始めた。傘もしっかり持っていないと飛ばされてしまうほどの風で、傘を差しながらカメラ片手で吹きさらしの撮影地で待つのは、かなりきつい。

風雨に耐え、先行列車を撮影しながら待つことおよそ30分。10時ちょうどになるが、「とちぎ1号」がやって来た。

Img_6d43657_1s
185系C1編成による臨時特急「とちぎ1号」

イチゴを模した特製ヘッドマーク(ステッカー)を掲出し、一路、宇都宮を目指す185系C1編成。新幹線リレー号カラーを復刻したこの編成の大きな特徴でもある、JNRマークを入れて撮りたい。その為に、この黒小屋踏切へとやって来たのだが、狙い通り、JNRマークもしっかり入って大満足。

Img_6d43661s
後追い。

1985年、東北・上越新幹線が上野駅まで乗り入れるようになり、「新幹線リレー号」が廃止されると、東北本線には、185系を使用した新特急「なすの」が、上野~黒磯間に設定された。このカラーであれば、「なすの」号での運転を期待したいところであるが、栃木県の観光キャンペーンで、栃木の名産であるイチゴをアピールする以上、「とちぎ1号」として運転することになったのだろう。

「とちぎ1号」が通過すると、賑わっていた撮影地も、殆どの人が撤収してしまった。しかし、30分後には、東武鉄道の特急車両「スペーシア」による「スペーシア日光1号」がやって来る。長年、東武鉄道の顔として君臨してきた100系スペーシアだが、遂に、後継車種となるN100系「スペーシアX」が、今年7月にデビューすることになっており、既に2編成が到着済み。いずれはJR線直通特急についても、何らかの動きが出て来るかも知れないだけに、撮れるときはしっかり撮っておきたい。

Img_6d43678s
東鷲宮~栗橋間を行く「スペーシア日光1号」

「とちぎ1号」通過から26分。「スペーシア日光1号」がやって来た。この日、「スペーシア日光1号」に使用されたのは、雅カラーを纏う107Fだった。

スペーシアも撮り終えて、撮影地より撤収。栗橋駅へと向かうことになるが、この場所に滞在している間、風雨に耐えていたことが影響してか、私の腰に異変が・・・ 駅へ向けて歩き出すものの、200メートルほど歩くと激痛が襲う。仕方なく、その場で立ち止まり、痛みが治まったら歩き出すが、また200メートルほど歩くと激痛が襲う。このパターンを繰り返しながら、歩くこと約45分。なんとか栗橋駅まで戻って来た。この日は、「とちぎ1号」撮影後の予定が決まっていなかったが、広範囲で移動できるほうが良いと考え、休日お出かけパスで行動していた。この後、昼食を摂りつつも、腰の痛みを何とかしなくてはならない。色々と調べてみると、小山駅の駅ビル内にマツモトキヨシがあることも解り、そのまま小山駅へ移動。マツモトキヨシの薬剤師さんに事情を説明して、鎮痛剤を入手。そして昼食を食べてから鎮痛剤を服用した。

あとは薬が効いてくれば・・・私は、小山駅から上り列車に乗り込み東京方面へ。列車が大宮駅を発車した辺りには、薬も効いてきて、腰も楽になって来た。そして尾久駅を発車した後、進行方向右側、尾久車両センターの様子を確認する。実は、この日、青森行きのツアー列車、「カシオペア紀行」が運転されることになっていた。列車名が示す通り、かつて、上野~札幌間を運転していた、寝台特急「カシオペア」の車両を使用したツアー列車で、撮影地で、この列車の運転を知ったことから、どこかで撮りたいと考えていた。E26系「カシオペア」に連結されていたのは、EF81 95号機。2000年に引退したジョイフルトレイン「スーパーエクスプレスレインボー」の専用機として、側面に大きく「EF81」と白文字が描かれているのが特徴の車両。この車両が牽引するなら、「カシオペア紀行」を撮影しておきたい。

私は乗車していた列車を上野駅で下車。少し休憩した後、宇都宮線の下り列車に乗車。大宮駅の隣の駅、土呂駅で下車。ここで「カシオペア紀行」を待つことにした。

Img_6d43750s
EF81 95号機が牽引する青森行き「カシオペア紀行」

16時19分、EF81 95号機に牽引された、青森行きの「カシオペア紀行」が土呂駅を通過した。この場所では、同機の特徴でもある、側面の「EF81」の文字を目立たせて撮ることは出来なかったが、私自身、久しぶりにEF81 95号機を撮ることが出来て嬉しかった。

この撮影を以て、この日の撮影は終了。上り列車に乗車し、土呂駅から撤収した。

| |

« 西武2000系 2403Fと2511Fが横瀬車両基地へ廃車回送される | トップページ | 西武6000系 6103Fが新宿線で営業運転 »

鉄道」カテゴリの記事

鉄道:JR東日本」カテゴリの記事

鉄道:東武」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 西武2000系 2403Fと2511Fが横瀬車両基地へ廃車回送される | トップページ | 西武6000系 6103Fが新宿線で営業運転 »