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中央本線 残堀川橋梁を訪ねる

およそ3週間前、3月21日午前中の撮影記です。

春分の日。祝日の火曜日と言う事で、この日は、米タンの運転があるのではないかと思い、朝からTwitterを検索するも、機関車の送込みの目撃情報が上がらない。自分の目で確かめようと現地へ向かい、11時頃まで、拝島駅の駅前で観察していたが、残念ながら運休だった。横田基地専用線沿いの桜も咲き始め、米タン返空列車と桜の組み合わせを撮ろうかと思ったが、その願いは叶わなかった。

桜と貨物列車の組み合わせを撮っておきたい。この時間帯で効率よく取れる貨物列車はないものかと考えていたところ、八王子発川崎貨物行き8460列車の存在を思い出した。あの列車なら、今からでも間に合う筈。向かった先は、中央本線の残堀川橋梁を見下ろすことが出来る撮影地。川沿いの桜は、この時点で四分から五部咲きと言ったところだろうか。

11時44分、背後から、こんな列車がやってきた。

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E233系ワンマン車、P518編成の回送列車。

3月18日のダイヤ改正を機に、青梅線、青梅~奥多摩間でワンマン運転が開始された。ワンマン運転開始に合わせて、青梅線で運用されているE233系青編成のうち、4両編成5本にワンマン運転対応工事が施された。そのうち、4編成には、青梅~奥多摩間、通称「東京アドベンチャーライン」の四季をイメージしたラッピングが施され、かつて、西武多摩川線で運行されていた四季の電車と同じように、それぞれ、春編成・夏編成・秋編成・冬編成として運行されている。この日、残堀川橋梁に到着してすぐに現れたのが、東京アドベンチャーラインの春をイメージしたP518編成(春編成)の回送列車で、咲き始めた桜と合わせて撮ることが出来た。

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EF210-164号機が牽引する8460列車。

E233系P518編成通過から約12分後。ここでのお目当てである、八王子発川崎貨物行き8460列車がやって来た。この日、8460列車の牽引を担当していたのは、新鶴見機関区に所属するEF210-164号機。タキ1000形が主体の列車ではあるが、機関車の次位には、黒いタキ43000形も連結されていて、貨車の色も3種類。見た目華やかに見える。

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E353系S101編成による特急かいじ19号。

8460列車通過から約1分後。背後から、特急「かいじ19号」がやって来た。今やすっかり中央本線(東線)の特急列車の顔となったE353系。撮影後に画像を拡大してみてみたら、この日、「かいじ19号」に充当されていたのは、トップナンバーのS101編成。2015年7月25日、E353系量産先行車の甲種輸送を甲府駅で撮影しているが、あの時、甲種輸送中に甲府駅で撮影したE353系12両のうちの9両。残堀川の桜とE353系の組み合わせ、撮影したのは、この日が初めてだったかもしれない。

E353系「かいじ19号」の撮影を終えた私は、この撮影地から撤収。近くのバス停から、立川駅南口行きのバスに乗り込み、移動を開始した。

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