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185系「足利大藤まつり号」とE257系の特急列車を撮影する

ゴールデンウィーク、5月4日の撮影記です。

5連休の2日目。朝からJR東日本の臨時列車を撮影するため外出する。この日、まず最初に狙うのは、数少なくなった185系による臨時特急「足利大藤まつり号」。この列車は、大船駅から東海道本線・東北本線(宇都宮線)を経由し、両毛線の桐生駅までの直通する。昨年から、E257系5500番台車による特急列車として運転されていたが、今年は、E257系が、3月のダイヤ改正で、吾妻線方面への特急列車に投入されたため、再び185系が登板することとなった。臨時列車とは言え、185系の特急運用復活。これは是非とも記録しておきたい。光線状態を考慮し、東海道本線内での撮影を計画したが、有名な撮影地は、どこも混雑していると予想。悩んだ末に思いついたのが、京浜急行の六郷土手駅。この駅の上りホームから、多摩川橋梁を渡る東海道本線が撮れる。自宅を7時30分頃出発。国分寺、新宿、品川と乗り継ぎ、六郷土手駅に到着したのは、9時10分頃のことであった。この時点で、上りホームの下り方先端には、数名の先客の姿が・・・ 先客の邪魔にならない場所に陣取り、通過電車にに気を付けながら、撮影を開始した。

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堂々14両編成で東海道本線を下る特急「踊り子3号」

9時15分、E257系14両編成による特急「踊り子3号」がやって来た。2020年から走り始めたE257系による踊り子号。前9両、伊豆急下田行きは、かつて、中央本線の特急「あずさ」「かいじ」で運行されていた車両を転用した2000番台。そして、後ろ5両、修善寺行きは、かつて、房総半島の特急列車に運用されていた5両編成の500番台を転用した車両で、こちらは2500番台を名乗っている。2000番台と2500番台を併結した14両編成を撮ったのは、実は、この日が初めて。185系の15両編成と比較すると、1両短いが、それでも、14両編成で走る姿は圧巻。この場所で、185系の15両編成も撮っておけば良かったと後悔した。

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E257系2000番台車、9両編成による上り回送列車。

「踊り子3号」通過からおよそ10分後のこと。今度は、E257系2000番台車のみ、9両編成の上り回送列車がやって来た。時刻からして、東京駅10時ちょうど発の「踊り子5号」の送込みだろうか。

この後も、普通列車を撮影しながら暇をつぶす。そして、E257系の上り回送列車通過から13分後、この日のお目当てである、185系の「足利大藤まつり号」がやって来た。

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東海道本線、多摩川橋梁を通過する、185系の臨時特急「足利大藤まつり号」

一路、両毛線の桐生駅を目指す、臨時特急「足利大藤まつり号」。この列車に充当されたのは、6両編成の185系B6編成。かつては最長15両編成で、この場所を行き来していたことを考えると、何とも寂しい姿である。

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近付いてきたところで、更にもう一度。

六郷土手駅では、更に近付いてきたところで、もう一度、185系を撮影。初めて訪れた場所であるが、思っていたより、人も少なかったこともあり、落ち着いて撮影することが出来た。

撮影後、下り電車に乗り込み、京急川崎駅へ。そこから徒歩でJRの川崎駅へ。この日は、休日お出かけパスを使用しており、川崎駅からは、南武線の快速電車に乗り換え、一気に立川へ。更に、別ネタを撮影してから、中央線の快速電車で西荻窪へ移動。今度は、E257系の波動輸送用編成を使用した、臨時「あずさ」を撮影することに。

この日、中央本線には、E257系を使用した臨時「あずさ」が下り列車で2本運転されており、私が撮影したのは、新宿駅を12時13分に発車する「あずさ89号」で、E257系で運転される「あずさ」としては2本目の列車となる。

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荻窪~西荻窪間を行く「あずさ89号」

12時22分頃のこと。臨時特急「あずさ89号」が近付いてきた。この日、「あずさ89号」に充当されていたのは、大宮総合車両センターに所属する波動輸送用のOM-93編成。この車両にとっては、通い慣れた道。当時とは色は変わったが、正面の列車名表示は、中央本線事態と同じように見える。ただ、私自身が、カメラの設定を誤ってしまい、シャッター速度を640分の1で撮影してしまったため、LEDの文字が少し切れてしまった。E257系のLED表示器は、シャッター速度500分の1までなら、文字が切れないで撮れるという事なので、次回の撮影時には気を付けて臨みたいと思います。

この後、もう一度、「足利大藤まつり号」を撮影することに。この日は、夕方、秋葉原へ行くまでは、時間の制約が無いため、「休日お出かけパス」のエリア内なら乗り降り自由。新宿で昼食を食べてから、湘南新宿ラインの宇都宮線直通列車に乗り込み小山方面へ。比較的、人が少なかった古河駅で「足利大藤まつり号」を出迎えることにした。

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古河駅を通過する「足利大藤まつり号」

15時27分、185系B6編成による「足利大藤まつり号」が古河駅に近付いてきた。臨時列車と言う事で、スピードはそれほど速くなかったが、この古河駅では、小田原行き普通列車を、わざわざ時刻変更させて「足利大藤まつり号」を先に通しており、臨時とは言え特急列車の貫録を見せつけられた格好となった。

撮影後は、その時刻変更した上野東京ラインの小田原行きに乗り込み大宮へ。ここでは、3月のダイヤ改正で走り出した、E257系5500番台車による特急「草津・四万」を撮るのが目的だった。「草津・四万」は、651系で運転されていた吾妻線特急「草津」を置き替えたもので、E257系への置き換えにより、全車座席指定となり、列車名も変更となった。

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大宮駅に進入する特急「草津・四万34号」

この日、「草津・四万34号」に充当されていたのは、E257系OM-54編成。「踊り子」の5両編成と同じく、この車両も、房総半島の特急用だった500番台をリニューアル改造した車両。小回りの利く5両編成と言う事で、これまでにも、首都圏各地への臨時特急列車を中心に活躍していたが、ダイヤ改正を機に、この「草津・四万」の他、同じく651系を使用していた「あかぎ」も受け持つことになった。その結果、5両編成の5500番台が不足気味となり、一部の「あかぎ」には、「踊り子」用の2500番台も充当されているとのこと。共に大宮総合車両センター所属だから出来ることだが、機会があれば、2500番台による高崎線特急も撮影してみたい。

この後、後続の上野東京ラインの列車に乗り込み、上野乗り換えで秋葉原へ。更に秋葉原での用を終えた後は、関内の新横浜機関区へ。休日お出かけパスをかなり活用した1日となった。

そして、およそ10日後となる5月13日朝のこと。武蔵野線、新小平駅で大宮行き「むさしの号」を待っていると、E257系5500番台による臨時特急「鎌倉号」に遭遇。新小平駅での通過シーンを動画で撮影してみた。


武蔵野線新小平駅を通過する臨時特急「鎌倉号」

かつては115系等で運転されていた「ホリデー快速鎌倉号」が、E257系化で特急列車に格上げされた。特急列車としての運転距離は、それほど長くないが、普段は旅客列車が走らない区間も走るので、機会があれば、是非一度乗り通してみたい列車である。

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