« 西武2000系 旧2000系最後の6連 2031F引退 | トップページ | 西武40000系 40163Fの甲種輸送を撮影する »

西武2000系 2087Fが多摩湖線直通急行に充当される

休日の朝。8時ごろ目が覚めると、まず最初にやるのが西武線アプリのチェック。最近は、新宿線、新所沢8時02分発と32分発の始発各駅停車西武新宿行きの車両が何かをチェックすることが多い。この2本の各停、西武新宿到着後は、折り返し、不定期列車の急行多摩湖行きになる。主に30000系の8両編成が充当されるケースが多いが、時々、20000系や2000系が入ることもある。

10月最後の日曜日となった29日。いつもの休日と同じように、西武線アプリで新宿線の列車位置情報を確認。すると、新所沢8時02分発の各駅停車西武新宿行きに、2000系のアイコンが確認できた。車両情報を確認すると、未更新の8両固定編成であることが判明。とりあえず、折り返しの急行多摩湖行きを、多摩湖線の線内で撮るべく準備を開始。9時30分頃、自宅から自転車で移動開始。撮影地として選んだのは、多摩湖自転車道の東村山浄水場前。手前の休憩スペースに自転車停めて、行き交う自転車や歩行者の邪魔にならないように待機する。

待つことおよそ5分。前方より2000系が近付いてきた。

Img_6d50076s
多摩湖線、八坂~武蔵大和間を行く2087F。

この日、1本目の急行多摩湖行きに充当されていたのは2087F。8両固定編成最後の菱形パンタグラフ搭載編成だったが、9月15日に武蔵丘検修場に入場。10月10日に出場したが、出場後は、そのまま南入曽車両基地へ回送され、活躍の場が池袋線から新宿線に移ったのは、先日、弊ブログでも触れたばかり。しかし、その後は、この編成を見かけることなく2週間以上経過してしまっていたが、新宿線に移ってきて、最初の撮影が、多摩湖線直通急行となった。

撮影後、急いで自転車に乗って八坂方面へ。八坂駅近くの駐輪場に自転車を止めて、八坂駅から2087Fによる小平行きに乗り込み、お隣の萩山駅へ。ここで暫くの間、撮影することに。

Img_6d50081s
萩山駅で並ぶ2087Fと20156F。

萩山駅では、一瞬ではあるが、1番ホームから3番ホームまで、列車が3本並んだ。2番ホームに到着したのは、この日2本目の急行多摩湖行き。この列車には、20000系の20156Fが充当されていた。

Img_6d50085s
萩山駅を発車。多摩湖へ向かう20156F。

20000系の急行多摩湖行きを撮りたかった事もあるが、萩山駅へやって来たのは、これが目的ではない。このままお目当ての列車が来るまで、3番ホームで10分ほど待機する。

Img_6d50098s
萩山駅に進入する20152F「スタジオツアー東京エクスプレス」

速報ブログでも触れているように、10月8日から11月26日までの期間限定で、20000系のラッピング電車「スタジオツアー東京エクスプレス」を1編成、新宿線・拝島線・多摩湖線で運行している。タイミング良く、拝島駅から西武新宿駅まで、各駅停車で運行中だったので地元、萩山駅で撮影しておきたいと思い、移動してきた。期間限定運行と言う事で、可能な限り、この編成を撮り続けており、その模様については、後日、改めて撮影記を執筆する予定です。

20152F「スタジオツアー東京エクスプレス」が走り去った後も、もう少しだけ萩山駅に留まり撮影を続けることに。

Img_6d50132s
2番ホームで出発を待つ萩山始発多摩湖行き。

2022年3月12日に実施されたダイヤ改正より、多摩湖線の不定期急行運転時に、多摩湖線の主、9000系を一旦小平まで回送させている。その模様は、弊ブログ2022年3月30日付記事lで取り上げている。一旦、小平まで1往復した9000系は、萩山駅に戻ると、2番ホームから萩山駅始発の多摩湖行きとなる。明るい時間帯に、萩山駅2番ホームに9000系の営業列車が入線する貴重なシーンとなるだけに、この模様を改めて撮影してみた。

Img_6d50135s
萩山駅2番ホームを発車。一路、多摩湖に向かう9105F。

この日、小平まで1往復したのは9105F。走り去る9105Fを、あえて2番ホームが写るように撮影してみた。

9105Fを見送って萩山駅から撤収。1番ホームに入線してきた後続の多摩湖行きで、八坂駅へ向かった。

| |

« 西武2000系 旧2000系最後の6連 2031F引退 | トップページ | 西武40000系 40163Fの甲種輸送を撮影する »

鉄道」カテゴリの記事

鉄道:西武」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。
小田急、東急から車両が移ってくるとの話には驚きました。
多摩湖線を訪ねたときはまだ101系の頃でしたが、今は9000系が走っているのですね。
(9000系もVVVF化されていたかと思いますし、ステンレスの車体にすることが大事なのでしょうか。今ひとつ“サステナ車両”の価値がわかっておりません)
これから数年で、西武の支線の風景が大きく変わりそうです。
あって当たり前だった西武の車両たちの普段の光景を楽しみに訪ねたくなりました。

投稿: 風旅記 | 2023/11/24 14:10

風旅記さん、コメントありがとうございます。

多摩湖線は、2021年3月、国分寺駅へのホームドア設置に合わせて、101系が撤退しました。車両に関しては、2020年10月より9000系のワンマン対応車の導入が進められ、2021年6月、最後のワンマン改造車である9104Fの営業運転開始に伴い、9000系への置き換えは完了となりました。

報道の通り、小田急・東急からのサステナ車両の導入が決定しており、サステナ車両は、多摩湖線でも運用に就くこととなっておりますが、私自身、多摩湖線には、多摩川線へ投入されるサステナ車両が、検査のため、本線側に戻って来た際に、間合いで運用に就く程度で、今の主役である9000系を全面的に置き換えることは無いと予想しています。

とは言え、多摩湖線に関しても、今の状況をしっかり記録しておかなくてはならないと考えています。

投稿: TOMO | 2023/11/25 20:59

こんにちは。
お返事ありがとうございました。
なるほど、確かに全列車を置き換えるとは限らないのはその通りですね。
西武9000系と東急9000系が単線を行き交う風景、想像しただけで不思議な気持ちになります。
私も今度、今の西武の車両に乗りに行きたいと思っています。
お写真も楽しませて頂きました。
今後とも、宜しくお願い致します。

投稿: 風旅記 | 2023/11/26 16:47

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 西武2000系 旧2000系最後の6連 2031F引退 | トップページ | 西武40000系 40163Fの甲種輸送を撮影する »