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西武6000系 黄色帯の6117Fを使用した団体臨時列車が新宿線・拝島線に入線

西武鉄道は、12月17日、玉川上水車両基地にて、特別イベント「玉川上水車両基地でプチクリスマス2023」を開催した。

新型コロナの2類相当から5類相当への移行により、行動規制がなくなり、久々の事前申し込み不要のイベントとなったが、イベントに合わせて、西武球場前駅から玉川上水車両基地まで、6000系6117Fを使用した会場直通のツアー列車が運転された。ツアー列車に使用される6117Fは、2023年10月1日より、西武有楽町線開通40周年を記念し、開通当時の車両(当時は新桜台~練馬間が開通前のため営団地下鉄7000系の片乗り入れ)を彷彿とさせる黄色い帯をラッピングしており、通常は池袋線を中心に運行されている。

黄色い帯の6000系が新宿線・拝島線を走行する。これはしっかり記録しておきたい。ツアー列車が、西武球場前駅から出発し玉川上水車両基地へ向かうとなると、まずは所沢へ向かう事になるが、現在、所沢駅では、一部の渡り線が、所沢駅ふれあい通り線道路新設工事に伴い使用停止となっているため、所沢駅での直接の折り返しは考えにくい。おそらく、そのまま新所沢まで行き、ここから西武新宿方面へ。新宿線から拝島線へ行くには、最低でも小平駅までは行く必要があるが、小平駅の西武新宿方にある引上げ線は8両編成までしか入線できないため、小平駅での折り返しも不可。そのまま田無駅または上石神井駅まで向かう事になる。

運行ルートを考えていくと、ツアー列車を何度も撮影できるチャンスはあるが、新宿線・拝島線・多摩湖線に囲まれているエリアに住んでいる者としては、拝島線を走るシーンは、しっかり撮影しておきたい。そして、6117Fの10号車、クハ6017には、西武有楽町線開通40周年のヘッドマークを掲出しており、拝島線内は、先頭に立つ。

ヘッドマーク付きのクハ6017を順光で撮れる場所。思い付いた場所は、小川駅のすぐ近く、丸山幼稚園付近の側道。住宅地と言う事を考慮し、通過予想時刻のおよそ30分前に行くと、先客がお一人いらっしゃった。ご挨拶をした後、先行列車を撮りながら、ツアー列車の通過を待つことに。

10時15分、6117Fによるツアー列車がやって来た。

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小川駅に進入する6117Fを使用した玉川上水車両基地行きツアー列車。

青空の下、拝島線を走る6117F。当初は人が少なかったこの場所も、最終的には7名ぐらい集まったかと思う。それよりも驚いたのはホーム上の方で、振り向くとホームの先端には、かなりの人が集まっていた。

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小川駅に停車中のツアー列車。国分寺線の運用に就く2051Fとの並び。

ツアー列車は、国分寺線の定期列車を先に通すため、小川駅で暫く停車していた。タイミング良くやって来た国分寺行きの後ろ2両には、旧2000系の2419Fが連結されていたが、6117Fとの並びはタッチの差で撮れなかった。

さて、この日は、西武多摩川線から戻って来る101系241Fの甲種輸送も行われており、小川駅での撮影を終えた後は、甲種輸送の撮影に出向いたため、玉川上水車両基地のイベント会場へは、午後からの入場となった。私が会場に着いたのは、もう14時を過ぎていたので、車両基地へ入るために並ぶと言うことは無かったが、午前中は、会場に入るだけでも長蛇の列が出来るほどだったとのこと。私の場合、展示車両の撮影コーナーへ向かうために15分ほど並ぶ程度だったのだが・・・

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クリスマスらしく赤い9000系も展示された。

展示車両の1つである赤い9000系、9103Fの正面に影が入る時間帯となってしまった。まあ、これは仕方がない。

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新宿線で活躍中の6104Fと並べて展示された6117F。

6000系同士の並びもしっかり撮影。40000系の増備により、白顔の6000系の新宿線への転用も進み、12月上旬には、4本目となる6106Fも新宿線にやって来た。ちなみに、6117Fは、新製直後、新宿線で運行されており、玉川上水車両基地は里帰りと言えるかもしれない。

この後、会場内をぶらり。特に、この日が先行販売が行われていた多摩湖線9000系のプラレールを求める人の列がかなり長くできており、グッズ販売コーナーをさらっと見て終了。

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出口へ向かう時にもう一度。

イベント終了目前、ギリギリまで粘って、出口へ向かう通路上から、もう一度、9103F・6117F・6104Fの並びを。影もそれほど目立たず、良い感じに撮ることが出来た。

さて、6117Fによるツアー列車は片道のみで、イベントが終了すれば、速やかに池袋線へ返却される筈。もう一度、拝島線内で6117Fを撮りたい。そう思って張り込んでいると、西武線アプリの列車位置情報に6117Fのアイコンが出現。そこで、この回送列車を撮るため、地元、萩山駅へ。

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萩山駅3番ホームに入線する6117Fの回送列車。

16時59分、6117Fの回送列車がやって来た。萩山駅は通過だったが、駅の構造上、高速で通過することは無いため、落ち着いて撮影できる。

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後追い。

ゆっくり振り向いて後追い。下りの拝島行きに被られることもなく撮影することが出来た。

6117Fは、この後、上石神井、新所沢を経由して小手指へ戻っていった。私は、地元、萩山駅で撮影出来たことで満足してしまい、これで撮影を終了。萩山駅から徒歩で帰宅した。

2023年も、残すところ、あと2時間少々となりました。今年も1年間、TOMOの鉄日誌をご覧いただき、ありがとうございました。今年は、1月末にコロナに感染したり、更に4月以降、本業が多忙になり、その結果疲労がたまったりと、昨年以上に更新頻度が落ちてしまいました。来る2024年も同じような状況が続くと思いますが、9月には、TOMOの鉄日誌も20周年を迎えます。20周年を無事に迎えられるように、日々の生活に気を付けながら、マイペースに執筆を続けていきたいと思います。

2024年、20周年を迎えるTOMOの鉄日誌を、どうぞ宜しくお願いいたします。

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