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秩父鉄道 開運特別ヘッドマーク掲出編成を撮影する

1月3日の撮影記です。

秩父鉄道は、毎年、元日から3日間、急行列車に使用される6000系電車に、「開運号」のヘッドマークを掲出し、一部の急行列車を、「開運号」として運転していた。これは、先代の急行用車両である3000系、更にその前の300系が現役だった頃から行われている恒例行事であり、私も、15年以上、「開運号」を撮影するため秩父を訪れ、初詣も秩父神社へ行くようにしていた。しかし、2023年の正月から状況が変わり、急行列車へのヘッドマーク掲出をやめて、通勤用車両2編成に、開運特別ヘッドマークを掲出するようになってしまった。急行用車両の6000系を使用した各駅停車が存在するためで、ヘッドマークを掲出すると、正面の愛称表示器が隠れてしまうため、各停運用時に「各停」と表示できなくなってしまう。この状況は、2024年正月も同じで、6000系の各停運用が存在することから、今年も通勤用車両への掲出となった。

開運号のヘッドマークを掲出しているのは、秩父三社トレインとして運行中の7505Fと2両編成の7804F。貨物列車の撮影の合間に、これらも撮影出来ればと思い、運用情報目撃サイト等を見ながら行動することに。

大野原駅付近での三重単を撮影後、私は小前田に向かうため、秩父鉄道の上り列車に乗車していた。乗車した列車が長瀞に着くと、下り各駅停車と交換するのだが、なんとその列車が秩父三社トレインこと7505F。いきなりの撮影チャンス到来である。私は長瀞駅で下車。ホームの先端で走り去る7505Fを撮影することにした。

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長瀞駅を発車する7505F。

かつて運転されていた寝台特急「あけぼの」を彷彿させるようなデザインのヘッドマークを掲出した7505F。後追いではあるが、幸先良く開運号のヘッドマーク掲出編成を撮影できた。

さて、ヘッドマーク付き編成を撮れたことは良かったが、ここから熊谷方面へ向かう次の普通列車は45分後。仕方なく、駅周辺をぶらり。その間、下りの普通列車が先にやって来る。ふと気になって、この列車を駅近くの踏切で見てみると・・・

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長瀞駅を発車する7804F。

なんと次の下り普通列車も開運特別ヘッドマークを掲出した7804F。こちらは、2024年の干支である辰のデザイン。まさか2本続けて撮れるとは・・・

この後、上りの普通列車に乗り込み、小前田へ。ふかや花園~小前田間の撮影地で貨物列車を撮影したのは、前の記事でご紹介したとおりであるが、貨物列車撮影の合間に、開運特別ヘッドマークを掲出した7505Fが折り返してきたので撮影した。

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ふかや花園~小前田間を行く7505F。

既に撮影済みとは言え、長瀞駅での後追いでの撮影だったので、この撮影地にいるタイミングで来てくれたのは有り難かった。

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後追い。

振り向いて後追い。ヘッドマークのデザインは、両先頭車とも同一なのだが、三峰口方、羽生方先頭車では、ラッピングのデザインが異なるため、長瀞駅で撮影出来なかった三峰口方の先頭車も、ここでしっかり撮影。

この後、秩父神社への初詣のため、撮影をしながら、少しずつ秩父方面へ戻っていくことになるが、7804Fに関しては、タイミングが合わず、結局、長瀞駅で撮影したワンショットだけで終わってしまった。

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