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西武 奥むさし駅伝開催に伴う臨時列車を観察する

およそ1か月前、1月28日の撮影記です。

1月最後の日曜日。恒例行事、奥むさし駅伝が開催された。西武鉄道は、この駅伝大会開催に合わせて、駅伝のコースと重なる飯能~西吾野間に、臨時列車を2往復増発。更に飯能~西吾野間が1日乗り放題となる「奥むさし駅伝応援きっぷ」を販売して対応している。

弊ブログでは、この奥むさし駅伝開催に合わせて運転される臨時列車の観察記を、以前より、可能な限り取り上げている。しかし、ここ数年は、新型コロナウイルスの影響により、2021年と2022年は大会が中止となり、昨年は3年ぶりに開催されたものの、私自身がコロナに感染し療養期間中だったため、臨時列車の観察は、2020年以来4年ぶりの観察で気合も十分。早起きして現地へ向かった。

1本目の臨時列車は、飯能駅を7時40分に発車する。1本目の臨時列車に合わせて、自宅を6時45分頃に出発。久米川駅7時00分発の本川越行きに乗り込み、まずは所沢へ。所沢から特急「ちちぶ3号」に乗り込み飯能へ向かう。

7時32分、飯能駅に到着。まずは、改札口前にある発車案内器を撮影することにした。

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奥むさし駅伝が開催された1月28日の朝、飯能駅の発車案内器に「西吾野行き」の表示が確認できる。

年に一度の西吾野行き。7時40分発となる1本目の西吾野行きは、2番ホームからの発車と表示されている。撮影後、早速2番ホームへ向かうことに。

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奥むさし駅伝 1本目の臨時列車は38114F。

2番ホームに向かうと、西吾野行きが停車していた。2024年の奥むさし駅伝、1本目の西吾野行きは、30000系38114F。御覧のように、行先表示は、前面・側面ともに「臨時」を表示している。

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ホームの発車案内表示も撮影。

西吾野行きの表示は、駅の発車案内器のみと言う事で、ホームの発車案内器も撮影しておく。

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飯能駅を発車し走り去る準急池袋行きと並べて・・・

西吾野行き撮影中、お隣の1番ホームに停車していた準急池袋行きが発車したので、池袋行きの最後尾車両が西吾野行きの最後尾車両と並んだところで撮影。40000系の40163F。この編成は、2023年度増備された車両だが、今年度、40000系ロングシート車は4編成増備されており、ロングシート車だけでも14編成に。ライナー列車用のL/C車も含めれば、6000系とほぼ同数となり、6000系と並ぶ池袋線の主力車両に成長した。

この後、ホームの先端へ移動。走り去る西吾野行きを撮影することに。

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飯能駅を発車する西吾野行き。

7時40分、定刻通り、西吾野行きが飯能駅を発車した。

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西吾野行きと飯能駅に到着する池袋からの下り列車。

西吾野行きが、お隣の東飯能駅へ向けて左に曲がり切る寸前に、池袋からの準急飯能行き下り列車がやって来た。飯能駅7時41分着の列車なのだが、このタイミングならば、接続してあげても良いのではと思ってしまう。

1本目の西吾野行きを見送った後、改札を出場。駅前の吉野家へ朝食を食べに向かった。食事を終えたころ、急ぎの仕事の電話が入り、12時までに西荻窪へ行くことが決まってしまった。その為、2本目の西吾野行きも、飯能駅周辺での撮影が決まってしまった。色々と悩んだ末に、撮影地として選択したのは、飯能駅からも近い、東飯能~高麗間、東飯能4号踏切付近。

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4000系による秩父鉄道直通の長瀞・三峰口行き6001列車。

東飯能4号踏切到着後、最初にやって来た列車が、秩父鉄道へ直通する長瀞・三峰口行き6001列車。今や、秩父鉄道に直通する列車も休日のみとなり、4000系自体も、今年に入ってから初の廃車が発生。以前より運用数も減っていることから、今後もサステナ車両の到着を待たずに廃車となる車両が出て来るかもしれない。この日、この列車に使用されていたのは、西武秩父方から4017F+4023Fの組み合わせだった。

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2000系2071Fによる各駅停車飯能行き5016列車。

6001列車通過からおよそ10分後、西武秩父からの各駅停車飯能行き5016列車がやって来た。この列車には、2000系の2071Fが充当されていた。時刻からして、この列車が飯能駅到着後、2本目の西吾野行きとなりそう。

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2本目の西吾野行きは2071F。

5016列車通過から約10分後、2本目の西吾野行きがやって来た。やはり、5016列車の折り返しで、2071Fがそのまま西吾野行きに。逆光ではあるが、2000系の西吾野行きが撮れて良かった。そして、背後には30000系の回送列車が迫っていたが、この時は、車両番号を確認していなかった。

西吾野行きの撮影を終えた私は、東飯能4号踏切から撤収。西荻窪へ向かうには、飯能駅へ直接向かう方が良いのだが、来駅スタンプの収集のため、東飯能駅へ向かう事にした。10分ほど歩いて東飯能駅へ着くと、ちょうど下りの西武秩父行きが到着するところであった。8両編成での運転と言う事で、念のため、駅構内の自由通路から入線してくる西武秩父行きを撮影してみた。

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東飯能駅に進入する各駅停車西武秩父行き5015列車。

各駅停車西武秩父行き5015列車に充当されていたのは、1本目の西吾野行きに充当されていた38114Fだった。西吾野行き臨時列車に使用された車両が、西吾野到着後、どうなるのか気になっていたのだが、1本目の西吾野行きに使用された38114Fは、西吾野到着後、そのまま飯能まで回送。折り返し5015列車へ充当され西武秩父へ向かうという流れが、この撮影を以て確認できた。先程、東飯能4号踏切で見た30000系の回送列車は、この編成と見て間違いなさそう。

この後、4000系の飯能行きに乗車し飯能へ。更に飯能駅から、所沢、東村山、国分寺、三鷹と乗り継ぎ、西荻窪へと向かった。

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