西武新宿線 山の主4000系を使用した団体臨時列車を撮影する その2
1月14日、4000系団臨撮影記を続けます。
ツアー列車を追いかけてやってきた国分寺線の鷹の台駅。ツアー列車は、ここで暫くの間停車するという事で、ホーム上には、ツアー列車の乗客も撮影を楽しんでいたりして、1番ホームは混雑していた。
この鷹の台駅は、9時台から20時台まで、列車交換を行わないため、国分寺行き、東村山行きが1番ホームから交互に発着する。その間、2番ホームは使用されないため、臨時列車が入線しやすくなっている。最近では、この2番ホームを活用した親子体験イベントが昨年12月10日に実施され、普段は入線しない、多摩湖線用の9000系が入線している。
4005Fのツアー列車と東村山行き2053F。
13時18分、下りの東村山行きが到着。この列車には、今や2000系6両固定編成で唯一、菱形パンタグラフを維持している2053Fが充当されていた。4000系との並びを意識して撮影したのだが、菱形パンタグラフも解るように写ってくれた。
この撮影時、ちょうどツアー列車に乗車していた知人とホーム上で遭遇。暫し立ち話をしていたら、発車時間が迫って来た。ツアー参加者が車内に戻ることで、ホーム上も人が少なくなり、撮りやすくなってきた。
発車時刻が迫り、人が少なくなってきたところでもう一枚。
運転士さんも乗り込み、出発準備が整ったころ、国分寺行きが到着。
国分寺行き2077Fとの並び。
タイミング良くやって来た国分寺行きは、昨年秋に6連化されたばかりの2077F。6連化前は池袋線で走っていた車両なので、4000系とは久々の再会となった。
国分寺行きが発車した後、いよいよ4000系のツアー列車も出発となる。鷹の台駅は、1番ホーム、2番ホーム、どちらのホームも国分寺方、東村山方、両方に出られる構造であるが、2番ホームの東村山方出発信号機が青になる機会は当然少なく、南大塚駅1番ホームと同様に、ここでも信号機が青になったところをしっかり撮影しておきたい。
出発信号機が青に。
13時23分、2番ホーム、東村山方の出発信号機が青になった。昨年12月10日に実施した、親子体験イベント時にも、この信号機が青になる瞬間が見られたはずだが、あの時は、小川駅入線シーンの撮影を優先したため撮影していなかっただけに、ここはしっかり押さえておきたいポイントだった。
動き出した4000系と出発信号機。
13時24分、4005Fのツアー列車が鷹の台駅を発車。
走り去る4005Fを後追い。
鷹の台駅2番ホームの出発信号機と4000系、しっかり記録することが出来た。
ツアー列車は、この後、西武園へ向かうとのこと。私も後続の東村山行きに乗り込み、西武園へ向かう事にしたが、4005Fのツアー列車は、お隣の小川駅5番線に停車しており、ここでも追いかける筈が追われる側になってしまったため、乗り換え時間を利用して、東村山駅でも撮影することにした。
東村山駅1番ホームに入線する4005Fのツアー列車。
13時45分、4005Fのツアー列車が、東村山駅1番ホームに入線。入線シーンを撮ろうと、西武園行きが発着する3番ホームからカメラを構えていたのだが、シャッター速度の設定を誤り、ぶれてしまった。
撮影後、停車していた西武園行きに乗り込み、西武園駅へ先回り。車内から沿線の撮影地を確認すると、北山小学校近くの踏切に大勢の鉄道ファンが集まっているのが確認できた。
西武園駅1番ホームに入線する4005Fのツアー列車。
13時55分、4005Fのツアー列車が西武園駅に到着。2番ホームから入線シーンを撮影した。
4005Fのツアー列車は、ここ西武園駅でも暫く停車。停車時間を利用して、行先方向幕を動かした撮影タイムも設けられているとのことで、私も便乗して、有り難く撮影することに。
「各停 西武秩父」
まずは定番の西武秩父行き。見慣れた組み合わせであるが、ここは間違いなく西武園駅。
西武園駅の駅名票と絡めて・・・
「各停 西武秩父」表示となった4005Fと西武園駅の駅名票を絡めて撮影してみた。
そして、ホームの東村山方に移動。今度は、クハ4006側から撮影することに。
「急行 西武球場前」
4000系の西武球場前行き急行、そんなの有ったかしら。撮影時には思い出せなかったのだが、2015年の5月。西武ドームで開催されていたバラとガーデニングショーの開催に合わせて、4019F+4013Fによる臨時急行が、西武新宿~西武球場前間で運転されていました。
「快速急行 池袋」
4000系は、2020年3月のダイヤ改正まで、土曜・休日には池袋まで乗り入れていた。その際は、快速急行として運用(上りのみ2013年3月改正より急行)されていただけに、快速急行は良く似合っている。
西武園線の折り返し運用に入っていた2523Fと並べて・・・
西武園駅での撮影を終えた私は、ツアー列車に先行する形で西武園駅から撤収。小川駅まで先回りする。ホーム上の発車案内器を見ると、4000系のツアー列車は、側線の5番線ではなく、国分寺線の上り列車が発着する3番ホームに入線するという事なので、2番ホームへ移動。列車の到着を待った。
小川駅3番ホームに入線するツアー列車。
14時36分、4005Fのツアー列車が、小川駅3番ホームに到着した。小川駅では1分ほど停車した後、発車。拝島線へと入っていった。
小川駅を発車。国分寺線から拝島線へ。
ツアー列車は、小川駅から拝島線に入り玉川上水へ。そして、折り返し上石神井へ向かうと言うので、小川駅から拝島線の上り列車に乗り込み萩山へ。ここでツアー列車を待つことにした。
萩山駅に進入する4005Fのツアー列車。
15時09分、4005Fのツアー列車が萩山駅にやって来た。まずは、留置線にいる多摩湖線用の9000系と絡めて撮影する。
萩山駅を通過する4005Fのツアー列車。
振り向いて後追い。萩山駅ホームをゆっくりと通過する4005Fを撮影した。
4005Fのツアー列車も、いよいよ終盤戦。上石神井へ向かった後、折り返し、ツアーの終着駅、新所沢へと向かう。私は、萩山駅から上り列車に乗り込み花小金井へ。ここで、新所沢へ向かう4005Fを待つことに。
花小金井駅を通過する4005Fのツアー列車。
15時51分、4005Fのツアー列車が花小金井駅を通過した。ツアー列車としての4005Fの撮影は、花小金井駅での撮影を以て終了。この後は、一旦、花小金井駅の改札口を出場し、駅スタンプを押した後、花小金井駅から下り列車に乗り込み航空公園駅へ。
航空公園駅を通過。武蔵丘車両基地へと回送される4005F。
16時40分、4005Fの回送列車がやって来た。新宿線系統の見どころを回った4005F。大役を終えて、所属車両基地である武蔵丘車両基地へ帰っていった。
新宿線系統の各地を走り回った4005F。予想しながらの移動となったため、全て駅での撮影となってしまったが、楽しい1日を過ごすことが出来ました。この列車の企画に携わった皆様、ありがとうございました。
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