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西武多摩川線 101系253Fの甲種輸送を撮影する

2月29日から3月3日にかけての撮影記です。

約3ヶ月に一度の割合で実施されている、西武多摩川線の車両交換に伴う甲種輸送。 2024年第1回目の甲種輸送が、3月2日から3日にかけて実施された。今回の甲種輸送では、多摩川線からは、赤電色の253Fが本線側に戻ることとなり、逆に、本線側からは、伊豆箱根鉄道色の241Fが送り込まれる事になっていた。

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本線側に戻るため、甲種輸送の準備が進む253F。(2024年2月29日撮影)

多摩川線から戻って来る253Fは、昨年3月4日から5日にかけて実施された甲種輸送により、多摩川線入りしてから1年ぶりの帰還。そして、多摩川線に向かう241Fは、昨年12月17日から18日にかけて実施された甲種輸送で本線側に戻って来ており、今回、約3か月ぶりに多摩川線へ向かうことになるのだが、多摩川線へ向かう241Fの甲種輸送が実施された3月2日は、仕事と重なり撮影出来ず、今回の甲種輸送は、多摩川線から戻って来る253Fの甲種輸送のみの撮影となった。

3月3日朝、多摩川線から戻って来る253Fの甲種輸送の撮影をする。未明に八王子駅に到着した251Fは、ここで朝を迎える。10時14分、八王子駅に到着すると、253Fは、まだ機関車と連結されていない状態だった。少し時間に余裕があるため、一旦改札を出て、京王八王子駅の駅ビル、京王八王子SCへ。建物の大規模な基幹設備更新工事のため、3月31日を以て閉館するため、同ビル内にある鉄道模型店、ポポンデッタも閉店。JR八王子駅の駅ビル、セレオ八王子内に移転することが決まっており、この日は、いつもより少し早めに八王子へ向かい、ポポンデッタに立ち寄ることにしていた。

ポポンデッタでは特に何も買わずに店を出て、10時45分、八王子駅へ戻って来た。停車中の253Fを撮影するため、横浜線ホームへ向かった。

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八王子駅構内に停車中の253F。

横浜線ホームに辿り着いたのは、10時50分頃のこと。この時点でも、まだ253Fは機関車と繋がっておらず、ホーム上から253Fのみを撮影した。画像をご覧いただくとお気づきかと思うが、八王子駅横浜線ホームでは、ホームドアの設置工事が進んでおり、まだ稼働していないが、ホームドアの設置は完了していた。

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中央線快速電車のE233系との並びを撮る。

駅構内を見てみると、EF210が1両待機しており、この車両が、253Fを新秋津まで牽引する模様。光線状態も良いので、連結作業を、ホーム上から撮影することも考えたが、ここで撮影してしまうと、立川方面へ列車で先行できなくなるかもしれないので、機関車との連結作業の撮影は諦め、中央線快速電車で先回りすることにした。

横浜線ホームから中央線快速電車が発着する2番線へ。10時57分発の中央特快東京行きに乗車。立川へ向かう。立川駅到着後は、南口のバスターミナルから、西武バスの新道福島行きに乗車し、富士見町7丁目バス停で下車。ここから5分少々歩いて、残堀川橋梁が見渡せる小高い丘へとやって来た。

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EF210-136号機に牽引され、残堀川橋梁を通過する253F。

11時46分、253Fの甲種輸送がやって来た。この日、八王子から新秋津までの牽引を担当したのは、新鶴見機関区に所属するEF210-136号機。昨年12月、広島車両所での全般検査の際、新塗装に改められたが、その際にスカートも車体の裾と同じ濃いグレーに塗られたとのこと。なるほど。これまでに撮影した新塗装車 と比較すると、確かにスカートの色に違いが見られる。

X(旧Twitter)によると、西武多摩川線へ向かう241Fの甲種輸送は、新秋津~新座貨物ターミナル~八王子間をEF65 2085号機が牽引を担当したが、深夜の八王子~武蔵境間の輸送から、このEF210-136号機に変わったとのこと。これまでにも、EF210が多摩川線の甲種輸送に充当されたことはあるが、それほど多くはなく、EF65の活躍が目立つ運用だった。既にEF65は、2022年3月に大宮車両所を出場した2085号機が、最終全検車となっており、EF210の増備が進んでいる現状を考慮すると、3月のダイヤ改正以降、この運用も、EF210がメインになるかもしれない。

この後、再びバスで立川駅前へと戻り、駅周辺で昼食を摂る。昼食後、すぐに所沢方面へ向かえば、新秋津~所沢間で263Fに牽引された253Fが撮れる筈なのだが、入れ替わりに多摩川線へ向かった241Fのことが気になり、立川駅から武蔵境経由で白糸台へと向かう事にした。

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白糸台車両基地に留置中の241F。

この日の未明、白糸台に到着した241Fは、既に連結器も通常のものに戻されており、いつでも運用に就ける状態に見えた。

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クハ1242の床下に増設されたCBTC車上装置収容箱。

多摩川線に送り込まれた241Fは、昨年12月17日に実施された甲種輸送で本線側に戻って来た後、今年1月22日から1か月間、武蔵丘検修場に入場していた。その際、CBTC(無線式列車制御システム)の対応工事が実施されてている。

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赤電色の247Fと並ぶ。

多摩川線では、3月10日より、CBTCの走行試験が行われることになっており、CBTC対応工事を施した241Fを使用した走行試験が、2025年1月頃まで、営業運転終了後の時間帯に行われることが、西武鉄道の公式サイトでも発表されている。

CBTCの試験車両となった241F。順番通りならば、2023年9月10日に実施された甲種輸送で、本線側に戻って来た251Fが送り込まれる筈だが、あえて241Fになった事は、検査期限が関係しているのだろうか。ちょっと気になった。

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赤電、ツートン、伊豆箱根、3色並びを撮影。

白糸台では、運行中の赤電、ツートンと合わせた3色並びを撮影した後、撤収。再び、253Fの甲種輸送を撮るため、武蔵境、国分寺、東村山、所沢と乗り継ぎ西所沢へ。

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263Fに牽引され、小手指車両基地へ向かう253F。

15時29分、263Fに牽引された253Fが西所沢駅に近付いてきた。引上げ線には、狭山線の運用に就く、近江鉄道色の251Fが入線しており、251Fも絡めて撮影してみた。

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近付いてきたところで、更にもう一度。

263F+253Fが西所沢駅のホームに差し掛かろうとした瞬間、4番ホームからは上りの池袋行きが発車。この列車には、20000系「スタジオツアー東京エクスプレス」が充当されていた。3編成あるハリーポッターのラッピング車両。どの編成かは、この画像では特定出来ないが、こんな車両との離合シーンは、数年先に振り返った時、重要になるかもしれないと思い、あえて裏被り状態も撮影してみた。

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2番ホームへ向かう251F。

263F+253Fの通過から2分後、251Fが引き上げ線から出て2番ホームへ。251Fの入線シーンを撮影して、西所沢駅から撤収。甲種輸送の撮影を終了とした。

なお、多摩川線の甲種輸送により、狭山線では一時的に101系が不足したため、新宿線から2545Fが貸し出され、狭山線の営業運転に投入されましたが、タイミングが悪く、残念ながら撮影することはできませんでした。

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コメント

ef210136号機が西武の甲種に入りましたね。昨年広島車両所で新塗装化されていたそうで

投稿: 平島 | 2024/03/21 00:48

平島さん、コメントありがとうございます。

本文でも触れておりますが、EF210-136号機は、昨年12月に広島車両所で新塗装化されています。

投稿: TOMO | 2024/03/24 16:02

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