西武2000系 2067Fが横瀬車両基地へ廃車回送される
3月19日、新宿線系統などで活躍してきた、2000系の2067Fが、横瀬車両基地へ廃車回送されました。
横瀬車両基地へ廃車回送された2067F。(前8両)(2023年6月18日撮影)
2067Fは、1990年に、所沢車両工場で製造された自社製造車両で、所沢工場の製造工程の都合上、まず、クハ2067-モハ2167-モハ2168-クハ2068の4両が先行して落成。後に、残りの4両を加え、8両固定編成となりました。
通勤客を乗せて、西武新宿を目指す2067F。(2023年6月22日撮影)
暫定的な4両編成で落成した当時から、この車両は池袋線に投入され、8両化されるまでは、主に練馬~豊島園間の折り返し運用に使用されていました。2011年まで池袋線で運用され、同線の4ドア車推進に貢献。しかし、20000系や30000系などの次世代車両の登場により、活躍の場を新宿線に移し、以後、廃車となるまで新宿線系統で活躍しました。
新所沢駅に進入する2067F。(2023年10月14日撮影)
たまたま偶然なのかもしれないが、2067Fは、新宿線で撮影していると、遭遇する機会が意外と多く、今回の廃車回送の一報を聞いてから、過去に撮影した画像を探してみると、過去1年間に新所沢駅で3回も遭遇。新所沢駅と南入曽車両基地とを結ぶ職員輸送列車でも撮影していました。
新所沢駅~南入曽車両基地間の職員輸送列車に充当された2067F。(2023年11月18日撮影)
2461Fと組んで急行運用に就く2067F。(2024年1月4日撮影)
花小金井駅に進入する2067F。(2024年1月14日撮影)
私自身、2067Fが運用中の姿を最後に撮影したのは、1月14日のこと。この日は、4000系を使用した団体臨時列車が新宿線を走行しており、花小金井駅で4000系を待っていた時に遭遇。まさか、これが最後になるとは・・・
2067Fの廃車により、客用扉の窓が角張った中期型と呼ばれるタイプの8両固定編成は、2065Fを残すのみとなってしまいました。
2067F、長年にわたる活躍、お疲れ様でした。
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