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西武多摩川線へ向かう101系253Fの甲種輸送を撮影する

6月15日の撮影記です。

約3ヶ月に一度の割合で実施されている、西武多摩川線の車両交換に伴う甲種輸送。2024年第2回目の甲種輸送が、6月15日から16日にかけて実施された。今回の甲種輸送では、多摩川線から赤電カラーの247Fが本線側に戻ることとなり、逆に、多摩川線へは、赤電カラーの253Fが送り込まれる事になっていた。多摩川線から戻って来る247Fは、2023年6月3日から4日にかけて実施された甲種輸送で、多摩川線入りしてから、およそ1年ぶりの帰還。そして、多摩川線に向かう253Fは、今年3月2日から3日にかけて実施された甲種輸送で本線側に戻り、狭山線で運用に就いていたが、今回、およそ3か月ぶりに多摩川線へ送り込まれることになった。

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狭山線の運用に就く101系253F。(2024年6月1日撮影)

253Fは、今回の甲種輸送直前に、武蔵丘検修場へ入場し、3月の甲種輸送で多摩川線へ送り込まれた241Fと同様に、CBTC(無線式列車制御システム)の対応工事を実施しており、2編成目のCBTC対応車となった。

6月15日、私は、多摩川線に向かう253Fの甲種輸送を撮影するため外出する。まず向かったのは、お馴染み所沢陸橋。出遅れてしまい、現地に着いたのは、通過のおよそ10分前。ギリギリのタイミングであった。

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263Fに牽引され、新秋津へ向かう253F。

11時52分、263F+253Fが所沢陸橋に近付いてきた。黄色+赤電と言う組み合わせからか、この日も陸橋には多くの鉄道ファンが集まったが、無事、撮影することが出来た。

この後、私は、撮影地から歩いて5分ほどのところにある、山田うどん食堂の本店へ。ここで昼食を食べた後、新座貨物ターミナルへと向かう甲種輸送の撮影に臨むが、良く撮影に利用していた、武蔵野線の下安松架道橋の撮影地は、宅地開発が進み撮り辛いと言う話を聞いていたため、バスで所沢駅へ戻り、西武池袋線の上り列車に乗車。秋津駅へ。更に、徒歩で武蔵野線の新秋津駅へ移動。新座貨物ターミナルへ向かう甲種輸送を、新秋津駅のホームから撮影することにした。

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EF65 2092号機に牽引され、新座貨物ターミナルに向かう253F。

13時37分、253Fの甲種輸送が新秋津駅を発車した。この日、253Fの甲種輸送を担当したのは、新鶴見機関区に所属するEF65 2092号機。およそ3か月おきに実施する多摩川線の甲種輸送。今回が、3月のダイヤ改正以後、最初の甲種輸送となっていた。ダイヤ改正により、EF210がメインとなるのではないかと思っていただけに、EF65が充当されたことは嬉しい誤算であった。

この後、もう暫く、この場に留まり、役目を終えて小手指車両基地へ帰る263Fも撮影する。しかし、ここで一つ気になる事が・・・ それは、多摩川線の甲種輸送の10分前に運転されていた新座貨物ターミナル行き2099列車の存在である。以前は、この2099列車が来たら、その10分後に甲種輸送だと言う事もあり、良い練習台になっていたのだが、甲種輸送の前に2099列車は来なかった。263Fの動きを気にしながら待機していると・・・

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EF210-5号機が牽引する、宇都宮貨物ターミナル行き4091列車。

13時48分、根岸発宇都宮貨物ターミナル行き4091列車がやって来た。以前、多摩川線の甲種輸送が、新秋津13時46分発だった時に、甲種輸送の直前に通過する貨物列車として、弊ブログ内でも良く登場していた列車。久しぶりの撮影となったが、相変わらず、岡山機関区のEF210が充当されており、この日は5号機が充当。塗装変更が進行しているだけに、登場時のカラーで運行中の0番台車に遭遇できたという事で、有り難く撮影した。

後日、改めて貨物時刻表を眺めてみると、2099列車そのものが無くなっており、今後、新秋津~新座貨物ターミナル間での撮影の場合、多摩川線甲種輸送、4091列車と撮影して撤収と言う流れになりそう。

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小手指車両基地へ向けて新秋津を発車した263F。

そして、263Fは、13時51分に新秋津を発車。小手指車両基地へと向かった。

この後、私は府中本町行きの電車に乗車。西国分寺で中央線に乗り換えて日野へ。多摩川橋梁へ向かった。

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多摩川橋梁を渡るEF65 2092号機+253F。

15時29分、EF65 2092号機に牽引された、253Fの甲種輸送列車がやって来た。下り線側からの撮影の場合、背景のマンションが気になるものの、上り列車との被りの心配がないのは有り難い。この日は、日差しが弱いこともあり、下り線側へ向かったが、この時間、晴れていれば、上り線側からならば順光。それだけに、毎回悩むのだが・・・

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近付いてきたところでもう一枚。

更に近付いてきたところで改めて撮影すると、上り列車とすれ違っており、微妙なタイミングだったことが解る。

この後、急いで日野駅へと戻り、中央線の下り列車に乗車。八王子駅へ向かう。 八王子駅に到着すると、ちょうど留置線への入替が始まるところだった。ここまで乗車してきた高尾行きの発車を待って、撮影を開始する。

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HD300-30号機に牽引され、まずは高尾方の引き上げ線へ向かう。

この日、八王子駅構内の入替を担当していたのは、HD300-30号機。私自身、八王子駅で30号機を見かけたのは、なんだか久々な気がする。

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留置線に押し込まれる253F。

続いて、横浜線のホームへ移動。ここまで245Fを牽引してきたEF65 2092号機を撮影する。

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EF65 2092号機。

まずは横浜線ホームの先端へ。ここは広角での撮影となるため、スマホのカメラを活用する。

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役目を終えて、新鶴見機関区へ戻るEF65 2092号機。

ホームの先端での撮影の後、機関車の背後へ回ると、信号機は青に。16時32分、EF65 2092号機は、八王子駅を後にした。

走り去るEF65 2092号機を見送って、この日の多摩川線甲種輸送の撮影を終了。八王子駅から撤収した。

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