西武多摩川線 １０１系２４７Ｆの甲種輸送を撮影する

６月１６日の撮影記です。

前日に引き続き、この日も西武多摩川線の甲種輸送の撮影に向かう。今回、多摩川線から戻ってくるのは、赤電カラーの２４７Ｆ。未明に八王子駅に到着した２４７Ｆは、そのまま八王子駅構内で朝を迎える。１０時４３分、八王子駅に到着すると、２４７Ｆは、まだ機関車と連結されていなかった。


八王子駅構内に停車中の２４７Ｆ。

とりあえず、横浜線ホームに移動し、構内に停車中の２４７Ｆを撮影した。そして、甲種輸送に先行して立川へ向かうため、先に八王子駅で改札を一度出場した後、再入場。その際、今度は、中央線下りホームへ移動。


八王子駅構内で並ぶ２４７Ｆと中央線快速電車Ｅ２３３系Ｔ２２編成。

タイミング良く、下りの高尾行きが入線してきたので、走り去る高尾行きと２４７Ｆとの並びを撮影した。この時点で構内を見渡してみると、東京方にＥＦ６５の姿が確認できた。この車両が甲種輸送の牽引を担当するのは間違いない。ホーム上から様子を見ていたが、なかなか動き出す気配がないため、連結作業の撮影は諦め、甲種輸送に先行して移動することにした。

八王子駅１０時５７分発の中央特快東京行きに乗車し立川へ。更に立川駅からは、南口のバス乗り場より立川バスに乗り込み、福祉会館前バス停で下車。ここから歩いて、多摩川橋梁へとやって来た。


ＥＦ６５　２０９２号機に牽引され、多摩川橋梁を通過する２４７Ｆ。

１１時４６分、２４７Ｆの甲種輸送がやって来た。この日、八王子から新秋津までの牽引を担当したのは、新鶴見機関区に所属するＥＦ６５　２０９２号機。前日と同じ車両が充当された。２日続けて嬉しい誤算と言える。

この後、再びバスで立川駅前へと戻り、駅周辺で昼食を摂った後、西武線内の撮影に向けて、立川駅から西国分寺経由で新秋津へ向かう。その際、西国分寺駅の乗り換え時間の間に、こんな列車と遭遇した。


西国分寺駅を通過する９４列車。

１３時１４分、ＥＨ５００－７６号機が牽引する貨物列車が西国分寺駅を通過した。貨物時刻表によると、この列車は、札幌貨物ターミナル発相模貨物行き９４列車。仙台総合鉄道部に所属するＥＨ５００形。東北方面のイメージが強いが、東海道本線も相模貨物駅まで進出しており、まさに、この列車が相模貨物駅までＥＨ５００形が乗り入れる列車である。まだ、東海道本線内でＥＨ５００形を撮影した事はないが、一度、東海道本線らしい場所で撮影してみたい。

９４列車撮影後、武蔵野線の電車に乗り込み新秋津へ。暑かったため、なんだか沿線の撮影地へ行く気力がなくなり、２６３Ｆ＋２４７Ｆの一発目の撮影は、新秋津駅のホームから撮影することにした。


２６３Ｆに牽引され小手指車両基地へ向かう２４７Ｆ。

１４時０６分、２６３Ｆ＋２４７Ｆが新秋津を発車した。武蔵野線の電車や貨物列車に被られずに撮影出来たことは有り難かった。

この後、徒歩で秋津駅へ移動して、西武池袋線の下り列車に乗車。所沢駅で２６３Ｆ＋２４７Ｆが停車しているのを確認し先回り。当初は、西所沢駅での撮影を予定していたが、人が多かったため、そのまま乗り通して小手指駅へ。まだ時間があると思い、ホーム上のベンチで一休み。ここで知人と遭遇し、暫く話をしていると・・・


小手指駅３番ホームに入線する２６３Ｆ＋２４７Ｆ。

１５時０３分、２６３Ｆ＋２４７Ｆが、小手指駅３番ホームに到着した。最近では、西所沢駅１５時３０分頃通過のスジで運転されることが多かったので、まだ３０分ぐらい時間があると思っていたのだが、この日は、３０分ほど早いスジで小手指駅に到着となった。


小手指車両基地へ進んでいく２４７Ｆ。

進入シーンを撮影した後は、ホームを飯能方へ移動し、小手指車両基地へ入っていく２４７Ｆにカメラを向けた。

およそ１年ぶりに本線側に戻って来た２４７Ｆは、整備を終えた後、狭山線での営業運転を開始した。その後、同編成は、６月２３日から７月２０日までの期間限定で、株式会社ベルーナの公式マスコットキャラクター「べるーにゃ」のラッピング電車として運行されている。赤電カラーの１０１系へのラッピングは、多摩川線で一度だけ、ラグビーワールドカップ2０１９ のラッピングが２５３Ｆに施されており、今回が二例目となる。

ラッピング電車も撮影に行かないと・・・