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伊豆急・京成 武蔵野線多摩川橋梁で甲種輸送を撮影する

およそ1か月前、7月15日の撮影記です。

この日、武蔵野線で、伊豆急と京成、甲種輸送が2本運転されるという情報をキャッチしていた。甲種輸送は、鉄道雑誌への掲載が無くなってしまったため、運転時刻については、SNSへの目撃情報から過去の実績などで推理して行動しなくてはならない。とは言え、中にはスジ公開と称して、運転時刻が書かれた書き込みもアップされているが、それが真実とは限らない。2本の甲種輸送のうち、伊豆急は、観光列車「ザ・ロイヤルエクスプレス」の北海道での出張運転に伴うもので、どうやら午前中に武蔵野線を通過する模様。北海道での運転に備えて、JR東日本から購入した電源車両、マニ50も連結されるという事で、これは撮っておきたい。

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伊豆急の豪華観光列車「ザ・ロイヤルエクスプレス」(2019年4月8日撮影)

とりあえず、人が多くても対応できそうな武蔵野線多摩川橋梁を目指すことに。いつものように、武蔵境から西武多摩川線に乗車し是政へ。是政駅から、徒歩で武蔵野線の多摩川橋梁を目指す。9時30分頃、河川敷に着くと、「ザ・ロイヤルエクスプレス」の甲種輸送狙いの鉄道ファンが多数集まっていた。早速、撮影準備に取り掛かる。

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EH200-22号機が牽引する83列車。

9時39分、現地に到着して最初にやって来た貨物列車は、EH200-22号機が牽引する根岸発竜王行き83列車。この列車は、コンテナ車とタンク車が混結となる列車であるが、貨物時刻表上の編成内容は「石油」と表記されている。日によって、コンテナ車のみだったり、タンク車のみと言う事もあり、変化の多い列車である。

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EH500ー31号機が牽引する伊豆急「ザ・ロイヤルエクスプレス」の甲種輸送。

83列車通過から4分後、伊豆急「ザ・ロイヤルエクスプレス」の甲種輸送がやって来た。牽引機は、新鶴見で交代して、EH500-31号機が担当。

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更に接近してきたところでもう一度。

赤い機関車と青い電車の間に入る白い電源車、マニ50がアクセントとなって良い感じ。北海道での運行に合わせて、「ザ・ロイヤルエクスプレス」は、8両編成から5両編成に組み替えられている。

この日は、京成の甲種輸送も有る筈だが、どうやら通過は午後のようなので、武蔵野線多摩川橋梁からは、「ザ・ロイヤルエクスプレス」の甲種輸送の撮影を以て、一旦撤収。新宿まで往復することにした。

さて、空き時間を利用して新宿へ移動し、色々と野暮用を済ませていくが、その間もX(旧Twitter)で、京成の甲種輸送の動きはチェックしていたが、当初の予想よりも通過時刻が早くなりそうだと判断。新宿での予定を早めに切り上げ、再び武蔵野線の多摩川橋梁へ向かった。

現地到着後、最初にやって来たのは、この列車だった。

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EF210-113号機が牽引する4091列車。

13時35分、根岸発宇都宮貨物ターミナル行き4091列車がやって来た。この列車、西武多摩川線の甲種輸送1日目によく見かける列車で、通常は、岡山機関区のEF210が牽引を担当しているが、この日は、新鶴見機関区所属のEF210-113号機が牽引を担当した。

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EF65 2086号機が牽引する京成3200形の甲種輸送。

14時04分、EF65 2086号機が牽引する、京成電鉄の新型車両、3200形の甲種輸送がやって来た。3200形は6両編成で落成しているが、金町線等での運用を考慮し、4両編成にも出来るよう、先頭車両が3両も含まれている。

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車掌車、ヨ8000。

機関車の次位には、今や貴重となった車掌車、ヨ8000が連結されている。京成3200形は、愛知県の日本車両で製造されており、日本車両で製造された新型車両の甲種輸送には、ヨ8000が係員添乗車両として連結されることが多く、今回も3200形の前後に、しっかり連結されていた。

なお、京成電鉄の新型車両は、増備が進むと、甲種輸送の行先が逗子の総合車両製作所となり、京浜急行・都営地下鉄浅草線経由で回送される事もあり、3200形も、甲種輸送で武蔵野線を走る機会は、今回だけとなる可能性もある。

無事、京成3200形の甲種輸送も撮影出来た。これにて多摩川河川敷より撤収。是政駅へ向けて歩き出そうとした、その時。

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EF210-344号機が牽引する87列車。

14時11分、根岸発八王子行き87列車がやって来た。この列車の牽引を担当していたのは、新鶴見機関区に所属するEF210-344号機。勾配区間の後押し機能も加わった300番台。EF65を淘汰すべく、新鶴見機関区へも投入が進んでおり、武蔵野線でも見かける機会が増えてきた。個人的には、0・100番台の新塗装より、300番台のカラーの方がお気に入りである。

87列車の撮影を以て、多摩川河川敷より撤収。西武多摩川線、中央線、西武多摩湖線と乗り継いで帰宅した。

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