後藤工場形デフレクターになったC58 363号機による「パレオエクスプレス」を撮影する
個人的なお話で恐縮ですが、10月から11月にかけて仕事が大幅に忙しくなり、日々の疲れから、ブログの更新頻度が大幅に落ちております。ようやく落ち着いてきたこともあり、少しずつではありますが、ブログの執筆を再開したいと思います。色々とお伝えしたいことはあるのですが、まずは、写真の整理が出来ている物から書いていきたいと思います。順不同となりますが、お付き合いいただけましたら幸いです。
およそ1か月半前。10月12日の撮影記です。
今年2月19日に製造から80周年を迎えた、秩父鉄道「パレオエクスプレス」の牽引機、C58 363号機。10月14日の「鉄道の日」を記念し、10月5日から27日までの期間限定で、除煙板(デフレクター)を「後藤デフ・後藤工場標準マーク付」に変更して運転されるとのことで、これは是非とも撮っておきたい。
デフレクターを出来るだけ強調できる場所で撮らなくては・・・この日、最初に訪れた撮影地は、樋口駅近くの定番ポイント。後藤工場形デフとなって迎える二度目の週末と言う事で、有名撮影地は賑わっているだろうと思いきや、車内から見る限り誰もいない。おかしい。とりあえず、樋口駅で下車して現地へ向かうが、草がかなり伸びており、脚立を使わないと撮れないような状況だった。だから人がいなかったのか。
樋口での撮影は諦め、下り列車に乗り込み先回り。撮影後のスケジュールを考えると、あまり奥へはいけない。結局選んだのは影森駅近くの踏切。
ここも、草が伸びていたり、線路沿いの民家の敷地からつるが伸びていたりと言う状況で、一度はここでの撮影を諦めたのだが、通過直前に戻って来ると、伸びていたつるはそれほど目立たないと判断し、ここで撮影することにした。
影森駅に進入する「SLコロッケバーガー号」
12時30分、後藤工場形デフレクターとなったC58363号機が牽引する、SLパレオエクスプレスがやって来た。この日は、山崎製パンとのコラボ企画で、「SLコロッケバーガー号」として運転。車内では、秩父鉄道と山崎製パンとのコラボ商品「コロッケバーガー」が数量限定で販売され、正面には、ご覧のように「コロッケバーガー」のヘッドマークも掲出していた。
更にもう一枚。
デフレクターを目立たせるため、更にもう一枚。右隅に踏切の一部が入ってしまったが、良い感じに撮ることが出来た。
C58 363号機は、この後、定期検査に入るため、例年よりもやや早い、11月17日の運行を以て、2024年の運行を終了した。81歳を迎えるC58 363号機と再会できる日を楽しみに待ちたいと思います。
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