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西武多摩湖線 「駅係員が教える!電車の乗り方を覚えよう!電車安全教室」実施に伴う臨時列車を撮影する

1月18日の撮影記です。

西武鉄道は、多摩湖線管理所の現役駅係員が発案した冬の特別イベント「駅係員が教える!電車の乗り方を覚えよう!電車安全教室」を開催した。このイベントは、春から初めて電車を利用するお子様が増えるタイミングに合わせて、電車を安全・安心に利用できるように、自動改札機の使い方やホームでの電車の待ち方などを、現役の駅係員が教えるというもの。4歳から6歳以下の未就学のお子様とその保護者が対象となる、親子参加型のイベントである。このイベントでは、萩山駅の多摩湖方にある電留線も会場となっており、萩山駅から電留線までの約500メートルほどの短い距離ではあるが、臨時列車が運転される。地元民として、これは是非撮っておきたい。

1月の三連休も終了し、多摩湖線は閑散期に突入。昨年3月から運転されていた休日の不定期列車の運転も終了し、休日ダイヤでは、忙しく走り回っていた9000系も、春までの2か月間、ゆとりが出来る。このイベントの臨時列車には、萩山駅に8時41分に到着した後、夕方まで電留線で昼寝となる車両を有効活用する。朝、自宅にて西武線アプリで調べてみると、この日、この運用には9103Fが充当されていた。真っ赤な9000系の登場は、イベントに参加する子供達も喜ぶ事だろう。

自宅を10時頃に出発し、萩山駅へと向かう。改札口の前では、イベント参加者に向けて駅係員が色々と説明をしている最中だった。その光景を目にしながら、私は1・2番ホームへ移動。ホームの多摩湖方先端で、臨時列車の入線を待つことにした。

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電留線を出発する9103Fの回送列車。

10時21分、電留線からこの日の主役である9103Fが出庫。イベント参加者が待つ萩山駅2番ホームに向けて動き出した。

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萩山駅2番ホームに入線。

電留線から出庫してきた9103F。この時点で、前面及び側面の方向幕は「回送」となっていた。

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西武山口線 2025年度末から新型車両導入へ

西武鉄道は、1月22日、2025年度から2027年度にかけて、山口線レオライナーに新型車両を導入し、全3編成を順次更新することを発表した。

新たに導入される車両は、車内の座席をクロスシートからロングシートに変更。プロ野球公式戦開催日やイベント開催時の輸送力を向上する。発表された新型車両のイメージを見てみると、ゆりかもめの新型車両と似ている。

新型車両の第1編成は、ベルーナドームを本拠地とする埼玉西武ライオンズをイメージしたデザインとなり、2025年度末運行開始予定とのこと。

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開業時から運行されている8500系。

西武山口線レオライナーは、1985年4月25日に開業し、今年は開業40周年の節目の年。開業以来、8500系が運用されていたが、ついに新型車両へ更新されることになった。

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第2編成は「SDGs×Lions GREEN UP!プロジェクトトレイン」として運行中。

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第3編成は西武園ゆうえんちのリニューアルオープンを記念し、1960年代の西武線をイメージしたラッピングが施されていたが、現在は入場に伴い解除。


ここ数年、8500系にはラッピングが施され、1編成ずつデザインが異なるという状況となっていたため、今後導入される新型車両も、1編成ずつデザインが異なる事も考えられます。

引退へのカウントダウンが始まった8500系。今年は、出来るだけ8500系の活躍を記録していきたいと思います。

参考
8500系の後継として山口線(レオライナー)に新型車両を導入します:西武鉄道webサイト

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秩父鉄道 2025開運特別ヘッドマーク掲出編成を撮影する

2025年の撮り初め。1月3日の撮影記です。

秩父鉄道は、新年を祝し、1月1日から13日まで、通勤用車両2編成に開運特別ヘッドマークを掲出して運転している。以前は、急行用車両2編成にヘッドマークを掲出し、急行列車を「開運号」として運転していたが、2023年の正月からは、通勤用車両への掲出に変更となった。

2025年の開運特別ヘッドマークは、7000系と7500系に1編成ずつ掲出され、7500系に関しては、フルラッピングトレイン「秩父三社トレイン」に掲出されるとのこと。上手く遭遇できるだろうか・・・

早朝、最初に向かったのが、大野原駅近くの黒谷NO8踏切。カメラバックからカメラを取り出していると、踏切が鳴り出した。下り列車とのことで、試しにカメラを向けてみると・・・

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開運号のヘッドマークを掲出した7001F。

下り三峰口行きとしてやって来たのは、開運号のヘッドマークを掲出した7001F。現地に到着して僅か2分ほどで開運号が来るとは、幸先良いスタートと言える。

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後追い。

この後、10分後には上り列車がやって来る。カメラを向けてみると・・・

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大野原駅を発車した7505F。

なんと、もう1本の開運号である7505Fだった。と言う事は、秩父駅で7001Fと7505Fが並んだのか。それは見たかった。

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後追い。

大野原NO8踏切到着から僅か15分ほどで、開運号を2編成とも撮影できると言う快挙達成。更に三重単も無事に撮影出来て、正月早々、ここまでは最高の気分だった。その後、デキ105の動きに翻弄され、皆野から下り列車で秩父へ引き返し、大野原~秩父間の撮影ポイントへ。

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大野原~秩父間を行く7505F。

デキ105牽引の貨物が来るであろうと信じて待っていた時、7505Fによる影森行きがやって来た。結局、デキ105による貨物列車は来なかったが、ギリギリ順光で撮れる時間帯に、開運特別ヘッドマークを掲出した7505Fが来てくれたので、この撮影地へ来たことが無駄にならずに済んだことは有り難かった。

この後も、影森や小前田、ふかや花園と回って撮影を続けたが、各撮影地で、開運特別ヘッドマーク掲出編成に遭遇することは無く、7001Fに関しては、黒谷NO8踏切で撮影した分だけで終わってしまった。

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西武2000系 2095Fが横瀬車両基地へ廃車回送される

1月14日、新宿線系統などで活躍してきた、2000系の2095Fが、横瀬車両基地へ廃車回送されました。


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横瀬車両基地へ廃車回送された2095F。(2024年5月6日撮影)

2095Fは、1992年に東急車輛で製造され、東急車輛で製造された最後の2000系となります。新宿線に新製配置されましたが、2021年11月、池袋線で運用されていた2063Fの廃車に伴い、池袋線に転属。

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池袋線で運用されていた頃の2095F。(2022年7月17日 石神井公園駅にて撮影)

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飯能~西武秩父間の運用に就いた2095F。(2022年10月16日 芦ヶ久保~横瀬間で撮影)


しかし、池袋線での活躍はそう長くはなく、2023年2月、新宿線系統で運用されていた2061Fの廃車に伴い、再び新宿線に復帰。以後、廃車となるまで新宿線系統で活躍しました。

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小田急8000形改め西武8000系 サステナ車両第一弾8103Fが本線試運転 南入曽車両基地へ

2024年7月1日未明に武蔵丘検修場に入場した 、サステナ車両第一弾、元小田急8000形8261F。

国分寺線での営業運転投入に向けて、西武鉄道仕様への改造工事が進められていたが、半年に及ぶ改造工事を終え、1月7日に武蔵丘検修場を出場。隣接する武蔵丘車両基地へ移動し、5月末に運行開始されることが、西武鉄道の公式サイトでも発表されました。

検修場出場から1週間が経過した本日1月14日、X(旧Twitter)やFacebookからの情報によると、小田急8000形改め、西武鉄道8000系8103Fが、ついに始動。本線試運転を兼ねて、武蔵丘車両基地から南入曽車両基地へ回送されました。

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西武池袋線、東飯能~高麗間を行く8000系8103F。(撮影:rem様)

西武鉄道8000系として初の本線走行。歴史的な1日と言う事で、記事の執筆に際して、rem様より特別に画像をご提供いただきました。ありがとうございます。

形式が8000系に決まったという情報を目にした際、山口線レオライナー8500系と番号が被るのではないかと気になっていましたが、X(旧Twitter)からの情報によると・・・

←西武新宿・国分寺 
8103+8203+8303+8803+8903+8003

当然の事ですが、レオライナーとの番号被りは回避されています。

南入曽車両基地到着後は、検修庫に入ってしまったとのこと。一応、帰宅時に南入曽車両基地へ様子を見に行ってみましたが、公道から見える位置にはいませんでした。

西武鉄道の公式サイトに掲載されたリリースによると、サステナ車両8000系は、5月末の営業運転開始に備えて、今後は西武線各線での試運転が繰り返されるとのこと。試運転で西武新宿駅へ入線することがあれば見てみたいです。

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秩父鉄道の貨物列車を撮影する 2025新春

2025年の撮り初め。1月3日の撮影記です。

私は、もう15年以上、初詣は秩父神社へ出かけており、ここ数年は、1月3日に行くことにしている。2022年より、秩父神社への初詣の前に、貨物列車の運転再開に合わせて運転される電気機関車の三重単を撮影するため、早朝に秩父入りすることにしており、X(旧Twitter)で情報を確認すると、秩父駅構内には3両の電気機関車が年末から年始にかけて留置されているとのこと。今年も、この三重単を撮りたい。そう思っていた。

1月3日、自宅を5時45分頃出発。久米川駅5時59分発の本川越行きに乗車し、所沢・飯能を経由し秩父へ。7時20分に西武秩父駅に到着した私は、そのまま秩父鉄道の御花畑駅へ。西武秩父へ向かう西武線の車内でスマホを操作して事前購入していたため、御花畑駅では、スマートフォンの画面を見せるだけで通過できた。


御花畑駅7時31分発の熊谷行きに乗車。秩父駅到着前に、先頭車両の車内から留置線を眺めてみると、3両の電気機関車を発見。既に先頭の機関車のパンタグラフが上昇しているのを確認。しかし、機関車の手前に夜間停泊の電車が停車しており、ホームからは撮影し辛いと判断。そのまま乗り通して、一駅先の大野原駅へ移動する。昨年の三重単は、大野原駅8時03分の通過であったので、同じ時間に来たとしても、まだ20分以上余裕がある。駅構内のトイレに立ち寄ってから撮影地へ移動する。

撮影地として選んだのは、3年連続となる黒谷NO8踏切。現地に到着すると、今年は誰もいなかった。三重単がいつ来ても良いように準備をしてその瞬間を待つが、8時03分になっても三重単は来なかった。状況から見て、武州原谷への送込むことは間違いないのだが・・・

先行列車を撮影しながら、待つことおよそ40分。8時34分、三重単がやって来た。

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武州原谷駅へ向かうデキ三重単。

年末年始を秩父駅構内で過ごした電気機関車は、デキ507、デキ506、デキ105の3両。ご覧のように、青+青+茶の組み合わせでやって来た。

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近付いてきたところでもう一度。

通過速度が遅いこともあり、ここでは更に振り向いて・・・

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後追い。武州原谷駅までは、あと僅か。

最後部車両が茶色のデキ105だったこともあり、後追いも重要。今年も無事にお正月の三重単を撮ることが出来た。

撮影後は、大野原駅へ向かい、下り列車で御花畑へ。朝食抜きで出かけてきたので、西武秩父駅近くのすき家で朝食休憩をとることにした。

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西武9000系 9103Fが西武園線で運用される

2025年の仕事始め。1月6日の撮影記です。

昼休み。何気なく西武線アプリの列車位置情報を眺めてみると、西武園線で赤い9000系が走っているのを発見。

東村山駅の高架化工事の影響も受けて、西武園線は、終日、4両編成の2000系による線内折返し運用が続いているが、稀に多摩湖線用の9000系が運用に入ることがある。それでも、私が知る限りでは、赤の9103Fが入線した記憶がなく、これは、しっかり記録しておきたい。

帰宅時、国分寺駅から、いつもの多摩湖線ではなく国分寺線に乗車。一路、東村山駅へ。到着後、先に一旦改札を出場。再入場をした後、1番ホームへ移動。西武園線専用ホームに入線する9103Fを撮影することにした。

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東村山駅3番ホームに入線する9103F。

20時02分、西武園からの東村山行き6302列車が、定刻通り東村山駅に到着した。西武園線は車掌も乗務しており、この列車は、東村山駅到着前に、車掌氏が方向幕を操作し「西武園」の状態で入線してきた。ワンマン運転の多摩湖線では、終着駅到着後の方向幕操作となるため、こんなシーンも、9000系ワンマン車にとっては、普段と違った光景と言える。

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改めて停車中のシーンを撮影。

この後、地下通路を通り、西武園線専用ホームの3番ホームへ移動。

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「西武園ゆき」と掲出されているホームの柱を入れて・・・

発車メロディーが鳴り、間もなく発車と言うタイミングだったので、ホームの柱と担当の車掌氏の後ろ姿を入れて撮影。そして・・・

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西武園へ向けて走り去る9103F。

動き出してから、走り去る9103Fを撮影。多摩湖線運用時には滅多に見られない、9000系ワンマン車に車掌が乗務する様子を撮影してみた。

撮影後、私は国分寺線専用ホームの2番ホームへ移動。雨が激しく降っていたため、東村山→小川→萩山と経由し、自宅最寄りの八坂駅へ。1駅ずつ3本の列車を乗り継いで帰宅した。

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謹賀新年

皆様、あけましておめでとうございます。

旧年中は、TOMOの鉄日誌をご愛顧いただきましてありがとうございました。今年も、鉄道を中心に様々な話題を取り上げていきたいと思います。

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武蔵丘車両基地に集う新2000系(2024年12月14日 貸切撮影会会場にて)

昨年は、遂に旧2000系は2両編成2本のみとなり、新2000系が初めて近江鉄道に譲渡されました。更にサステナ車両の第1弾として、小田急電鉄8000形が1編成入線。新たに西武鉄道8000系として、まもなく改造工事も終了し、武蔵丘検修場を出場するものと思われます。また、40000系初の8両固定編成も登場。2025年も引き続き増備されるものと思われ、少しずつではありますが、2000系の廃車が進むものと思われます。

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高架化工事が進む東村山駅(2024年10月27日撮影)

そして、高架化工事が進む東村山駅ですが、ついに新宿線の下り線が、2025年夏頃に高架新線へと切り替わることが、2024年12月2日、渡部尚市長が市議会本会議での所信表明演説で明らかにしており、東村山駅の新時代が幕開けとなります。

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既に線路の敷設も進んでいる。(2024年10月27日撮影)

個人的には、高架新線を走る特急「小江戸」を、しっかり撮っておきたいと思っています。

昨年は、ブログ20周年を無事迎えられたものの、年明け早々より本業が多忙となり、秋以降は、記念行事どころか記事の執筆もままならない状態が続いてしまいました。2025年も、暫くは同じような状況が続きますが、2024年中に書ききれなかった事も、少しずつ過去の記事として追加できたらと考えております。2025年も、どうぞよろしくお願いいたします。

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