復活!チョコバナナ編成 西武2000系2463F+2069Fが拝島線を走行
2月23日、天皇誕生日の撮影記です。
西武鉄道は、現役駅係員発案企画のイベント「復活!チョコバナナ編成を堪能しよう!」を玉川上水車両基地で開催した。2023年1月から「西武鉄道創立110周年記念トレイン」として茶色を纏い、池袋線で運行中の2069Fが、10両編成を組むため、2両編成の2000系と連結した際、茶色と黄色の混色となり、その組み合わせから「チョコバナナ」と呼ばれ親しまれていた。しかし、40000系の増備に伴い、池袋線からは急速に2000系が姿を消し、2023年3月のダイヤ改正を機に、2両編成の2000系が池袋線から消滅。池袋線で2000系の10両編成も見納めとなったことから、チョコバナナ編成は、僅か2か月で消滅となり、私自身は、スケジュールの都合から、チョコバナナ編成を全く撮影できなかった。
今回のイベントは、玉川上水車両基地内での撮影会を中心とした有料イベントだが、復活したチョコバナナ編成が11時40分頃より玉川上水車両基地を出庫。拝島線を走行し、小川駅で折り返すことが発表されていた。本線を走るチョコバナナ編成は是非押さえておきたい。拝島線沿線へ撮影に出掛けた。
私は、萩山駅を10時36分に発車する玉川上水行きに乗り込み、まずは東大和市駅へ。車中で小川~東大和市間の様子を見てみたが、小川駅、東大和市駅から近い場所は、もう既にチョコバナナ編成を撮影しようとする人たちで埋まっていた。とりあえず、東大和市駅から少しずつ小川駅方向に歩き出し、各踏切に立ち寄ってみるも人が多く、なかなか撮影場所が決められないまま、両駅間のほぼ中間地点まで来てしまった。それでも、ようやく撮影場所を確保。先に来ていた人たちに混ざってカメラを構えた時点で、既に11時40分を迎えていた。
実は、イベントのリリースを読んでみると、11時40分頃に玉川上水車両基地を出て拝島線を走行。小川駅で折り返し、玉川上水車両基地で解散としか書かれていない。解散まで約1時間あり、もしかしたら一旦拝島へ向かうのでは・・・そう思っていたのだが、西武線アプリの列車位置情報を見ると、茶色い2000系は拝島を目指していた。これは拝島方面へ向かうべきだったなあ。と思ったときにはどうする箏も出来ない。先行列車で練習をしながら待つことにした。
小川~東大和市間を行く2463F+2069F。
12時24分、2463F+2069Fによる臨時列車がやって来た。ライブビュー機能を使っての撮影となったが、まずは良い感じに写ってくれた。
撮影後、この撮影地に集まっていた人たちに手短にお礼を伝え先を急ぐ。小川駅では、上りホームの1番ホームで折り返すため、後続の上り列車への影響を考えると、小川駅では5分ほどでの停車時間で折り返してくる可能性が高い。下り列車用として目を付けていた撮影地に駆け足で移動。なんとか間に合った。
小川駅1番ホームで折り返し、玉川上水車両基地へ向かう臨時列車。
12時33分、チョコバナナ編成の臨時列車がやって来た。柵を交わすため、脚立を使って撮影する人の前に入れさせていただき、何とか撮ることが出来たが、よく見たら、モハ2369のパンタグラフが架線柱に隠れてしまっている。もう少し、手前まで引き付けるべきだった。
復活チョコバナナ編成の臨時列車の撮影は無事に終了。私は再び東大和市駅まで歩いた後、次の目的地へ向かった。
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