新型車両導入へ向けて・・・ 2両編成に統一された八高線のキハ110系
4月5日の撮影記です。
祖父母の墓参りで高崎へ。武蔵野線新小平駅から、大宮行きの「むさしの号」に乗車し大宮へ。大宮から高崎線の普通列車のグリーン車に乗車しで高崎へ。列車が高崎駅に到着する際、3番線に八高線のキハ110系が停車していたので、5番線へ移動。3番線に停車中の八高線キハ110系へカメラを向けてみた。
高崎駅3番線に停車中の八高線キハ110系。
3番線に停車していたのは、高崎駅10時58分発の児玉行き2288D。この列車に充当されていたのは、キハ111・112の2両固定編成である。
八高線にキハ110系が初めて導入されたのは、1993年のこと。この時点では、まだ全線非電化であり、3ドア、ロングシートのキハ35系が主力車両であり、2ドア、セミクロスシートのキハ110系は、高崎~児玉・寄居間の列車に充当されていた。その後、1996年3月のダイヤ改正に合わせて、八王子~高麗川間が電化され、電化区間は川越線と直通運転を開始。非電化区間は、ダイヤ改正に合わせてキハ110系が増備され、先行投入された車両と合わせて、全列車キハ110系での運転となった。
あれから約30年。キハ110系も、置き替えられる立場となった。新たに導入される車両は、HBーE220系。形式名の「HB」が示すようにハイブリッド車両となり、2両編成8本が導入される予定で、車内の座席はロングシートとなる。2025年度下半期から導入予定とのこと。
八高線で1往復運転されていた単行列車もダイヤ改正で見納めに。(2023年11月11日撮影)
3月15日に実施されたダイヤ改正で、八高線の非電化区間は、新型車両導入を見越して、全列車2両編成のワンマン運転に統一。
3両編成の列車も見納めに。(2010年2月28日撮影)
その為、キハ110系による単行列車と3両編成の列車が見納めとなった。その一方で、朝の通勤時間帯の混雑対策なのか、新たに群馬藤岡発着の列車が1往復増発された。八高線で群馬県内のみの運転となる列車は、初登場とのこと。キハ110系による群馬藤岡行きが見られるのは、半年から10か月ぐらいと言う事になるのだろうか・・・
八高線のキハ110系、引退までの間に、もう一度、しっかり撮っておきたいなぁ。
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