西武新宿線 2507F+2051Fが土曜・休日ダイヤの優等列車運用に入る
5月24日から25日にかけての撮影記です。
西武8000系・小田急8000形乗り比べツアーが運転された両日、西武新宿線では、2000系の2507F+2051F(編成の組み合わせは西武新宿・飯能方を基準に表記)が優等列車の運用に就いた。2507Fと2051Fは、どちらも正面の貫通扉の窓が小さい小窓仕様で、このタイプは、残り2編成となってしまった。残った2編成が手を組んで10両編成で走るとなると、引退前のファンサービスかと考えてしまう。
5月24日、2507F+2051Fが走っていると最初に気付いたのは、萩山駅8時58分発の急行西武新宿行き2310列車に乗車して、小平駅に到着した時だった。この時、2507F+2051Fは、準急玉川上水行き4251列車に充当中。しかも、2310列車は、小平~萩山間で4251列車とすれ違っている。あちゃあ、もうちょっと早く気付いていれば、萩山駅から2310列車に乗る前に撮影したのに・・・
4251列車は、玉川上水到着後、車両交換されることなく、30分後の玉川上水始発拝島行き5577列車に充当されたことを西武線アプリで確認。これで夕方までは間違いなく走行する。安心して、乗り比べツアーの撮影へ。そして、乗り比べツアーの撮影が一段落したところで、2507F+2051Fを撮影するため、田無駅へ向かった。
2507F+2051Fによる急行西武新宿行き2672列車。
14時36分、2507F+2051Fによる急行西武新宿行き2672列車が、田無駅に到着した。西武新宿方から4両+6両の組み合わせは、2013年3月15日に実施されたダイヤ改正で、萩山駅での併結作業が廃止されるまで、当たり前のように見られた組み合わせだった。しかし、萩山駅での分割併合作業が廃止されると、10両編成の組成も、4両編成と6両編成を組み合わせる場合は、車両基地入庫後の入替作業がしやすいように、西武新宿方から6両+4両と組成する方が多くなってしまった。
2672列車撮影後は、田無駅近くの飲食店で遅めの昼食を摂った。そして、昼食後は花小金井駅へ移動し、2507F+2051Fが充当される急行拝島行き2343列車を待つことにしたのだが・・・
花小金井駅に入線する2507F+2051F。
タイミング悪く、上り列車に被られてしまい撃沈。気を取り直し、そのまま2343列車に乗車し、一気に西武立川へ。ここで玉川上水行き5572列車として、拝島から折り返してくる2507F+2051Fを撮影するが、ここでも、撮影後、すぐに乗り込み移動するため、西武立川駅到着後、まずは改札を出場。再入場をしてからホームの拝島方先端へ向かった。
西武立川駅に進入する2507F+2051F。
撮影を終えて、5572列車に乗車。そのまま終点の玉川上水からは始発の急行西武新宿行きに乗り換えた。2507F+2051Fは、玉川上水到着後、一旦入庫し、再び準急西武新宿行き4252列車に充当されるのが所定運用らしいが、この日、2507F+2051Fは、この4252列車として再出庫することは無かった。
翌日。朝から乗り比べツアーの撮影に出掛ける。久米川駅7時20分発の急行本川越行き2607列車に乗車したところ、偶然にも、この列車に2507F+2051Fが充当されていた。この列車を所沢駅で下車し、駅前の吉野家で朝食を食べてから、お隣の航空公園駅へ移動。本川越から戻って来る2507F+2051Fを待つことにした。
航空公園駅に進入する2507F+2051F。
8時17分、2507F+2051Fによる急行西武新宿行き2626列車が、航空公園駅に到着した。この駅では、2507Fだけでなく、発車後に2051F側も撮影する。
動き出してから2051F側も撮影。
走り去る2507F+2051Fを見送ってから、大変なことに気付く。この2626列車、西武新宿到着後は、折り返し快速急行本川越行き1601列車となる。土曜・休日ダイヤに下り1本だけ設定されている新宿線の快速急行。これは確実に押さえておきたい。乗り比べツアー撮影の都合上、人が多いのは解っていたが、新所沢駅で撮影することにした。
新所沢駅に入線する快速急行本川越行き1601列車。
9時34分、快速急行本川越行き1601列車が1分遅れで新所沢駅に到着。行先表示が前面・側面共に幕式の2051F。幕車による快速急行が撮影できるとは、本当にありがたい。
2507F+2051Fの撮影は、この1601列車を以て、いったん終了。夕方、この日のすべての行程を終えて、久米川駅に戻って来た際、タイミング良く、2507F+2051Fによる下り列車が来てくれたので撮影することにした。
久米川駅に到着する準急本川越行き4607列車。
18時02分、2507F+2051Fによる準急本川越行き4607列車が久米川駅に到着。上りの急行が2分ほど遅れていたため、蕪られてしまうかと思ったが、なんとか入線シーンを撮ることが出来た。
久米川駅を発車。
発車後、走り去る2507F+2051Fを撮影。前方には、6月29日の初電から切り替わる新下り線が見えている。2507Fと2051F、どちらの編成も、東村山駅の高架新線を走ることが出来るのか、とても気になります。
さて、5月24日は、2507F+2051F以外にも、2000系による優等列車を撮影することが出来ました。こちらも併せてご紹介して、この記事を締めたいと思います。
2079F+2459Fによる急行西武新宿行き2624列車。
この日、朝起床して、西武線アプリを見て、最初に気付いた2000系の優等列車は、この2624列車。川越鉄道開業130周年記念所沢市公募デザインヘッドマークを掲出していた2079Fが充当されているという事で、西武線アプリでもしっかり表示されていた。そこで、予定を変更し、自転車で萩山小学校プール裏へ向かい撮影に臨んだものの、下り列車に被らてしまい、こんな感じでの撮影となってしまった。朝一発目の被りで、かなり動揺してしまい、この日は判断ミスが続出してしまった。
小平駅に進入する2079F+2459Fによる急行新所沢行き2801列車。
気を取り直して、小平駅で2624列車の折り返しとなる、急行新所沢行き2801列車を撮影。2079F+2459F(編成の組み合わせは西武新宿・飯能方を基準に表記)の組み合わせだったことを、ここで改めて確認する。
後追い。
2801列車は、小平駅で2分ほど停車するため、停車時間を利用しホーム上を移動。ホームの本川越方から、走り去る2801列車を後追いした。
その後、上りの急行列車に乗車し、鷺ノ宮駅へ移動。
鷺ノ宮駅に進入する急行多摩湖行き2553列車。
2本目の多摩湖線直通急行(2553列車)に2000系が充当されるケースが多いが、この日の2553列車は、川越鉄道開業130周年記念川越市公募デザインヘッドマークを掲出した2055Fが充当されていた。出来れば、多摩湖線内で撮りたかったが、この日は、この後、小田急線の線内へ向かうため、鷺ノ宮駅での撮影となった。
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