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西武10000系 「音鉄」ツアー列車を撮影する

およそ1か月前、4月13日の撮影記です。

日頃は、新宿線の特急列車で活躍しているニューレッドアロー(NRA)こと10000系。001系「ラビュー」登場後、半数以上が廃車となり、残った5編成が細々と活躍を続けてきたが、新宿線の特急列車は、2026年度中に「ライナー型車両」で置き換えることになった。

西武鉄道では、現役乗務員発案企画として、10000系「ニューレッドアロー」で行く池袋線・西武秩父線「音鉄」ツアーを、4月13日に開催することになった。このツアーは、10000系に乗車し、車窓と力強く走る走行音を同時に楽しむもので、ツアー参加者は、車内に録音機器を設置し、走行音を録音することも可能となっている。ツアー列車の運転区間は、往路が小手指~清瀬~西武秩父間。復路が西武秩父~小手指間。日頃は新宿線専属である10000系が、池袋線や西武秩父線を走行する光景は、是非とも記録しておきたい。撮影に出掛けることにしたのだが・・・

この日、私は色々と予定が詰まっており、午後からは、浜松町で開催中の鉄道模型のイベント会場にも行くことになっていた。となると、10000系の撮影は午前中のみと言う事になる。しかも、天気は生憎の空模様で、朝から冷たい雨が降り続き、肌寒い1日となってしまった。出来れば雨に濡れずに撮影を楽しみたい。

と言う事で、最初に向かったのは清瀬駅。ツアー列車は、小手指駅を発車した後、一旦清瀬まで入線。ここで、折り返して西武秩父へ向かうのだが、走行音の録音を希望するツアー列車の乗客は、清瀬駅停車中に、録音機器を設置するらしい。10000系のツアー列車は、清瀬駅2番ホームで折り返すため、下りホームで待機することにした。

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清瀬駅2番ホームに入線する10000系「音鉄」ツアー列車。

8時48分、10000系「音鉄」ツアー列車が、清瀬駅2番ホームに入線した。この日、ツアー列車に使用されたのは10111F。

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東急5050系との出会い。

到着後、すぐに下り列車が入線。やって来たのは、東急東横線からの直通列車で、東急5050系を使用した所沢行きだった。東急の車両との並びが撮れるのも、他社線との相互乗り入れが行われている池袋線らしい光景と言える。

所沢行きの発車後、改めて10111Fを撮影する。

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清瀬駅2番線に停車中の10111F。

タイミング良く、飯能方先頭車であるクハ10111の前照灯が点いたので、清瀬駅の駅名票と絡めて撮影してみた。

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6157Fによる急行飯能行きとの並び。


清瀬駅での撮影は、5分ほどで切り上げ、ここからはツアー列車に先行することに。8時56分発の小手指行きに乗車し、まずは所沢へ。そして、所沢から「SーTRAIN1号」に乗車し飯能へ。更に、飯能から始発の西武秩父行きに乗り換え、一気に芦ヶ久保へ向かった。

ツアー列車は、この芦ヶ久保駅で、参加者の録音機器の取り外しのため、暫く停車する。その際、芦ヶ久保駅では、ホームの無い側線に停車するだろうと予想していた。しかし、一つ疑問があった。その時間帯、この側線には、確か「S-TRAIN1号」に使用された40000系の回送列車が入線していた筈。芦ヶ久保駅に到着すると、40000系の姿は無かった。10000系のツアー列車のために、40000系の回送列車の時刻を変えたのか?それとも、3月のダイヤ改正で、回送列車の時刻が変わったのだろうか?

そんな事を考えながら待っていると・・・

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芦ヶ久保駅に入線する10000系ツアー列車。

10時29分、10111Fによる音鉄ツアー列車が、芦ヶ久保駅側線に入線した。まずは、ホームの西武秩父方で撮影した後、屋根の有る飯能方へ移動する。

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ホームの飯能方からも撮影。芦ヶ久保駅前は桜が見頃を迎えていた。

この後のスケジュールを考えると、私は、この芦ヶ久保駅で折り返しとなる。上りの飯能行き各停が来るまでの間、撮影を続けることに。

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「ちちぶ26号」との並び。

10時34分、上りの特急「ちちぶ26号」が芦ヶ久保駅2番ホームを通過。新旧特急車両の並びを撮影する。そして、更に・・・

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ラビューの回送列車との並び。

「ちちぶ26号」通過から僅か2分後。ラビューの上り回送列車がやって来た。時刻からして、「ちちぶ65号」の折り返しだろうか。

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4000系飯能行きとの並び。

10時43分、4000系による飯能行きが到着。春の行楽シーズンのため、8両編成に増結されていた。私は、芦ヶ久保駅到着時、折り返し乗車に備え、一度出場し再入場しているため、撮影後、すぐに4000系の飯能行きに乗車。飯能、所沢方面へと向かった。

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西所沢駅に進入する263F+48154F。

速報ブログ
でもお伝えした通り、この日は、2025年度初の増備車である48154Fが、甲種輸送により小手指に到着。芦ヶ久保から戻った後、263Fに牽引された48154Fを、西所沢駅でお出迎えしました。

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