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西武多摩川線 101系241Fと249Fの甲種輸送を撮影する

6月14日から17日にかけての撮影記です。

約3ヶ月に一度の割合で実施されている、西武多摩川線の車両交換に伴う甲種輸送。2025年2回目の甲種輸送が、6月14日から15日にかけて実施された。今回の甲種輸送では、多摩川線からはツートンカラーの249Fが戻ることとなり、 逆に本線側からは、伊豆箱根鉄道カラーの241Fが送り込まれることになっていた。多摩川線から戻って来る249Fは、2023年12月16日から17日にかけて実施された甲種輸送で多摩川線入りして、およそ1年半ぶりの帰還。そして、多摩川線に向かう241Fは、3月1日から2日にかけて実施された甲種輸送で多摩川線から戻って来た。検査期限が2025年3月と言う事で、3月14日から4月7日まで武蔵丘検修場に入場。万全の体制で、3か月ぶりに多摩川線へ向かうことになる。

6月14日、まずは多摩川線に向かう241Fの甲種輸送を撮影する。241Fは、前日の池袋線上り終電後に、263Fに牽引され、所沢駅へ移動。ここで朝を迎えていた。いつものように、新秋津へ向かう甲種輸送の撮影を行うが、所沢陸橋は人が多く集まっているだろうと予想。今回は、最初から陸橋ではなく、陸橋から更に5分ほど歩いた、ちょうど所沢と秋津のほぼ中間地点となる撮影地へ向かった。久々に訪れたこの場所、この日は誰もいなかった。

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263Fに牽引され、新秋津へ向かう241F。

11時53分、263Fに牽引された241Fがゆっくり近づいてきた。まずは編成写真を撮影して・・・

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263Fと241Fの連結面。

牽引車の263Fと多摩川線へ向かう241Fとの連結面を撮影。更に・・・

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後追い。

後追いで241F側からも編成写真を撮影してみた。

なお、この日は、上石神井車両基地で開催された「ありがとう旧2000系撮影会」で展示された2417Fと2419Fの返却回送の撮影を優先したため、甲種輸送の撮影は、この連絡線だけで終了。撮影後は、速やかに所沢駅へ向かった。

さて、皆様も既にご存知かと思いますが、6月9日、西武池袋線とJR武蔵野線が2028年度をめどに直通運転を目指しているとの報道がありました。直通運転には、今回、多摩川線へ向かう241Fも通過した、所沢駅と新秋津駅を結ぶ連絡線を活用するもので、どうやら観光列車などの臨時列車を直通させる方向で調整を進めているとのこと。もしかしたら、この連絡線をラビューが走り、新秋津駅構内で方向を変えて、武蔵野線や京葉線まで、或いは、そのまま武蔵野線を南下して横浜方面へ向かう。なんて事が数年先には起きるかもしれません。この件につきましては、動きがあり次第、弊ブログでもお伝えしていきたいと思っています。

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西武8000系8103F 拝島線でも営業運転

5月31日より、国分寺線での営業運転を開始した、西武鉄道のサステナ車両8000系。

運用開始から2週間が経過した6月14日、8000系が拝島線の小平~玉川上水間の折り返し運用に入った。花小金井駅で2417F+2419Fの回送列車を撮影した後、小平駅へ。

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小平駅に接近する8103F。

15時09分、8103Fの小平行きが、小平駅に近付いてきた。まずは、新宿線の下り線と交差する前の地点で撮影。そして・・・

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小平駅3番ホームに入線する8103F。

新宿線下り線と交差し、3番ホームに入線する8103Fを撮影してみた。

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上石神井車両基地 「ありがとう旧2000系撮影会」終了後の入替作業と返却回送を撮影する

長年、西武新宿線の顔として、通勤・通学輸送に君臨してきた旧2000系。置き換えが進み、今や2両編成の2417Fと2419Fを残すのみとなってしまった。

6月14日、旧2000系の2編成をメインとした有料撮影会、「ありがとう旧2000系撮影会」が、上石神井車両基地で開催された。撮影会には参加していないが、撮影会の主役である2417Fと2419Fの返却回送は撮っておきたい。撮影会の終了後、上石神井駅へ出向き、展示車両の入替を撮影することにした。

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上石神井駅下りホームより車両基地を眺めてみる。

13時00分、上石神井駅に到着した私。到着後、下りホームへ移動し、まずは、ホーム上から車両基地を撮影してみた。向かって右側、「拝島快速 西武新宿」を表示した2000系に、何やら動きがありそうな予感。すると・・・

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車両基地18番線から2543Fが動き出した。

13時16分、車両基地18番線の車両が、上石神井駅1番線へ向かってゆっくりと走り出した。この車両は菱形パンタグラフと幕式の行先表示を維持する2543F。4両編成の2000系は廃車が進んでおり、今や菱形パンタグラフで方向幕の車両は、この2543Fの他には2523Fしか残っていない筈。拝島快速の種別幕と合わせて、懐かしさを感じてしまう姿である。

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上石神井駅1番線から再び車両基地内へ。

そして、上石神井駅1番線で折り返し、車両基地の15番線へ移動。そこには、前面の貫通扉の窓が小さい2507Fが停車しており、2543Fは2507Fと連結。前面の貫通扉の窓が小さい車両も、今や2507Fと2051Fの2編成のみとなっており、2507F+2543Fと言う組み合わせは、どちらが先頭に立っても、撮影しておきたい組み合わせである。

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屋根が白くなった西武多摩川線の101系を撮影する

速報ブログで触れたように、西武多摩川線では、ツートンカラーの249Fを皮切りに、全編成の屋根を白く塗装。どうやら暑さ対策のためらしいが、X(旧twitter)の書き込みを見ると、4月中には、全編成の屋根の白塗装化が終了していた。

屋根が汚れないうちに、真っ白な状態を撮影しておこう。5月5日、ゴールデンウィーク4連休の3日目。この日は小金井公園でバーベキューに誘われていたのだが、小金井公園へ行く前に西武多摩川線へ出向き、屋根が白くなった101系を撮影した。撮影地として選んだのは、新小金井~多磨間、野川公園へ向かう坂の入口付近。ここなら俯瞰で撮れるため、屋根を強調して撮ることが出来る。

この日、運用に就いていたのは、ツートンカラーの249F、近江鉄道カラーの251F、赤電カラーの253Fの計3編成。赤電カラーの247Fはお休みだったが、同じ色の253Fが走っていたので、この時点で多摩川線に在籍している3色をすべて撮ることが可能だった。

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近江鉄道カラーの251F。

撮影地に到着して、最初にやって来たのは、近江鉄道カラーの251Fだった。屋根が4両とも真っ白で、とても眩しく感じられる。

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ツートンカラーの249F。

続いてやって来たのは、ツートンカラーの249F。ここまで撮影も順調に進んだ。あとは、赤電カラーの253Fを撮れば完了なのだが、この頃から雲が出始め、253Fの通過のタイミングで曇ってしまった。一応、撮影はしたものの、やはり順光で撮っておきたい。結局、36分後の是政行きまで、ここで待つこととした。そして・・・

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赤電カラーの253F。

粘った甲斐あって、36分後の是政行きは、順光で撮ることが出来た。

速報ブログでお伝えしたように、6月14日から15日にかけて、多摩川線の甲種輸送が実施されることになっており、多摩川線からは、一番最初に屋根が白くなった249Fが本線側へ戻ることとなった。X(旧Twitter)によると、249Fと入れ替わりに多摩川線へ向かうのは、伊豆箱根鉄道カラーの241Fとのこと。この編成は、まだ屋根を白く塗っていない。多摩川線入りした際には、営業運転前に、屋根の白塗装化を実施する事になるのだろうか。


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西武国分寺線で営業運転を開始した8000系8103Fを撮影する

西武鉄道のサステナ車両8000系。甲種輸送により西武鉄道入りしてから376日が経過した5月31日、ついに国分寺線での営業運転を開始した。

初日の5月31日は、初電から営業運転に就き終日運用。朝から雨が降る生憎の空模様、おまけに肌寒い1日であったが、記念乗車券を購入するついでに、初日の様子を見ることにした。まず最初に訪れたのは東村山駅。国分寺線が発着する2番ホームの車止め付近には、多くの鉄道ファンが待機していた。私は人込みを避け1番ホームから撮影することにした。

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東村山駅2番ホームに入線する8103F。

11時24分、国分寺からの東村山行きが東村山駅に到着。早朝から順調に動き続けていた8000系だが、10時50分頃、小川~東村山間、踏切安全確認の営業を受け、国分寺線で遅延が発生。一部列車が運休となった。その為、8000系も初日から運用変更が発生。とは言え、終日走ることに変わりない。

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折り返し国分寺行きとして出発を待つ8103F。

停車後、行先表示が国分寺に変更になってからも撮影。ここで、2番ホームの「東村山音頭」の発車メロディと合わせて動画で撮ることを思いつき、スマホのカメラを動画に切り替え、その瞬間を待つことにした。


東村山音頭の発車メロディで発車する8103F。

11時29分、2分遅れで東村山駅を発車。東村山音頭の発車メロディで走り去る8103F。まだまだ違和感を感じてしまう。

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西武多摩湖線 9000系9104Fにホーム監視用カメラ・監視モニター取付 営業運転に復帰

X(旧Twitter)やFacebookからの情報によると、3月12日に武蔵丘検修場に入場して以来、運用を離脱していた、9000系9104Fが、6月4日に武蔵丘検修場を出場しました。

通常の検査入場の倍以上の期間入場していた9104F。今回の入場では、車体にホーム監視用カメラが、運転席上に監視モニターが取り付けられた。ホーム監視用カメラは、JR東日本など、複数の鉄道会社のワンマン運転用車両に取り付けが進んでいるが、西武鉄道の営業用車両への取り付けは、同編成が初となる。

9104Fの入場により、多摩湖線は予備車なしの状態。4月末から5月にかけて、多摩湖線は車両運用の都合上、何度か2000系による代走が行われていたのは、弊ブログでもお伝えした通り。それだけに、9104Fの出場は、待ちに待った出場と言える。あとは、いつから運用復帰するか。そんな事を考えていたところ、本日、6月5日の夕方より、9104Fが運用に復帰。早速、帰宅時に、9104Fを撮影してみた。

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運用に復帰した9104F。

国分寺から乗車した列車の1本前が9104F充当と言う事で、とりあえず、後続の列車で萩山駅へ移動。多摩湖から折り返してきた9104Fを撮影してみた。

撮影後、急いで3番ホームへ移動。停車中の9104Fに乗り込み、国分寺まで1往復することにした。まずは、モーター音を確認する。X(旧twitter)には、他の編成とモーター音が若干違うような投稿も有ったが、私自身は、違いを感じることが出来なかった。その後、最後部車両まで移動。注目の運転席周りを観察してみる。

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車内から9004号車の乗務員室内をチェック。

まずは、運転席付近を広角気味に撮影してみる。従来なかった機器が加わっているのが解る。

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運転席上部に設けられた監視モニターが目立つ。

狭い運転席付近。今回の入場で加わった機器が多数あるが、やはり、乗務員室内で一番目立つのは、運転席上部の監視モニター。

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扉の開閉スイッチも運転席に設けられた。

そして、運転席には扉の開閉スイッチも設置された。これまで、運転士は、駅到着時に立ち上がってドア操作をしていたが、今後は、運転席上部に設置されたモニターに表示される、ホーム監視カメラからの映像を見ながらドアの開閉が可能となる。

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車体側面に設置されたホーム監視用カメラ。

国分寺到着後、車体側面に設置されたホーム監視用カメラなどを改めて撮影。現時点では、ホーム監視用カメラも、運転台に設置されたドアスイッチも使用していないが、東急電鉄から譲渡されるサステナ車両も含め、カメラ設置編成がある程度増えた時点で、ホーム監視用カメラの使用を開始することになるものと思われる。

軽く撮影を済ませてから、停車中の9104Fに乗車。自宅最寄り駅である八坂に向かった。

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西武8000系・小田急8000形乗り比べツアー列車を撮影する その2

5月25日の撮影記です。

西武鉄道のサステナ車両、8000系のデビューを記念して、西武鉄道8000系と小田急電鉄8000形を乗り比べるツアー。2日目は、西武トラベル主催で、新所沢駅からのスタートとなる。前日に引き続き、撮影に出掛けた。

ツアーの出発駅である新所沢へ向かう際、偶然にも2507F+2051F充当の列車に乗り合わせた。折り返しを航空公園駅で撮影した後、新所沢駅へ向かうと、下りホームの本川越方には、既に多くの鉄道ファンが待機していた。2番ホームの発車案内器を見ると、8時32分発の本川越行きの下に「臨時」表示を発見。8000系のツアー列車は、間違いなく、2番ホームからの発車する。となると、ここから本川越方面へ向かうのは間違いない。渡り線を通過してくるシーンは、昨日撮っているし、これだけ人が多い中、無理して撮る必要もないか。そんな事を考えていたら、8時32分発の本川越行きが到着。車内からの前面展望がしやすい30000系だったので、新所沢駅で8000系の入線シーンは撮らずに乗車。南入曽車両基地から出庫してくる8103Fを、車内から撮影することにした。

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南入曽信号場で待機する8103F。(2613列車の車内から撮影)

8時34分、乗車中の2613列車が、南入曽信号場に差し掛かると、8103Fが停車していた。タイミングを見計らって、車内から停車中の8103Fを撮影してみた。

私は、そのまま2613列車に狭山市まで乗車。ここで8103Fのツアー列車を待つことにした。

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10000系の回送列車。

8時45分、踏切が鳴り出したので、8103Fのツアー列車かと思ってカメラを構えたら、10000系の回送列車だった。時間帯からして、本川越駅9時00分発の特急「小江戸66号」に充当するための送込み回送と思われる。

この時点で、狭山市駅で待機していたのは、私の他に1名と言う状況だった。しかし、8時51分に後続の本川越行きが到着すると一気に人が増えたので、ここへ先回りしていたのは正解だった。

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狭山市駅に入線する8103Fのツアー列車。

8時54分、8103Fによるツアー列車がやって来た。ツアー列車は、狭山市駅を通過するかと思いきや、なんと停車した。そこで、入線シーンを撮った後、ホーム上を移動。

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狭山市駅に停車中の8103F。

下りホーム停車中の様子を撮影しようと足を止めると、上りホームの良い位置に狭山市駅の駅名標を発見。8000系と狭山市駅の駅名標を絡めて撮影することが出来た。

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