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上石神井車両基地 「ありがとう旧2000系撮影会」終了後の入替作業と返却回送を撮影する

長年、西武新宿線の顔として、通勤・通学輸送に君臨してきた旧2000系。置き換えが進み、今や2両編成の2417Fと2419Fを残すのみとなってしまった。

6月14日、旧2000系の2編成をメインとした有料撮影会、「ありがとう旧2000系撮影会」が、上石神井車両基地で開催された。撮影会には参加していないが、撮影会の主役である2417Fと2419Fの返却回送は撮っておきたい。撮影会の終了後、上石神井駅へ出向き、展示車両の入替を撮影することにした。

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上石神井駅下りホームより車両基地を眺めてみる。

13時00分、上石神井駅に到着した私。到着後、下りホームへ移動し、まずは、ホーム上から車両基地を撮影してみた。向かって右側、「拝島快速 西武新宿」を表示した2000系に、何やら動きがありそうな予感。すると・・・

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車両基地18番線から2543Fが動き出した。

13時16分、車両基地18番線の車両が、上石神井駅1番線へ向かってゆっくりと走り出した。この車両は菱形パンタグラフと幕式の行先表示を維持する2543F。4両編成の2000系は廃車が進んでおり、今や菱形パンタグラフで方向幕の車両は、この2543Fの他には2523Fしか残っていない筈。拝島快速の種別幕と合わせて、懐かしさを感じてしまう姿である。

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上石神井駅1番線から再び車両基地内へ。

そして、上石神井駅1番線で折り返し、車両基地の15番線へ移動。そこには、前面の貫通扉の窓が小さい2507Fが停車しており、2543Fは2507Fと連結。前面の貫通扉の窓が小さい車両も、今や2507Fと2051Fの2編成のみとなっており、2507F+2543Fと言う組み合わせは、どちらが先頭に立っても、撮影しておきたい組み合わせである。

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車両基地14番線から出てきた2465F。

13時32分、今度は車両基地14番線から2465Fが上石神井駅1番線へ向かった。

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「各停 萩山」幕の2465F。

2465Fは、ご覧のように「各停 萩山」を表示。2461Fから2465Fまでの3編成は、行先表示が方向幕のままでシャッター速度を気にせず撮れるのは有り難い。まだ、多摩湖線の国分寺~萩山間で351系が活躍していた頃、2両編成の2000系が入線しないかな?なんて考えていたこともあり、入替運転とは言え、2両編成の2000系が「各停 萩山」を表示して走る姿を見ると、多摩湖線をイメージしてしまう。

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2465Fは上石神井駅1番線から車両基地の1番線へ。

「各停 萩山」表示の2465Fは、上石神井車両基地の1番線へ向かっていった。この場所は、休日ダイヤの2両編成の2000系の定位置。と言う事は、これで入替は終了。あとは、撮影会の主役であった2417F+2419Fが出て来るのを待つだけと言う事になる。

2417F+2419Fの返却回送をどこで撮るか。雨も降って来たので、出来れば駅構内、屋根のあるところで撮影したい。被りも回避できる場所として思いついたのが花小金井駅。早めに移動して、2417F+2419Fの回送を待つことにした。

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花小金井駅を通過する2417F+2419Fの回送列車。

14時57分、2417F+2419Fの回送列車がやって来た。よく見ると、先頭のクハ2420に便乗している乗務員さんが、花小金井駅で待機していた鉄道ファンに向けて手を振っているのが解る。立ち位置の都合上、後撃ちはしなかったが、最後尾、クモハ2417の乗務員室内には、花束が置かれていたのを確認。X(Twitter)の投稿を見ると、上石神井駅停車中には、クモハ2417の乗務員室内に「惜別」札も掲出されていたそうで、もう運用に就くことは無いのかもしれない。

2417Fと2419Fの自力走行の撮影は、これが最後となってしまうのだろうか・・・

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